「ワイン > 赤ワイン」の商品をご紹介します。
≪ワイナリー敷地内の自社畑から≫ ●[AG97点/RP96点/JD95点]リトライ ピノ ノワール "ピヴォット ヴィンヤード" ソノマ コースト [2021] (正規品) Littorai Pinot Noir Pivot [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[前作は] ワイナート99点 ◎リトライが、またやりました! ワイナート99号(2020年夏号)は、表紙・巻頭特集の双方をカリフォルニア・ワインが飾るという、同誌としては異例の出来事となりました。確か同誌の第1号はカリフォルニアの特集だったかと思いますが、それ以来でしょうか?(違ったらごめんなさい) 内容は「流行の生産者」というよりも「名門の今」を丁寧に紐解く内容で、これだけでも大変なボリュームでしたが、単なるワイナリー紹介には留まっておりません。 カリピノの変遷、歴史、数値を交えたデータなどを含め、カリピノがカリピノたる所以が分かりやすくかつドラマチックに解説されており、非常に読み応えのある、まさに保存版となる一冊でした。 後半では"全56本"のカリ・ピノが試飲され、テイスティング・コメントとともにスコアリングされていました。単なる56本ではありません。ジャンセン、ピゾーニ、ロキオリ、ハーシュ、DLCといった精鋭や一級品ばかりの56本です。 その中から、特集内最高評価となる【99点】を獲得した唯一のピノ、それが『リトライ・ピヴォット』の’17年でした。 掲載後は、日本中から在庫が一瞬にして消えちゃいましたっけ…。 ★そんなピヴォットがまたやりました!カリフォルニア黄金の年、’21年にて、米三大誌全てにおいて、同銘柄歴代最高スコアを受賞。【AG97点/RP96点/JD95点】のフル大台突破を達成致しました! 特にヴィノスでの97点とは、2024年1月に発刊されたばかりの「ソノマ特集」に掲載された、全358本中の【第8位】。 しかもこの上にある7本は、その全てが日本未輸入品か、二万円以上のいずれか。日本で手に入る1万円台のピノとしては今作が唯一、堂々No.1。やはり’21年は、祝福されたヴィンテージです。 ▼リトライ (Littorai) オーナーのテッド・レモンは、1981年にフランスはディジョン大学で醸造学部を卒業したアメリカ人醸造家。翌年一端アメリカに戻って『カレラ』で働くも、1982年に再びフランスに渡り、着実に経験を積み始めます。彼が修行を積んだのは、モレサンドゥニの巨匠『デュジャック』をはじめ、ご存知ロマネ・コンティの共同経営者『ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ』、さらにミュジニーの偉大なる『ジョルジュ・ルーミエ』など息を呑む名家の数々。 そしてムルソーの『ギィ・ルーロ』(Guy Roulot)ではヴィニュロンに就任。著名なブルゴーニュの造り手が、畑での栽培管理から醸造まで一貫してアメリカ人に任せたのはこれが「初」とされています。 アメリカに戻った彼を待っていたのは、ブルゴーニュでの活躍を耳にした(今度は)ボルドー・サイドからのオファーでした。『ラ・ミッション・オー・ブリオン』の当時の所有者であったウォルトナー家による米国進出版、『シャトー・ウォルトナー』の設立に参画し、初代ワインメーカーを引き受けます(1992年まで)。 その後、『クロ・ペガス』、『フランシスカン』、『アーチェリー・サミット』、『グリーン&レッド』など、ノースコーストのトップワイナリにて数々の実績を積むと、いよいよ1992年より自らのレーベル始動のための準備期間に入ります。 ブルゴーニュでの経験が育んだ理論は、「傑出したピノとシャルドネは海岸線沿いで生まれる」というもの。その信念に従って自らの理想郷とした場所は、ソノマ及びメンドシーノの沿岸寄りでした。 1993年、条件を備えたコースト・エリアに畑を購入。奥様ハイジ女史と共に満を持して『リトライ』と名づけた自身のレーベルをスタートさせました(Littoraiとはラテン語で海岸を意味するLitorの複数形の派生語)。 凝縮に走らないそのスタイルは、濃厚なピノが大勢を占めた時代にはさほど注目されませんでした。しかしIPOBの発足とそこへの選出などを経て時代が追いついた現在、リトライはカリフォルニアで最もエレガントなピノを操る敬虔なビオディナミの実践者として一目置かれる存在となっています。ジョン・ボネ著、新世代のカリフォルニアの造り手ばかりを取り上げた「The New California Wine」で表紙を飾ったのもテッド・レモンでした。 こちらでのご案内は、単一畑『ピヴォット』。国内最新の’21年となります。 ◎ピヴォット・ヴィンヤード(Pivot Vineyard) 数多くの名園からピノを駆るテッド・レモンですが、『ピヴォット』はリトライの敷地内にある自社畑。つまりこれこそがリトライのエステート・ピノ!ワイナリーの敷地内にあり、面積はわずかに3エーカー。 冷たい海から11km、セバストポールとフリーストーンの間の斜面にあり(画像の傾斜をご確認下さい)、6つの異なるクローンをバイオダイナミクスの手法で育てています。 植樹は2004年。他の畑に比べ、より黒いベリーのニュアンスが強く、ストラクチャが感じられ、それでいてエレガントとされています。 アドヴォケイト誌では’09年から登場していますが、最「低」評価が92点。これを下回ったことがありません。 また上述したように、ワイナートでの99点は、全56本中の特集【単独一位】。ジャンセン(97点)、ピゾーニ(95点)、DLC(97点)、ロキオリ(96点)らをも凌ぐものでした。 ◎Wine Advocate (2023.6)より 【RP96点】 「Pale ruby, the 2021 Pinot Noir The Pivot Vineyard is bursting with scents of pomegranate, rhubarb and raspberry and accents of orange, forest floor, conifer and tar. The medium-bodied palate is chalky and seamlessly energetic with layer after layer of nuanced fruit and a very long, detailed finish. All that juiciness and spice really compels you to take another sip!」(Erin Brooks) リトライにおけるテッド・レモンの哲学は、どの作品においても「ワイン・グローイング」。 ジャック・セイス、オベール・ド・ヴィレーヌ、ジャン・マリー・ルーミエといった重鎮から学んだ純粋な伝統的手法です。 極力人の手を加えず、手間隙かかっても自然に近い状態で行う葡萄へのコンタクト。低く抑えた収量と緻密な畑と葡萄の選択。ワインは「造る」のではなく「育む」ものと考える繊細でそして優しいワイン造り。 ラインナップの殆どが箱数で年産三桁台なのは、付加価値の後付けなどではなく、拘りと信念の交錯が生んだ結果に過ぎません。 全ての作品は、フォー・ディナー、フォー・グレート・キュイジーヌ…評論家の点数やコンペの結果を目的としない、料理と共に生きるためのワイン。「高アルコール度数」や「爆発的な完(過)熟」、「ドラマチックな濃度」とは背を向けたスタイルです。 こうした食事とのマリアージュを生命線とした仕立てが、フレンチ・ランドリーを始め飲食業界からの圧倒的支持を受ける支柱となり、また同時に時代が追いついた現在では、メディアので掲載も後を絶たず、同時に一般市場からの引き合いも増し、結果として品薄状態を引き起こしているのです。 41%全房使用。発酵はステンレス・タンク、熟成は新樽比率を25%にとどめたフレンチ・オークで16ヶ月。ガローニ曰く「リトライで最もエレガントで、薫り高きピノ」。端麗系カリ・ピノの最高峰です。 ●年産はわずか552ケース。 ■ヴィノス97ポイント(同銘柄歴代1位) ■パーカー監修アドヴォケイト誌96ポイント(同銘柄歴代1位) ■ジェブ・ダナック95ポイント(同銘柄歴代1位)
19690 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●J(ジェイ) ピノ ノワール ルシアン リバー ヴァレー (正規品) J Vineyards & Winery Pinot Noir [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
9900 円 (税込 / 送料別)
18590 円 (税込 / 送料別)
≪ターリー、ベッドロックらが見初めた畑でニュージェネ、躍動!≫ ●[AG98点]アルノー ロバーツ カベルネ ソーヴィニヨン "モンテシッロ ヴィンヤード" ソノマ ヴァレー [2019] (正規品) Arnot-Roberts Cabernet Sauvignon Montecillo [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[ソノマ] No.1カベルネ ◎ジン帝王が惚れた畑、悲運の栽培家、Kenwood創設者、Mモンダヴィの孫、コングスガードの弟子…様々な人と歴史が交差する一本。 近年、『ターリー』『ベッドロック』『ターリー』そして当『アルノー・ロバーツ』といった造り手たちが、揃いも揃って同じタイミングで単一畑のカベルネを手掛け始めました。 いずれも米国を代表するジン、シラー、ピノ、シャルドネ等の使い手ですので、「え?ここがカベルネを?」と驚かれたかもしれません。 これだけも十分なサプライズですが、加えてなんと、果実調達先の畑が"すべて同じ"というのですから、これはちょっと只事ではありません。 代表作をカベルネ・ソーヴィニヨンとしない、何れもレジェンド格のワイナリーたちが、たった一つのカベルネ畑に魅せられた…そんなことがありうるのでしょうか? しかし、実在するのです…ターリーが「神秘的」(mystical)と、ベッドロックが「宝物」(treasure)と、アルノー・ロバーツが「世界で最も壮観」(spectacular)と、デュモルが「魔法の畑」(magical vineyard)と呼び、そして評論家A・ガローニもが「カベルネ最上の地」(top Cabernet Sauvignon site)とまで評する畑が。 ▼それが、モンテシッロ・ヴィンヤード(Montecillo Vineyard) サンフランシスコ・クロニクル誌より「知られざるヒーロー」「最も不運なグロウワー」と呼ばれる栽培家が存在します。 それがチュイ・オーダツ(Chuy Ordaz)その人。70歳を超え、自ら「そろそろ引退する時が来た」と語りますが、お世辞にも彼の名は広く世に知られている…とは言い難いでしょう。 チュイ・オーダツは全米No.1スパークリング・メーカーに複数輝いた『コーベル』からキャリアをスタートさせ、そして一時代を築いたソノマのパイオニア、『ケンウッド』の全畑を統括する栽培責任者にまで昇格。当時の隆盛を支えた辣腕ヴィンヤード・マネージャーです。 現在彼に畑を任せるクライアントには、デュモル、フェイラ、ターリー、ベッドロック、リオコ、スコリウム、ネイヤーズといった超大物らが揃います。 彼はソノマ最古の畑をいくつも手掛けながら、取り沙汰されるのは畑名のみ。チュイ・オーダツの名が陽の目を浴びることは殆どありませんでした。フェイラが「チュイ・ヴィンヤード」と名づけたワインを造り始めたのは、それを憂いてのことだとも言います。 ところで、そんなチュイ・オーダツが在籍したケンウッドは90年代に売却されるわけですが、ケンウッドの創設者であるマイクとカーリンのリー夫妻が、ケンウッド売却後に最初に購入した畑が『モンテシッロ』(右画像)でした。 ここはチュイ・オーダツが1964年の開墾当時から現在まで監修し続けている、ムーン・マウンテンにある畑。その樹齢は50年を超え、"ソノマ・ヴァレー最古のカベルネ畑"と呼ばれています。マイク・リーが亡くなった現在も、カーリン・リーが所有しています。 近年、その最大の購入先だったクライアントの契約が終了したようで、その後を巡って様々な生産者がこぞって買い付けに訪れ、極上のモンテシッロ産カベルネが続々誕生しているのです。中でも最高峰の一つが、アルノー・ロバーツからのそれ。 ▼アルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts) 2007年、ネイサン・ロバーツ(Nathan Roberts)とダンカン・アルノー・メイヤーズ(Duncan Arnot Meyers)の才気溢れる二人の若者により設立されたニューウェイヴ、『アルノー・ロバーツ』。 ネイサンの祖母は、かのモンダヴィ翁の伴侶、マルグリット・モンダヴィ。アルノー・ロバーツのラベルも彼女のサポートにより生まれたデザインです。母アニー・ロバーツはモンダヴィ・ワイナリーで25年間エクゼクティブ・シェフを務めた人物で、父キース・ロバーツはマスター・クラスの樽職人。ネイサンも大学卒業後に父の元で修行を積み、現在新樽に関してはアルノー・ロバーツで使用される全てがネイサンがビルドしたもの。 一方ダンカンは大学卒業後に『ケイマス』や『グロス』のセラーで働き、後に『コングスガード』にインターンとして参加。更に『パックス』ではアシスタント・ワインメーカーも務めました。 2001年より二人の構想はスタートし、2007年にアルノー・ロバーツのレーベルを設立。かつて在籍していたパックスのパックス・マールとジョー・ドネランが意見の食い違いから袂を分かつこととなり、パックス・マールが新たに『ウィンド・ギャップ』を設立するにあたり、両者は元リンゴ加工工場だった建物を共同で購入し、ここを醸造施設に改築。両レーベルで設備をシェアしてワイン造りを行っています。 きらびやかなワイナリーを建て、訪問者を迎え入れる…そんな選択肢もありましたが、彼らは古い建物で醸造、樽作成、営業と全てを二人でこなし、自分達のプロジェクトに脇目も振らずに没頭することを選びました。 現在モンテシッロ産カベルネは、他ソノマ・カベルネとは一線を画す評価を受けています。詳細情報は『デュモル・モンテシッロ』の頁にて。 中でもヴィノスがモンテシッロ産No.1と…いえ、ソノマ全体としても【年間1位】としたモンテシッロ産カベルネこそが、アルノー・ロバーツからのそれ。 同格品をナパで探せば、百点組のコルギンにマヤ、今や$450にまでなっているフトー、日本では10万円も超えたカプサンディのロベルタス・リザーヴ、そしてハーラン・エステートのバレル・テイスティングでは、アッパー・スコアでようやく同点。 ガローニが「エリート・カベルネの中では極端に安い」と言うのも納得です。 ◎Vinous (2022.1)より 【AG98点】 「The 2019 Cabernet Sauvignon Montecillo Vineyard is a headspinning wine. Rich, dense and explosive, the 2019 captures all the pedigree of this great site. Readers will find a towering, statuesque Cabernet of the highest level. Graphite, leather, dried herbs, menthol and licorice play off a core of intense, dark fruit. Potent, muscular tannins need time to soften, but, wow, what a wine. Best of all, the Montecillo is one of the most insane values readers will find in elite California Cabernet Sauvignon. I would be thrilled to own it.」 ガローニ曰く、「目眩のする爆発的ワイン」。ブラックベリー、セージ、スモーク、ハーブ、花、大地といった様々な香りがモンテシッロの特徴の一つ。 ダークで、パワフルで、極めて筋肉質。柔らかくなるまで時間はかかりますが、待つだけの価値あるカベルネです。 ●モンテシッロ産カベルネ達は(造り手を問わず)、希少性、トレンド、クオリティ…と、ソノマで今最もアツい銘柄です。 ■ヴィノス(VINOUS)98ポイント(ソノマ・カベルネ年間1位)
20625 円 (税込 / 送料別)
≪現定価17,000円→新定価21,800円→現特価15,900円≫(税別) ●[JD98点/RP96点]デュモル ピノ ノワール "ダットン ジェントフト ライアン" ルシアン リバー ヴァレー [2018] (正規品) DuMOL Pinot Noir Dutton Jentoft Ryan [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[完全刷新] 鮮烈発進 ◎弩級最新作、完成。 (リニューアル後の)初ヴィンテージ、前作’17年にて、いきなり当時のデュモル史上歴代最高評価、【AG97点】を受賞。 ガローニをして「完全にノックアウトされた」(total knock-out)と言わしめ、デュモル・ファンの度肝を抜いた『ダットン・ジェントフト・ライアン』。 本来どのワインに対してもフラットな立場であるべき醸造家のアンディ・スミスまでもが、「全畑の中でも潜在性No.1」と公言(詳細後述)する驚くべき新作でしたが、この度2作目となる’18年が到着致しました。 今年は今年でダナックから「間違いなく私が味わったアンディ・スミスの最高の品。’18年ヴィンテージのトップに立つ魔法のワイン。世界クラスのピノ・ノワール。」と絶賛され、同銘柄歴代一位の【JD98点】を受賞しています。 ※『ハイド・シャルドネ』の頁でも書きましたが、デュモルでは従来のキュヴェ名を廃止し、畑名を直接ラベルに刻むようになりました。ところが例外として、畑名を前面に刻みながらも、ピノでは『ファン』と『ライアン』のみが継続されています。 アイダン、オーエン、コナーは廃止となったのに…。ライアンとファンの二つは"別格"とでもいうのでしょうか? ▼デュモル(DuMOL Wines) ソノマ界隈で一世を風靡したファンタジスタ…といえば、デュモルの名が筆頭に挙げられます。ケリー・J・マーフィーとマイケル・ヴァーランダーにより、ソノマは最上の銘醸地ルシアンリバー・ヴァレーのテロワールを最大限に表現すべく誕生したこのジョイント・ベンチャーは、設立から十年と経たずしてパーカー最高評価【☆☆☆☆☆】生産者に格付けされました。この最高格付けをピノとシャルドネの双方で獲得する、所謂「ダブル五ツ星」は、デュモルを含め全米にわずか9社しか存在しません(キスラー、マーカッサン、オベール、ブリュワー・クリフトン、ロキオリ、セリエム、ウォルター・ハンゼル、タリー)。しかし、デュモルにおいては更にシラー(ローヌ系品種)でもこれを獲得しており、この三品種全てにおいて最高格付け認定を受ける「トリプル五ツ星」は、全米広しといえども "デュモルが唯一" です。 この度のご案内は、ジェントフト・ライアンとなってからのセカンド・ヴィンテージとなる’18年。 ダナックから過去最高評価を受賞したと書きましたが、【RP96点】もまた、アドヴォケイト同銘柄歴代1位。リニューアル前のライアンを含めても…です(’12年とタイ)。 ◎ダットン・ジェントフト・ライアン(Dutton Jentoft Ryan) 醸造家のみならず、デュモルでは栽培家も務めるアンディ・スミス。現在デュモルが契約・管理する畑は、公示されているだけでも全22箇所にものぼります。 栽培家として、本来であれば自社が使用する畑に優劣などとても付けられないはず。 ところがアンディ・スミスは「ポテンシャルのみで言えば、ジェントフトは我々の全畑のポートフォリオの中でもトップだと思う」と大胆に公言。 上述の22の畑群の中には、デュモルが心血注いで完成させたデュモル・エステートを筆頭に、ハイド、チャールズ・ハインツ、ロレンゾらも含まれます。それらを差し置いてのNo.1発言には、ちょっと吃驚です。 そんなジェントフトはセバストポールの西、グリーン・ヴァレーとソノマ・コーストの間、南向き斜面にある畑です。所有はダットン家ですが、栽培管理はデュモルが自ら行い、自社畑からの選抜株を2007年に植樹。 沿岸気候の影響を受ける高標高にあり、土壌はゴールドリッジと砂壌土。砂岩の岩盤が地表近くまである非常に浅い土壌で、葡萄木は侵食性の高い砂岩を貫通し、深く根を伸ばします。 得られた果実は非常にフレッシュでありながらダークフルーツの凝縮感があり、開発当初からその素晴らしさを感じていたそうですが、木が成長し、樹齢を重ねるごとにその品質はめくるめく上昇。満を持して栽培十年目にてシングル昇格を果たしました。 因みに、元々ライアンは70年代にボーヌで広く栽培されていたピノの亜種、ピノドロワ種に含まれるポマール・クローンがモデルでしたが、ジェントフトではカレラ&スワンが採用されています。 ◎Jeb Dunnuck(2020.5)より 【JD98点】 「Moving to the Pinot Noirs, this is easily the finest lineup I've tasted from Andy Smith. These are magical wines that check in at the top of the vintage. The 2018 Pinot Noir Jentoft Vineyard Ryan comes from the Russian River Valley and was all destemmed and spent 15 months in 40% new French oak. This is classic Pinot Noir all the way with its ripe black raspberry, baking spices, forest floor, background oak, and earth. Rich, medium to full-bodied, and concentrated on the palate, it's seamless, flawlessly balanced, and has a great, great finish. It's a stunning example of world-class Pinot Noir to enjoy over the coming 10-15 years or so.」 RRVピノとしては規格外の深みと強さを持ち、凝縮感があってピノ・ノワールとしては非常にタニック。熟しを持ったダーク系ピノです(100%除梗)。 アドヴォケイトでも「信じられない(incredible)キュヴェだ。」と絶賛されていたライアンが’18年です。 手摘み収穫した果実を手作業で畑にて選別し、さらにワイナリーへ運び込んで再び選果。新樽比率45%のフレンチ・オークにて15ヶ月の樽熟成。年産は前作の755ケースから、≪660ケース≫にまで減ってしまっています。 因みに、まだ先の話となりますが、’20年のジェントフト・ライアンの輸入も決定済み。’20年の『クローエ』がそうであったように、ライアンの’20年も25周年記念ボトルとなります…が、扱いを悩んでいます。 というのも、価格改定で新定価が一挙21,800円にまで値上げされることが決定済みだから。’18年は、1万円台でお届け可能な、最後のライアンとなってしまうかもしれません。 ◎改変後、最速スピードでデュモル・ピノ最高傑作へ…衝撃の最新作、発進! ■ジェブ・ダナック98ポイント(同銘柄歴代1位) ■パーカー監修アドヴォケイト誌96ポイント(同銘柄歴代1位)
17600 円 (税込 / 送料別)
≪2022年度サックリングUS年間TOP100「そのもの」≫ ●[JS97点/WS95点/JD95点/TWI95点]フラワーズ ピノ ノワール "シー ヴュー リッジ" ソノマ コースト [2021] (正規品) [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][オーガニック/有機/ビオ][750ml]
[TOP100] 超・沿岸系ピノ 【※ 同銘柄歴代1位! ※】 フラワーズの旗艦ピノ、シー・ヴュー・リッジ(以下SVR)に最新’21年が到着しました。そしてこの’21年が、サックリングから97点を奪取し、見事US【年間TOP100】に選出! 更に他3つのメディアからトリプル【95点】を受賞する歴代最高傑作となりました!’21年のフラワーズ、歴史的当たり年となっています。 ◎フラワーズの新エステート…? 『キャンプ・ミーティング・リッジ』(以下CMR)と並ぶ、フラワーズ二つの看板自社畑の一方、『シー・ヴュー・リッジ』(以下SVR)。 以前はフラワーズの「新しい畑」とご説明していた時代もありましたが、植樹は1998年。 既に25年の時を重ね、現在ではCMRと並ぶ、「歴史ある二大エステート」と申し上げたほうがしっくり来るかもしれませんね。 CMRよりも標高が高く、海に近いCMRよりも更に海寄りにあり、フラワーズ自身では「超・沿岸系」と表現。そしてここから生まれる単一畑が当フラワーズ・SVRです。 ◎ワインとしてのSVR 嘗てフラワーズでは『フランシス・トンプソン』、『アンドリーン・ゲール・キュヴェ』、『グラン・ブーケ』など複数のキュヴェを展開していましたが、現在ではCMRとSVRの二本に絞られています。 (ここに良年限定で『ムーン・セレクト』が加わるというキュヴェ構成。) スパイシーさと、しっかりとしたタンニン、果実味が特徴のCMRに対し、SVRはかぐわしい芳香、ピュアなエレガンス、沿岸系のミネラル、ハーブとスパイスなどが持ち味となっています。 初リリースは’04年。新商品というわけでもなく、生産量も決して少なくないのに、日本への正規輸入は毎年箱数で一桁程度。本国での人気の高さを物語っています。 ◎畑としてのSVR 険しい海岸線、緑の谷、周囲の山々を遮るものなき景観として眺められる、標高1400~1800フィートに位置するSVR(CMRは1150~1350フィート)。 フォグ・ラインよりも上にあり、通常、畑をかぶさるようにして冷やす霧も、ここでは畑を下から冷やします。 極めて冷涼な気候でありながら、陽光を遮るものは無く、十分な日照と海洋性の影響が独自のピノを育みます。 プロパティは327エーカーと広大ですが、植樹面積は43エーカーのみ。僅かばかりのシャルドネ(2エーカー)とピノ・ムニエ(1.7エーカー)以外はすべてピノ・ノワール。海からの距離は、わずかに1.8マイル。 前回のご案内が’18年でしたので、ヴィンテージにして二年間は日本正規輸入なし(’20年は山火事の影響で生産なし)。ただ、三年ぶりとなるこの’21年が、歴史的当たり年となったのは幸運。 冒頭でも申し上げましたが、サックリング2022年度のUSA版年間TOP100にも見事選出されました。 ◎James Suckling(2022)より 【JS97点】 「What an amazing nose of grilled dried seaweed, oyster shell, dried strawberry and iron. Full to medium body with linear tannins that give it drive and length. Iron shavings. Tight at the end. Superb.」 手作業により収穫・選別後、上部開放型の槽で発酵。新樽比率25%のフレンチ・オークにて14ヵ月前後の熟成。 密度の高いCMRに比べ、より華麗で丸みを帯びた味わい。 ディジョン・クローンの比率が高いことから、ベリー系のハイトーンのフルーツ・アロマと、美しいミント、林床の土っぽさ、これらが調和の上で表現され、魅惑的なエレガンスが特徴です。 香りのよいアロマ、明るいクランベリー・フルーツ、程よいスパイス、ピュアさ伴うエレガンス、そしてミネラルとハーブを伴う長い余韻。 四誌からの95点超えとは過去例が無く、天候に恵まれた’21年の恩恵をめいいっぱい受けた、ギフト・ヴィンテージと言えましょう。 もし「そういえばSVRはご無沙汰だな…」と仰るのであれば、久しぶりに対峙するに絶好のヴィンテージです。 ●意識する必要は無いと思いますが、ソノマでもっとも偉大なオーガニック・ピノの一つでもあります。CMRと対を成す、Flowersツートップの一方。 ■ジェームス・サックリング97ポイント [ US年間TOP100/#54 ] ■ワインスペクテイター誌95ポイント(同銘柄歴代1位) ■ワインエンシュージアスト誌95ポイント ■ザ・ワイン・インディペンデント(リサ・ブラウン)95ポイント
16500 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ペイ ヴィンヤーズ ピノ ノワール ”エステート” ソノマ コースト (正規品) Peay Vineyards Pinot Noir Estate [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
16500 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ザンダー ソーレン ピノ ノワール "ユーキ ヴィンヤード" ソノマ コースト (正規品) Xander Soren Pinot Noir Yuki Vineyard [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
16500 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ザンダー ソーレン ピノ ノワール "オリヴェット レーン ヴィンヤード" ルシアン リバー ヴァレー (正規品) Xander Soren Pinot Noir Olivet Lane Vineyard [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
16500 円 (税込 / 送料別)
●ハンゼル(ハンツェル) ピノ ノワール ソノマ ヴァレー [2013] (正規品) Hanzell Pinot Noir [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■15年ぶりの日本正規再上陸! ◎長き時を経て…正規輸入再開。 ※こちらのワインはご注文後に仕入れを行う「受注発注品」です。当ページにてご注文頂けました場合でも、輸入元在庫が完売の際はお届けすることができません(欠品の際はメールにてご連絡させて頂きます)。ご了承の程宜しくお願いいたします。 途切れ途切れながらも日本への正規輸入があったソノマ・ヴァレーのシャルドネ・キング、『ハンゼル』 ですが、ピノの蔵出し品が出荷されるのは今世紀初。90年代が最後でしたので、実に15年ぶり近くの蔵出し復活となります。2014年からはIPOBメンバーにも選ばれ、ますますその地位と格を挙げています。ザクロ、チェリー、クランベリー等の赤果実の香りとバラ、ラヴェンダー、ビャクダン、インド系スパイスのニュアンスがあります。口に含むと赤果実の香りが増し、ブラッドオレンジやタバコの印象があります。滑らかなタンニンが長く複雑な余韻へと続きます。飲む1〜2時間前にデカンタージュすることをおすすめします。 >>造り手・ワイン詳細はこちらをご覧下さい
14960 円 (税込 / 送料別)
≪作品番号第一番≫ 公式デビュー・ヴィンテージ! ●ボアーズ ヴュー ピノ ノワール "B・D・R" ソノマ コースト [2019] (正規品/ボアズ ビュー) Boars' View Pinot Noir BDR [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][フォートロスシーヴュー][750ml]
[新規投入] 妹分誕生 ◎通常版→上位格上げ版のリリースという流れではなく…。 通常の流れとは逆に、「単一畑やキュヴェに特化していた造り手が、これまで造っていなかった、セカンド的な、リーズナブル版を新規投入する」…というケースが稀にあります。 ピノで言えば、ミウラの『モントレー版』、コブの『ソノマ・コースト版』、アストンの『ホワイト・ラベル』などがそれにあたります。 このあたりの造り手になると、「単なる格落ち版」などと侮れぬ内容が備わっていることも多く、モノによっては単一畑よりも早飲み可能で、現時点ではこちらのほうが美味しく感じるのでは?と思うことすらあります。 そして今回、「マーカッサンを多分に意識した」とされる(→詳細)「もう一つの猪」こと、トーマス・ブラウン手がけるシュレイダーのピノ部門、『ボアーズ・ヴュー』からもアプローチ版が発表され、今回その入手に成功しました。 それがこちらの『B・D・R』なる新作です。 マーカッサンを上から見下ろすかのように位置するその畑の歴史は、いま20年めに突入しました。 樹齢が高まり、クローンは独自の進化を続け、そして造り手側の畑への理解度も深く満たされた…その成長とポテンシャルを知った時、トーマス・ブラウンらはこのプロパティの素晴らしさをもっともっと知ってほしい、と感じるようになったそうです。 そこで間口を広げ、今回のシスター・ボトルの発表へと繋がりました…このような嬉しい価格を伴って。 ▼ボアーズ・ヴュー(Boars' View)フレッド・シュレイダーがこのプロジェクトを始動させた理由は、なんといっても大きな可能性を秘めた16haの畑を2007年に取得したことでした。冷たい海からの霧が届く遥か上に位置し、海岸から二つ目の丘陵の穏やかな斜面にあるこの畑は、海岸からの冷涼な風や空気が上がり、畑を包む一方、十分な日照量も確保出来るという完璧な環境を誇ります。夏の熱波ですら、この冷たい空気を突き抜けて葡萄畑にダメージを与えることはできません。 この立地条件がもたらすものは、非常に早い芽吹きから、長く一定した気温の元での生育期間の確保。十分に熟し、成熟した葡萄を収穫できることは最大の強みです。 また土壌の構成にも秀でます。ピノ・ノワールに最適と言われる細かい砂を含むゴールド・リッジ土壌に、小石が含まれて水捌けも非常に良く、更に一部の土壌には粘土質が混じり、少量のシャルドネも植えられています。ピノはクラッシック・クローンのカレラ、マウント・エデン、スワンを採用。シャルドネには>>ウェンテ・クローンが用いられます。 BDRは当’19年がファースト・ヴィンテージ。BDRとは畑に続く道、Bohan Dillon Roadの頭文字をとったものです。 ◎B・D・R どのようなワインでも、ファーストヴィンテージというものは力が入るもの。今回のような、既にあるレーベルからの新作は尚更です。 完全新作の場合、コケたら止めてしまえば良いわけですが、既存ブランドの派生品は、失敗してしまうと本家のイメージにも関わるからです。 今回、トーマス・ブラウンは次のように語っています。「デビュー・ヴィンテージのために、我々はspecific barrelsを選択した」と。 「BDRのために」、ではなく、「ファースト・ヴィンテージのために」…との記述が気になりました。初回だけの特別仕様感が、少し入っているのかなぁ…と。で、あるならば、この’19年は要チェックですね。 ◎Thomas Browneより 【Tasting Note】 「In the glass, this wine exhibits a nearly opaque purple-red hue. Waves of aromas suggest red licorice, pomegranate reduction, pennyroyal mint and lavender oil. The bold, dynamic palate suggests notes of macerated boysenberry, cedar shavings, black cherry, oolong tea and crushed river rock. The entry of this wine starts with a fruit-forward expression and develops more structure and tertiary notes mid-palate, finishing with a pretty, floral quality. This wine is easily enjoyable now with its abundance of fruit and great natural balance and acidity.」 混ぜものなしのピノ・ノワール100%、外部産果実は不使用。完全エステート・ヴィンヤード産。新樽比率50%のフランソワ・フレール、ゴティエ、ルモンドらで10ヶ月の熟成。 ボアーズ・ビューにしても、アストンにしても、力強く肉厚なタイプのピノですので、すぐに飲みたいファンとしては、よりチャーミングなこうしたアプローチ版の誕生は本当に嬉しいものです。 (※本家はこちら。[ →ファースト赤版 ] [ →ファースト白版 ]) 価格的に見ても、ファーストのほうはデビュー時からもう四万円前後という高額品でしたから、、、 ●1万円台でボアーズ・ヴューが飲めるのは、これが初ですね♪ ■記念すべきファースト・ヴィンテージ
15400 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ペイ ヴィンヤーズ ピノ ノワール ”サヴォイ” アンダーソン ヴァレー (正規品) Peay Vineyards Pinot Noir Savoy [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
15400 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ビーヴァン ピノ ノワール "ペタルマ ギャップ" ソノマ コースト (正規品) Bevan Pinot Noir Petarma Gap [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
14960 円 (税込 / 送料別)
≪トーマス・ブラン作…ピノ版シュレーダー≫ ●アストン ピノ ノワール "エステート(X ラベル)" ソノマ コースト [2018] (正規品) Aston Pinot Noir Estate X Label [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[シュレイダーに] ピノ!? ◎「元祖」ピノ版シュレイダー! ’10年に「シュレイダーのピノ・ヴァージョン!」として日本初上陸を迎えた『アストン』。 あの100点連発ナパ・カベ生産者がピノ造りに参入!?と当時大変な話題となり、弊社への限定数量も瞬く間に全量完売となりました。この度のご案内は、6度めの正規輸入となる最新ヴィンテージ、傑出の’18年です。 「元祖」と申し上げたのは、後発として新たに『ボアーズ・ヴュー』が加わったから。あちらの畑フォートロス・シーヴューにあるのに対し、アストンの畑は更に北、アナポリス界隈にあります。 デビュー当初は↑上記四人の共同プロジェクトとして始動したことをお伝えしましたが、現在では当初シークレットとされていたMr.BIGなる人物が、『ヴァイン・クリフ』のチャールズ・スウィニーであったことなども判明しています。 時は流れ、ウリセス・ヴァルデズが亡くなり、シュレイダーがコンステレーションの傘下となりました。 このタイミング(2017年)でアストンは単独ワイナリーとして独立。チャールズ・スウィニーとトーマス・ブラウンの両者による共同プロジェクトとなり、そして2021年、トーマス・ブランがチャールズ・スウィニーより全権を購入。 これにより、アストンは現在トーマス・ブラウンが単独オーナーとなり、名実ともにトーマス・ブラウンのピノとなっています。 ▼アストン・エステート(Aston Estate) シュレイダーの創業者、フレッド・シュレーダーは、今はなき『コルギン・シュレーダー・セラーズ』を当時の妻であったアン・コルギン(前妻)と立ち上げ、ワイン醸造に関しては思いつく限りの最強夫婦コンビであるヘレン・ターリーとジョン・ウェットローファー夫妻に任せました。 同社の成功、そしてアン・コルギンとの離別を経て、フレッドは自らの名前のみを冠したシュレーダー・セラーズを1998年に設立。トーマス・リヴァーズ・ブラウンとともに、「ニュー・ワールドでもっともホットなカベルネ・ブティック」の評価を手にしました。 そんなシュレーダー・セラーズの派生ブランドとして生まれた、ピノ・ノワールに特化したワイナリーがアストン・エステート。 もともとソノマ・コーストの中心部、アナポリスに近い場所に、>>ゴールドリッジ・ソイルの未開墾地を2001年に発見したのはトーマス・ブラウン。 直ぐにフレッド・シュレーダー、そしてチャールズ・スウィニー(ヴァイン・クリフ)の三名は協議を行い、「これぞすぐれた未開発の土地」との共通認識を持ちました。 当時米国最高峰の栽培家の一人とされた、ウリセス・ヴァルデスを招聘し、数か月のうちに土地は開墾され、ディジョン・クローン(115、667、777)が植樹されました。2021年、トーマス・ブラウンが全権を購入。現在は彼が単独オーナーとなっています。 彼らは新たに開墾した40エーカーほどのこの自社畑に、三つのクローンを選択。 北東ブロックにはClone115(複雑で大柄果実のキャラクター。エルギッシュなストラクチャー。多層のテクスチャー)を。 南東ブロックにはClone667(スパイシーでコクのある黒系果実のフレーバー。旨味を網羅した完璧なウエイト)を。 そして北西ブロックにはClone777(洗練されたアロマ、広く親しみやすい深みと凝縮感)を、それぞれ三つの区画ごとに分けて植樹しました。 ◎エステート・ピノ(Estate Pinot Noir) 2010年以前まではそれらを分けて醸造・瓶詰めし、各クローンの名称を冠したピノをそれぞれリリースしていましたが、以降は各クローンをブレンドした当『エステート・ピノ』一種のみへと変更。 ’18年からはセカンド格の『ホワイト・ラベル』が誕生し、現在は二種のみを手掛けるというストイックな姿勢にで究極のピノ造りを目指しています。 こちらの上位版にあたるエステートは、バレル・セレクションを経て厳選したトップ・キュヴェのみを使用。残りをホワイト・ラベルに回します。 カデュス、フランソワ・フレール、ルモンドの仏一級樽メーカーのからのフレンチ・オークを使用して10ヶ月の熟成(新樽率10%)。ヴィンテージにもよりますが、ほぼ全除梗とのこと。瓶熟を約三年経てからリリースされます。 ◎2018年 2018年は、全てのワインメーカーの夢が叶ったような素晴らしいヴィンテージ。こういったワインを造りたい…と醸造家が思う通りの栽培管理・収穫をすることが出来ました。 アストンでも十分に長い生育期間が取れ、完璧に完熟した葡萄を収穫でき、酸の保有も完璧で、トマースもが「醸造前から望む通りのワインが出来ると確信できた」と語る稀有なヴィンテージとなりました。 グラスに注がれたワインは赤紫の濃厚な色あいを示し、香りはブルーベリー、プラム、プルーンのような、一般的なピノ・ノワールの枠を遥か超えた濃い系。 味わいもピノ・ノワールとは思えぬほど濃厚で、奥行きと広がりがあり、口いっぱいにしなやかなタンニンが横にも縦にも広がっていく様は圧巻です。 ブラックベリー・ジャム、プラムなどの濃い黒系ベリーと、ベイキング・スパイスのナツメグ。たばこ、赤土を思わせる鉄っぽさ、ミント系ハーブ、トリュフのような個性的なニュアンスも。 クリーミーでシルクのように滑らかな口当たり、フル・ボディで濃厚な果実味は、ディジョン・クローンの特徴が最大限に発揮されていると同時に、有望な将来性を示しています。 セカンド格のホワイト・ラベルが誕生したことで、より上位のキュヴェのみを使用することが可能に。 ◎これにより更に深み、複雑性、強さ、密度、エネルギーのいずれもがアップグレードしたメガトン・ピノです。 ■48本完売! 12本追加いたしました。
14850 円 (税込 / 送料別)
●リトライ ピノ ノワール ソノマ コースト [2022] (正規品) littorai Pinot Noir [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■72本完売! 12本追加いたしました。 ◎価格で言えば、リトライの最もスタンダードなピノ…ですが… こちらの「ソノマ」がリトライの最も低価格なスタンダード品。にもかかわらず生産量は’09年で≪487ケース≫('10年~は未発表)のみ。 このボトム・ラインですら本国有名ショップの在庫に出てきません。 「軍資金があっても肝心の品物が無くて買えない。」という状況は、リトライの場合、単一畑のみならず、スタンダード品でも然り。 ’13年には、エレガント&低度数系ワインを好みとするサンフランシスコ・クロニクル誌にて、2014年度最高の100本…年間【TOP100】に選出(同誌のTOP100は順位付けがありません)。同特集のピノ・ノワール部門の表紙を飾ったのがテッド・レモンであり、トップを担ったワインがこの最もスタンダードなソノマ・ピノでした。 味わいは単一畑より果実味が控えめ。しかしながらスタンダードとはいえ熟成向きの中身の詰まったワイン。生き生きとした張りのある酸が広がり、様々な赤の果実を思わせるピノです。
14850 円 (税込 / 送料別)
≪レッド・カー進化版後継酒≫ ●[AG91点]アルマ フーリア ピノ ノワール "プルーラル" ソノマ コースト [2021] (正規品) Alma Fria Pinot Noir Plural [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[RED CAR] 進化版? ◎WSCの立役者でも。 先に2つのシングル…『キャンベル・ランチ』のシャルドネと、『ホルターマン』のピノ・ノワールをご紹介させて頂いた、進化版レッド・カーこと、『アルマ・フーリア』。 そしてこちらが、AVA版のエントリー・ライン、『プルーラル』です。 品質と有機栽培を追求するシングルに対し、こちらのアペラシオン・レベルではウエスト・ソノマ・コースト(以下WSC)らしさを表現し、ワイナリのみならず「このエリアの特徴を広く飲み手に知って貰おう」という目的を有します。 キャロル・ケンプはWSCの普及にも並々ならぬ情熱を持つお人。 WSCのAVA承認は2022年ですが、その設立を目的として立ち上げられた「WSCヴィントナーズ」が始動したのがその十年前の2011年。 現在、WSCヴィントナーズのメンバーは30ワイナリー近くになっていますが、立ち上げはわずか6名でスタートしました。そのうちの一人が、キャロル・ケンプです。 カリフォルニアといえば、陽気なワインを思い浮かべる方も多いと思います。 しかし、キャロル・ケンプはWSCに魅せられた理由を次のように語っています。 「(WSCのワインは)まるでカリフォルニアの暖かい太陽よりも、冷たい太平洋の海のようだ」と。 そして、そのようなワインこそが、カリフォルニアの可能性を広げるのだと。 ▼アルマ・フーリア (Alma Fria) ウエスト・ソノマ・コースト、人里離れた尾根の頂上に位置する『アルマ・フーリア』は、『レッド・カー』の創業者であるキャロル・ケンプ(Carroll Kemp/右下画像)と、その友人であるジャン・ホルターマンによる共同プロジェクトです。 キャロル・ケンプがレッド・カーを完全に去ったのは2018年でしたが、準備は2010年代初頭からスタート。2012年に畑を取得し、ワインを造り始めました。 数十人の従業員を抱えること、スケジュール管理をされること、商業的なプレッシャーを受けること…大きくなってしまったレッド・カーにて、それは確かに必要なことではありましたが、本来自らがマーク・エストリンとともに夢見たワイン造りとは異なる規模になってしまっていることも感じていました。 また同時に、有機栽培やバイオダイナミックを更に掘り下げたい、との新たな好奇心も芽生え始めたところでした。 そこでレッド・カーを離れ、何を気にすることもなく、自らが造りたいワインを、造りたいだけ、直に手掛けよう…と、小規模オーガニック・ワインに注力した、アルマ・フーリアを立ち上げたのです。 彼はアルマ・フーリアをこう述べています「これは自分へのご褒美なんです」と。 こちらでのご案内は、アルマ・フーリアのエントリー・ライン、マルチ・ヴィンヤードの『プルーラル』です。 ◎プルーラル(Plural) 「複数形」を意味するプルーラルは、アルマ・フーリアのスタンダード版。 WSCのキャラクターを美しく引き立てたワインであり、自社畑葡萄に加え、契約農家からの果実を使用することでお値段を抑えたもの。 とはいえ、この’21年にしても、過半数の53%が『ホルターマン・ヴィンヤード』からのエステート・フルーツ。実に贅沢な代物です。 ◎VINOUS (2023.1)より 【AG91点】 「The 2021 Pinot Noir Plural is bright, sculpted and full of energy. Crushed red berry fruit, spice, tobacco and cedar lend notable aromatic brilliance to this nuanced, beautifully translucent Pinot. It's a gorgeous appellation-level Pinot that showcases the style of the year so well.」 ウエスト・ソノマ・コーストの美しさと冷たさを表現するために、発酵、熟成ともステンレス・タンクを用い、木樽は使用しません。 雨に濡れた針葉樹の若葉の香り。度数も11.9%しかないという、実にピュアなピノ・ノワールです。 レッドラズベリー、ブラックチェリー、みかんの果皮が混じり合う豊かな風味。 シルキーな口あたりで、清涼感ある緻密な果実がしなやかに広がり、透明感ある余韻に包まれる…そんな、ウエスト・ソノマ・コーストらしいクラシックなピノをお楽しみ下さい。 ◎この流れで、『ペイ・WSC』をご覧頂きますと、よりWSCが深くご理解頂けるかと思います。合わせて、ぜひ。 ■ヴィノス91ポイント
8580 円 (税込 / 送料別)
≪レッド・カー進化版後継酒≫ ●[AG94点]アルマ フーリア ピノ ノワール "ホルターマン ヴィンヤード" ソノマ コースト [2021] (正規品) Alma Fria Pinot Noir Holtermann Vineyard [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][オーガニック/有機/ビオ][750ml]
[RED CAR] 進化版? ◎アップグレードを経て帰ってきたガレージ・スター! 2000年、マーク・エストリンとキャロル・ケンプの二人により、僅か50箱の極少規模でスタートした『レッド・カー』。 あまりにエモいエチケットと、そして圧倒的クオリティで、瞬く間にソノマ・カルトを代表するガレージ・スターとなり、ピノ・ファイルからは「エレガンスとフィネスの新たな高みを達成した」とまで称賛されました。 ただ、2005年にマーク・エストリンが他界。代名詞であった独創的ラベルは廃止。ワイナリーは売却。生産量は増えたものの、日本への輸入は停止…というのが現状だったりもします。 もしもそんなレッド・カーの、熱狂下にあった時代の影を、未だふとした瞬間に思い出す…そんなファンの皆様がおられたならば、一度チェック頂きたいワインが『アルマ・フーリア』。 今作は、レッド・カーを2018年に去った創業者の一人であるキャロル・ケンプが、新たなAVA、ウエスト・ソノマ・コーストで挑戦する新プロジェクト。 それも、嘗てのレッド・カーを彷彿とさせる、極小規模、高品質、そして叙情的ラベルを伴って…。 ▼アルマ・フーリア (Alma Fria) ウエスト・ソノマ・コースト、人里離れた尾根の頂上に位置する『アルマ・フーリア』は、『レッド・カー』の創業者であるキャロル・ケンプ(Carroll Kemp/右下画像)と、その友人であるジャン・ホルターマンによる共同プロジェクトです。 キャロル・ケンプがレッド・カーを完全に去ったのは2018年でしたが、準備は2010年代初頭からスタート。2012年に畑を取得し、ワインを造り始めました。 数十人の従業員を抱えること、スケジュール管理をされること、商業的なプレッシャーを受けること…大きくなってしまったレッド・カーにて、それは確かに必要なことではありましたが、本来自らがマーク・エストリンとともに夢見たワイン造りとは異なる規模になってしまっていることも感じていました。 また同時に、有機栽培やバイオダイナミックを更に掘り下げたい、との新たな好奇心も芽生え始めたところでした。 そこでレッド・カーを離れ、何を気にすることもなく、自らが造りたいワインを、造りたいだけ、直に手掛けよう…と、小規模オーガニック・ワインに注力した、アルマ・フーリアを立ち上げたのです。 彼はアルマ・フーリアをこう述べています「これは自分へのご褒美なんです」と。 キャロルは語ります。「アルマ・フリアの目的は、ワインの凝縮感を追求することではなく、テロワールの複雑さを明らかにすること。」 また、そのためには有機農法とバイオダイナミック農法が必須であることも。 そのような哲学のもと、複数ワインを手掛ける中で、こちらでご案内させて頂くのは、シングルヴィンヤード・クラスのピノ・ノワールです。 ◎ホルターマン・ヴィンヤード(Holtermann Vineyard) アナポリスのすぐ北に位置し、沿岸から8マイルほど内陸に位置する、原生林が生い茂る山の尾根に拓かれた2.56エーカーの畑、『ホルターマン・ヴィンヤード』。 この畑の発見こそが、アルマ・フーリア始動のきっかけとなりました。 取得は2012年でしたが、植樹は2002年。クローンは115、777、828、ポーマル5。 砂岩上をローム層が覆う土壌の上で、有機栽培が実践されてます。 所有者はキャロル・ケンプのパートナー、ジャン・ホルターマンですが、ただ、ジャンは既に本国コスタリカに帰っており、実質的にはキャロル・ケンプが管理しています。 ここからの果実を熟しきる前に早めに収穫。過渡に抽出を行わず、茎が含まれた状態で乾燥するまで自然発酵。その後、新樽比率10%のフレンチ・オークにて熟成。 ◎VINOUS (2023.1)より 【AG94点】 「The 2021 Pinot Noir Holtermann Vineyard is one of the most expressive and engaging Pinots I have tasted from Alma Fria. Intensely floral and spiced, the 2021 has real dimension to match its dynamic, vibrant personality. Crushed red/purplish berry fruit, blood orange, chalk, mint and white pepper all race through the 2021, a wine that offers tons of West Sonoma Coast energy, but with more fruit density than in the past. This is a superb showing.」 シャルドネ同様、ガローニも過去最高の出来と絶賛。従来ヴィンテージよりも、果実密度が更に増した、素晴らしい作品と述べています。 ブラッドオレンジやザクロの果実に、森の下草、ミント、リコリス、すみれのニュアンス。 清らかな明るい果実に、高い純度の酸味が調和した魅力的な味わい。 ウエスト・ソノマ・コーストが持つ「エネルギー」(濃さではない)を見事に表現したピノ・ノワールです。 生産量はわずかに≪150ケース≫。 キャロル・ケンプは「ゴールは、この最高のピノとシャルドネを3000ケース造ること。それが私の醸造家人生の残りの全てです。」と語っています。 半数がAVA版として、シングルを5種手がければひと銘柄は300箱程度。今後、生産量が増えたとして、それだけしか造られないピノ・ノワールです。 それは、今のレッド・カーのようにはならない、ということ。 ◎キャロル・ケンプが「大地と空をありのままに表現した、確かな生命力とオリジナリティを提供するワイン」と語る、アップグレード版レッド・カー、嘗てのファンの皆様も、ぜひお試し下さい。 ■ヴィノス94ポイント(同銘柄歴代No.1)
14520 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●[JD98点/DC95点/AG94点]ファイラ (フェイラ) ピノ ノワール "ハーシュ ヴィンヤード" ソノマ コースト [2021]/[2016] (正規品) Failla Pinot Noir Hirsch Vineyard [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
14520 円 (税込 / 送料別)
≪2014年度 Restaurant Poll Award 全米No.1≫ ●[JD94点]ジョーダン カベルネ ソーヴィニヨン アレキサンダー ヴァレー [2019] (正規品) Jordan Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■540本完売! 12本追加いたしました。 ■デキャンター誌94ポイント ◎飲食業界が選ぶ全米No.1カベルネ(四連覇)。 2014年版にて第25回を迎えたW&Sレストラン・ポール・アワードのカベルネ部門にて、実に14度目となる全米No.1受賞。米国の飲食業界が「食事との相性を持つ最高のカベルネ」に選んだのは、どんなナパの大物でもなく、ソノマのジョーダンでした。しかもこれにて2011年からの"四連覇"達成。 因みに、バイ・ザ・グラス部門では驚いたことに圏外。つまりジョーダンをオーダーする方は、グラスではなくほとんどの方がボトル単位でオーダーするわけで、これもまさに「信頼の証」と言えましょう。 ◎ジョーダンは2012年で40周年。 モンテリーナやクリフ・レイディ、トレフェセンにダン、シルバー・オークら大物カベルネが並ぶ正規インポーターH社の試飲会。 ここで、その最も素晴らしい「香り」に飲む前から圧倒されたカベルネが、スタッグスのカスク23と、そしてこのジョーダンでした。 飲めば果実の旨みは研ぎ澄まされて滑らかに、かつ繊細に…。ボーリングのボールのような、「穴の開いた球体」のイメージ。そこに食事という最高のパートナーがハマりこむことで、完成されたひとつの "旨みの玉" となって口を転がります。 ヒルサイド・ヴィンヤードからのカベルネに、同ヒルサイドのメルロー、プティ・ヴェルド、マルベックをブレンド。樽熟~瓶熟を合わせ、三年近い時を経てリリースされるため、この'19年が国内最新ヴィンテージ。大物ナパでも'21年が間もなく無くなりそう…というこの時期に。 構成はカベルネ80%にメルロー10%、プティ・ヴェルド8%、マルベック2%。因みにリリース・スケジュールが遅いので「樽熟が長い」と勘違いされるケースもありますが、そうではありません。新樽比率47%のフレンチ・オークにて樽熟期間は13ヶ月ほど。 ●避けては通れぬ往年の名酒です。 ■252本完売! 24本追加いたしました。
14520 円 (税込 / 送料別)
≪前代未聞…DWWA3年連続プラチナ!≫ ●[DWWA95点/DC94点]トレフェセン カベルネ ソーヴィニヨン "エステート" オーク ノール ディストリクト [2021] (正規品) Trefethen Cabernet Sauvignon Estate [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパヴァレー][750ml]
[英国] 三連覇! ◎前代未聞の快挙。 世界最大規模のワイン・コンペ、「英デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」にて、2020年~2022年まで三年連続で【プラチナ】を受賞した全米唯一のワイン、、、 それが『トレフェセン』のカベルネ。 2023年大会では、出品作が困難なヴィンテージとなった’20年だったため、残念ながら記録は三年で途切れてしまいます。 しかしこれを挟んで迎えた最新ヴィンテージとなる当’21年では、見事【95点/ゴールド】に返り咲き。 更に今年は本体のデキャンター・マガジンにも掲載され、こちらでは"直近20年の最高スコア"である【DC94点】を受賞しました。 エレンガンスには殊更に煩い英国マーケットもが羨む、米国産カベルネの貴婦人です。 ※ '18年よりラベル&ボトルデザインが新しくなりました。 ←画像1が只今お届け中の新版、画像2が旧デザインです。 ◎ヴァレーの貴婦人。 北半球の一般的な気候とは逆に、南へ行くほど気温は冷涼に、味は繊細になるというユニークな特色を持つナパ・ヴァレー。 そんなナパ最南端の小区画の一つがオーク・ノール・ディストリクト(以下OKD)。そしてOKDの代表的生産者がこのトレフェセンです。 ナパでカベルネを手掛ける造り手たちは、味わい、評価、様々な意味で「色気」を出したがるものですが、トレフェセンにはそれが見られません。 OKDの特徴を良くあらわしたトレフェッセンは、「Celeb」よりも「Lady」…ゴージャスなセレブではなく、美しき貴婦人を連想させます。 ’05年には倍額ナパも真っ青の【WE97点】を受賞。’12年にはANA国際線ファーストクラス機内採用。そして’17、’18年では二年連続デキャンター・ワールド・ワイン・アワード【97点/Best in Show】受賞。 インポーター作成資料の試飲欄には「スタンダード品とは思えないパフォーマンス」との記述がありますが、そうなのです…これがトレフェセンのベーシック・ライン。 この更に上に複数キュヴェが存在するのですから、恐るべし。 エレガント・スタイルと言われるトレフェセン。しかしそこにはきっちりと深みと重さとが存在します。しかしそのピュアさがそれを重量に感じさせません。 一方で繊細なワインには、飲み手と距離を置くような「素っ気なさ」を感じるボトルも少なくありませんが、トレフェセンに感じるそれはあくまで「奥ゆかしさ」。愛しくなる慎みと気品があります。 ◎Decanter World Wine Award(2024)より 【DWWA95点】 「A melange of blackberry and cherry flavours imbued with simmering menthol and aromatic anise to amplify. Expansive and generous with spicy oak tannins and a lengthy finish.」 ’21年はカベルネ88%、プティ・ヴェルド6%、マルベック6%、その全てがOKDから。新樽比率53%の木樽で18ヶ月の樽熟成。 熟していながらしなやかで優雅。しっかりした果実、タンニンと同じだけ酸味があり、豊かさに代表されるナパ・カベの特徴を備えつつも、ジューシーで、ナイーヴで、ソフト。 全体を美しく流れる涼しげな優雅さ、そして濃さの中にもしっとりした繊細さを感じさせる、まさにOKDを象徴する一本。同時に、「ナパ・カベ」というカテゴリーのワインが、同一スタイルではないことを物語る、最も説得力あるカベルネの一つです。 トレフェセンでは三世代にわたって同一自社畑『メイン・ランチ』を守り抜き、ここからの果実のみで当カベルネを造り続けています。 しかし50年以上経った今でも、この自社畑には学べば学ぶほど疑問が湧き、日々発見があるそうです。この弛まぬ探究心こそが、このカベルネを今なお進化させ続けている基盤となっているのでしょう。 ●シルバーオークやジョーダン、シミなど、たおやかなA級生産者によるソノマ・カベルネがお好きな方も、ぜひ一度♪ ■276本完売! 24本追加いたしました。 ■デキャンター・ワールド・ワイン・アワード95ポイント ■デキャンター誌94ポイント
13200 円 (税込 / 送料別)
≪コスタ・ブラウンのお膝元を買収。ファー・ニエンテのピノ部門≫ ●[WE93点]オンルート (byファー ニエンテ) ピノ ノワール "レ ポミエール" ルシアン リバー ヴァレー [2022] (正規品) EnRoute by Far Niente Pinot Noir Les Pommiers [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■禁断の美酒、DRCに魅せられた、故ギル・ニッケル30年の想いを静かに、しかし熱く乗せたピノ・ノワール【EnRoute Pinot Noir "Les Pommiers" R.R.V. 2022】 ~ 4億売却、渦中の畑から ~ ワイン会に持参すれば、「え?ファー・ニエンテってカベルネとシャルドネだけじゃないの?」との話題の種にもなりそうなこのボトル…『オンルート』は、2007年にファー・ニエンテのパートナー達により立ち上げられたピノ専門ワイナリーです。 ファー・ニエンテの甘口部門、『ドルチェ』と同じく、現在では公式にファー・ニエンテのピノ部門として、シスター・ワイナリーに位置づけられています。が…その完成までには、実に"30年"もの歳月を要しました…。 ◎ギル・ニッケルとピノ・ノワールの奇妙な関係。 『コルトン・シャルルマーニュ』 と 『シャトー・ラフィット』 に憧れ、ファー・ニエンテを見事に再生させたギル・ニッケル。 しかし彼はあるとき、マダム・ルロワからギフトで『DRC』を贈られ、口にした途端これに魅了されてしまうのです。 最上のカベルネとシャルドネ造りに心血を注いできた彼にとって、それは禁断の美酒だったのかもしれません。ピノ造りを熱望するようになった氏は、この出来事のあと(1980年代)に、実は密かにナパや更にはセントラル・コーストまで出張って実験的にピノ造りにも挑戦しています。しかし上手く行かず、断念した…という過去を持っています。 時は流れ、1997年、ギルは複数の畑から最上の果実を選び、緻密なブレンドで一点豪華主義を行くファー・ニエンテでは永遠に実現できない、「それぞれの畑の個性を重視した単一畑プロジェクト」として、バラエティに富んだ『ニッケル&ニッケル』を新たに立ち上げます。 これまでナパでのワイン造りを追求してきたギルですが、様々な畑の可能性を検討すべく、このときソノマも視察の対象としました。ところがソノマを訪れてみると、ナパで上手く行かず、セントラル・コーストで失敗したピノ造りの理想的な環境が揃っていることに感激。直ぐに長年の夢であったピノ・プロジェクトにとりかかりました。 残念ながらギルはそのゴールを目にすること無く、2003年に他界してしまいますが、2009年、ようやく’07年にファースト・ヴィンテージが完成したワインこそが当『オンルート』。 「En Route」とは「~へ行く途上で」と言う意味で、公式では「ピノ造りという旅に出たパートナー全員の決意を表している」と述べられていますが、そこには道半ばで倒れ、届かなかったギルのピノへの想いこそが乗せられているのではないかと思います。 ▼アンバー・リッジ(Amber Ridge) オン・ルートの完成を決定付けた出来事が、やはりこれでしょう… 『アンバー・リッジ・ヴィンヤード』の取得です。 ソノマはルシアンリバー中心部のほど近く、ウィンザー市近郊に位置するわずか40エーカーに満たないこの畑は、2000年にデビューを飾ると間も無くかの『コスタ・ブラウン』に採用され、一躍名を馳せることとなります。ほか供給先にも『シドゥーリ』『ソネット』『ダイン・ワインズ』『ノヴィ』『ファザーモア』『トライアンヴァー』ら、名手と新鋭の双方が揃い、彼らの強力な母体として前述銘柄の全てに90点越え獲得をもたらす原動力となりました。 そして2007年、この名園を購入した先がファー・ニエンテ。その額はなんと "400万ドル"(当時の日本円で約4億円)を越えたそうで、この規模でこの価格というのはR.R.V.でも前例がないほど…と囁かれたとか。これに伴い、コスタ・ブラウンの幾つかのプロジェクト(例えばシラー生産など)が終了するなどし、当時大変な話題となりました。 上記で「三つの畑の葡萄をブレンド」と書きましたが、アンバー・リッジの果実に加え、ダットン・ランチ所有の『ダットン・マンザナ』の果実を使用。 新樽比率30%のフレンチ・オークにて10ヶ月の熟成。 レ・ポミエとはりんごのこと。畑の解説文に、「以前はりんご園だった」という記述をよく目にしますが、嘗てのルシアン・リヴァー・ヴァレーにもよくリンゴの果樹園が見られ、これに由来した名称です。 ◎Wine Enthusiast(2024.7)より 【WE93点】 「Vibrant ruby in color, this wine erupts from the glass with aromas of sweet cinnamon, cola and cherry. There is a charming delicacy here, with flavors of dried rose petal, cherry and berry pie filling on a midweight palate. A captivating dance between the snappy tannin structure and the lively acidity of this wine lead to a very pleasurable finish.」 きれいなチェリー、ラズベリーの芳香を放ち、ほのかな花の香りやミネラル、ベーキング・スパイス、トーストしたバニラのアロマがあり、余韻には優雅な酸味が残ってもう一口飲みたくなるようなワインです。 ジューシーで赤い果実が存在感を出し、ピノ・ノワール特有のビロードのようになめらかでまとわりつくタンニンが感じられます。時間とともにグラスで起こり続ける味わいの変化もぜひお楽しみ下さい。 ●30年越しの想いが集約。ファー・ニエンテからピノ・ノワール。 ■ワインエンシュージアスト誌93ポイント
12980 円 (税込 / 送料別)
≪ピノでもシャルドネでもない…Dehlingerのカベルネ!≫ ●[AG92点]デリンガー (デリンジャー) カベルネ ソーヴィニヨン "エステート ボトルド" ルシアン リバー ヴァレー [2014] (正規品) Dehlinger Estate Cabernet Sauvignon Estate Bottled [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■ヴィノス(VINOUS)92ポイント ■ワインスペクテイター誌91ポイント ◎日本限定60本!最もレアなソノマ・カベルネ。 2020年7月、夢にまで見たデリンガー日本正規輸入が開幕。まずは四種のラインナップが到着しました。内訳は白が1、ピノが2、カベルネが1種類。こちでのご案内は、唯一のカベルネ、RRV版エステート・ボトルドです。 ピノ&シャルドネのブルゴーニュ系品種のイメージが強いデリンガーですが、一方のボルドー系品種においても、ロバート・パーカーが「RRVにおける発見困難なレア・カベルネ」と語る注目作を手掛けています。 もともと完熟の遅い品種ということもあり、ソノマではアレキサンダー・ヴァレー、ナイツ・ヴァレーでの生産は目にするものの、冷涼なロシアン・リヴァー・ヴァレーでは栽培も少なく、ここでのカベルネ栽培は格別に優れた土壌と特別な手入れが必要となります。その双方を持ち合わせているのがデリンガー。 長期熟成型とされるスタイルですので、7年熟成の’14年が現行ヴィンテージとは嬉しい限りです。 ◎カベルネ・エステート 初期は買付葡萄にて造られていたカベルネ。 1982年よりカベルネの植樹が始まり、現在はエステート・ボトルに。樹齢は30年ほどとなっていますが、その区画は僅か4.5エーカーのみ。 非常に小さいことからこの年の年産も僅かに≪420ケース≫。収量の少ない年になりますと、200箱台まで落ちることもあるそうです。 冷涼なRRVにあって、デリンガーのカベルネ区画は、葡萄の成熟を促すことの出来る南向きの丘陵地。 適切な間引きをし、残した葉、果実に太陽の光がしっかりと当たる様に細心の注意を払って栽培し、ヒルトップとヒルサイドの二箇所の果実をブレンドします。 通常、ピノの収穫が9月末に完了するのに対し、カベルネの収穫は11月になる事もしばしば。しかし’14年はとりわけ早い収穫となり、10月の中旬に収穫を行いました。降水量が少なく、ブドウ成長期の後半まで温暖な気候が続いたためです。 ◎VINOUS (2020.4)より 【AG92点】 「The 2014 Cabernet Sauvignon is a bold, incisive wine. Dark red cherry, plum, chocolate, leather and scorched earth, along with firm, grippy tannins, give the 2014 much of its distinctive personality. The Cabernet is one of the hidden gems in the Dehlinger lineup.」 と、ガローニが「ラインナップの中でも隠れた宝石」と述べるデリンガーがこのカベルネ。 長熟可能なオーセンチックなキャラを持ち、例年はしなやかな味わいで、カベルネ100%というよりもクラレット的なボルドー・ライクなキャラを持ちますが、乾燥して暖かった’14年は、凝縮感に溢れ、ブラックカラント、スギ、辛みのあるチリチョコレートなど、強くしっかりとした味わいとなりました。 現地での販売は、ワイナリー直販と、メーリングリスト顧客のみだそうで、一般ワインショップで蔵出し品正規品が購入できるのは日本ならでは。ソノマ産カベルネとしてはレア度NO.1と言えましょう。日本限定5ケース。即ち、、、 ◎日本には60本しか存在しません。
12430 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●フリーマン ピノ ノワール "ユーキ エステート" ソノマ コースト (正規品) Freeman Pinot Noir Yu-ki Estate [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
11880 円 (税込 / 送料別)
ギフト ご贈答 プレゼント 進物 贈り物 お誕生日 お中元 お歳暮 クリスマス 父の日 御祝 御礼 内祝い 結婚祝い 成人 お年賀 バレンタイン ホワイトデー 周年記念 お土産などにも\レビューでクーポン/【正規代理店大塚食品輸入】 リッジ ヴィンヤーズ ジンファンデル "ガイザーヴィル(ガイザヴィル)" アレキサンダー ヴァレー (正規品) Ridge Vineyards Zinfandel Geyserville [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
■324本完売! 24本追加いたしました。【リッジ・ヴィンヤーズ】 ≪Ridge Vineyards≫ ◎概要 米国カリフォルニア州を代表する名門、『リッジ・ヴィンヤーズ』。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けている。 不世出の天才醸造家にして、リッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパー(Paul Draper)は、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきた。 リッジが手掛けるワインの中でも特徴的なものは、カベルネ・ソーヴィニヨンと、アメリカを象徴する黒ブドウのジンファンデル、そして白ワインの女王シャルドネなど。 ワイナリーは二ヶ所、サンフランシスコの南、シリコン・ヴァレー近くのサンタ・クルーズ山脈中と、サンフランシスコの北、ジンファンデルの本場、ソノマ郡にそれぞれある。 ◎歴史:畑のはじまりと、ワイナリーのはじまり 畑のはじまりは1885年。医師のオセア・ペローネが、モンテベロ・リッジ(尾根)の頂上近くに180エーカーの土地を取得。斜面を段々畑にして葡萄樹を植えた。これが現モンテ・ベッロ畑のアッパー区画となっている。 彼はまた周辺で採掘される石灰岩を用いて「モンテベロ・ワイナリー」を建て、その名を冠したワインを1892年に初めて生産。セラーの建物は独特な設計で、山の斜面を掘って三階層にしていた。ここは現在もリッジの生産施設として使用されている。 続いて1940年代、神学者のウィリアム・ショートが、ペローネの畑のすぐ下にあった、打ち捨てられたワイナリーとブドウ畑を購入。カベルネ・ソーヴィニヨンを植えなおした。これが現モンテ・ベッロ畑のミドル区画である。 ワイナリーとしての、リッジの創設者は、デイヴ(デイヴィッド)・ベニオンと三人の共同経営者たち(左画像)。1959年にウィリアム・ショートの地所を購入し、同年に一樽にも満たない「自社畑産カベルネ」を制作。これが『モンテベロ』の原型となっている。 1960年、1961年にもワイン造りを行い、三度の試作を経て、1962年に正式にワイナリーをオープン。畑を三倍に拡張し、週末だけの仕事だったワイン造りに本腰を入れた。1964年に初のジンファンデルを生産。 樽一つから始まったワイン造りであったが、カベルネ、ジンファンデルともども成功し、10年も経たぬ1968年には、生産量が3,000ケース弱にまで増えていた。 ◎ポール・ドレイパー 1969年、ポール・ドレーパーが共同経営者として参画。ここからリッジの躍進は速度を増していく。 スタンフォード大学で哲学を修めたドレイパーは、チリで働き、カリフォルニアに戻ったところであった。驚いたことに、彼は実践の中で学んだ醸造家であり、正規の醸造学教育というものは受けていない。 1968年に取得していた、ペローネが建てたワイナリーをドレイパーの指示で改修。ペローネが興した畑を、部分的に購入、部分的に貸借し、リッジの畑が完成。質、量とも高いレベルで安定することとなった。 ≪ポール・ドレイパーの受賞歴≫ ・2000年 英デキャンター誌【Man of the Year】(米国人史上3人め) ・2000年 ワインスペクテイター誌【生涯功労賞】 ・2005年 独ワイン・グルメ誌【Lifetime Achievement Award】 ・2006年 サンフランシスコ・クロニクル【Winemaker of the Year】 ・2006年 仏ベタンヌ+ドゥソーヴ【Personality of tye Yera】 ・2008年 カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ【醸造家栄誉殿堂】 ・2013年 マスターズ・オブ・ワイン協会【Winemakers' Winemaker Award】 ・2015年 英デキャンター誌【Top 5 Winemaker in the World】 ・2018年 ワイン・ビジネス・マンスリー【Lifetime Innovator Award】 ※他多数 長年リッジのCEO兼醸造責任者を務めていたが、2016年、80歳にて退任。以降は取締役会会長の立場となり、「責務は今後も果たして行く」との表明。リッジを、会長の立場から支え続けている。 ◎外交の場を彩るリッジ 1976年の「→パリ・テイスティング」への登場、またその後の「→二度のリターンマッチ」での優勝を経て、リッジのワインは国際的な名声を得るに至る。 ホワイトハウスでも重用され、その品質と信頼度の高さから、世界の国賓を相手に繰り広げられる「美食外交」の場においても、アメリカが世界に誇る逸品としてその存在を誇示してきた。 2016年10月、オバマ大統領がイタリアのマッテオ・レンツィ首相をホワイトハウスに迎えた任期中最後の公式晩さん会で提供されたリッジが『イースト・ベンチ』。 2013年6月、中国の習近平国家主席をオバマ大統領が迎えた晩餐会の席においては、『ガイザーヴィル』が振る舞われた。 2006年6月、当時の小泉首相をブッシュ大統領が歓待したホワイトハウス晩餐会にて、メインディッシュの神戸牛に合わせて出されたのは『リットン・スプリグス』。 2008年7月に行われた北海道洞爺湖サミットの晩餐会にて、ザ・ウィンザーホテル洞爺の料理長が腕をふるった子羊のローストに、華やかな彩りを添えたリッジは『モンテベロ』だった。 ●こちらはRIDGE通常ワインのページとなります。特に注目のワイン、おすすめのワインは『→RIDGEピックアップ・ページ』にてご紹介しております。合わせてご確認下さいませ。
11770 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ギャリー ファレル ピノ ノワール "ホールバーグ ヴィンヤード" ルシアン リバー ヴァレー (正規品/ゲイリー/ゲアリー) Gary Farrell Pinot Noir Hallberg Vineyard [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
10890 円 (税込 / 送料別)
ボルドースタイルのブレンド赤ワイン。ハウス・オブ・カーズ・レッド・ナパ・ヴァレー
ハウス・オブ・カーズは、ヤオ・ミン・ワイナリ-の醸造長トム・ハインドが醸造責任を務める、カリフォルニアを代表するナパとソノマのワインにもかかわらず、その高いコストパフォーマンスで多くのファンをつけています。 ヤオ・ファミリー・ワインズは、2011年に元NBA選手ヤオ・ミンが創設した、第一級品質のナパ・ヴァレー産ワインです。生産量はAVAナパ・ヴァレーで5000ケース、ファミリーリザーヴで320ケースと極少量で、中国の富裕層を始め世界中のワイン愛好家に認められたワインを生み出しています。 トム・ハインドはケンダル・ジャクソンのゼネラル・マネージャーとしてなパ・ヴァレーのカベルネソーヴィニヨンワイン造りを指揮し、その後にソノマ・コーストでフラワーズ・ヴィンヤードの醸造長兼CEOとしての経歴を持っています。ハウス・オブ・カーズではそんな彼のキャリアを圧倒的なコストパフォーマンスでお楽しみいただけます。 2014年のカリフォルニアは、早い段階での収穫により、果実味と風味の豊かなブドウが結実しました。ほとんどの地域、ほとんどの品種において非常に素晴らしい出来栄えに恵まれた優良年です。 フレンチオーク樽で15ヶ月間熟成。ナパ・ヴァレーの中でも銘醸区画の果実を数種ブレンド。 優美なクリムソンの色彩が中核をしめ、周辺をルビーの色調が彩っています。黒系チェリー、 ベリー、アカスグリ、クランベリー、タバコのニュアンスに、ほのかなチョコレート、干し草のアロマも感じ取れます。味わいにも、香りの印象が感じられ、全体を美しいミネラル感がまとめ上げています。
5900 円 (税込 / 送料別)
≪フリーマン待望の自社畑≫ ●[RP94点/AG93点]フリーマン ピノ ノワール "グロリア エステート(輝)" ルシアン リバー ヴァレー [2019] (正規品) Freeman Pinot Noir Gloria Estate [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[輝] 新Cuvee完成 ◎その名も「輝」。2005年取得、2006年植樹、そして2011年に初収穫を終えたフリーマン待望の自社畑、「グロリア」からの新キュヴェ! ▼ 9/5 W社ミッドタウン試飲会 Best Bottles! 2018年9月5日、六本木はリッツ・カールトン東京で開催された、カリフォルニア系国内二大インポーターの一方、W社主催の業界関係者限定試飲会に参加させて頂きました。同社が誇るフラグシップのピーター・マイケルやコッポラ系、アイズリーやコンティニュアムらも並ぶ中、気になったワインをあれこれ試飲させていただき、独断と偏見度全開の、「私的ベスト5」を選ばせて頂きました。 そして当日の「ベスト・ピノ@エレガント編」…それがフリーマンの最新ピノ、グロリア・エステートでした(’15年にて)。 当日、アキコズ・キュヴェは出品されていなかったのですが、それを残念に思わせぬほど素晴らしかったのがグロリアでした。自社畑の完成から樹齢の高まりを経て、年々クオリティが増しているように思います。 ◎「エステート化」への大きな流れ。 嘗て『ウィリアムズ・セリエム』や『パッツ&ホール』らの台頭により、自社畑を持たずに外部買い付け果実からの、しかも高級高品質の単一畑に特化したワインを造ることで注目を浴びた、所謂「(プレミアム)ネゴシアン・スタイル」。 今、この手法で成功を収めた人気の大物たちが、次々と自社畑を取得。そこからエステート・ワインをリリースするケースが相次いでいます。 中でも最も話題となった造り手の一つが『シン・クア・ノン』。 以前から段階的に、かつ複数の自社畑を整備しつつありましたが、そのうちの一つである『Cumulus Vineyard』から満を持して発表された、初の完全エステート・ワイン『Next of Kyn』は、すでに三度の【RP100点】を受賞。 現地マーケットでも最高値を付けた際には一本"$2000"を越えるなど、瞬く間に高額取引の対象となりました。 一方ソノマに目を向ければ、上述セリエムのほか、全米で唯一「ピノ、シャルドネ、シラーの全てがパーカー五ツ星格付け」を受けるというファンタジスタ、『デュモル』がグリーン・ヴァレーに自社畑を取得。 ソノマの新興小区画、フォート・ロス・シヴューに畑を構えたのは『レッド・カー』、『フェイラ』、『パルメイヤー』、『シュレイダー』といった面々。 そこから、それぞれ『レッドカー・エステート』、『フェイラ・エステート』、『ウェイフェアラー』、『ボアーズ・ヴュー』をリリースし、やはりワイナリーを代表する名作になりつつあります。 サンタ・バーバラでは『ブリュワー・クリフトン』もやはり自社畑を取得。こちらに至っては完全エステート化を完了させました。 本邦初公開として弊社よりご案内させて頂いた自社畑版の『マシャド』は、完成直後ながらも【WE95点/RP94点/WS94点】と三大誌制覇という貫禄の仕上がりとなりました。 最後に、『コスタ・ブラウン』。2013年に初の自社畑を取得。今後は生産量の三割以上をこのエステート・ヴィンヤードから賄うそうですが、何より驚いたのはその買収先。なんと彼らが購入したのは、かの『キーファー・ランチ』! 数々のトップ・プロデューサーをクライアントに抱える栽培家のビッグ・ネームです。購入したのは全体の2/5程度だそうで、今後もキーファー・ランチは存続する方向だそうですが、本当に驚かされました。 前置きが長くなりましたが…2005年、デュモル同様、ソノマはグリーン・ヴァレーのワイナリに隣接する地所に自社畑を取得したのがフリーマン。 2006年に植樹を行い、「輝」…グロリア(Gloria)・エステート・ヴィンヤードと名づけました。 ここは以前リンゴ園だったのですが、その所有者の名前と、そして偶然にもフリーマン夫妻が最初にこの地を訪れた1985年にやってきたハリケーンの名前、その双方が「グロリア」だったことから付けられたものです。 ▼グロリア(輝)・エステート・ヴィンヤード 8エーカーばかりのこの畑は、沿岸から10マイルほど、最初の谷から尾根に上がるヒルサイドにあり、土壌はゴールドリッジ・ソイル。 十分な日照がありながら、ルシアン・リヴァーからの霧により基本的には冷涼で、女帝ヘレン・ターリーが最高のピノ造りに必要な土地として言うところの「クール・エリアのホット・スポット」という条件を完璧に満たしています。 6つの区画に別れ、スワン、ポマール、115、マティーニ、ラ・ターシュ、カレラと異なるクローンが植えられています。これらは全てアキコさんのお気に入りのクローンだそうで、区画ごとにフレンチ・オークを特注しているのだとか。 認証こそ受けていませんが、可能な限りオーガニック&バイオダイナミック農法を取り入れており、畑に使用する水と、アキコさんらが日常生活で飲料として使用する水は同一のものだそうです。 初収穫は’11年。しかし単一畑として醸すほどの量が採れなかったことから、この年はAVA版のルシアン・リバー・ヴァレーに使用。’12年に満を持してファースト・リリースを迎えました。この度のご案内は’19年。まだ8年目ですが、このクオリティ。 アキコさんによれば、「2019年は、素晴らしかった2018年の合わせ鏡。ただ、収穫量はわずかに少なくなりました。」とのこと。 控えめなのに深く、上品で芳しいこの香りだけで、何か約束されたようなものを感じます。飲めばシルクのようにナイーヴでセンシャルで…。 素材としての絹は、高級感だけでなく清潔感やノーメイクに近い純潔さをイメージさせますが、グロリアの味わいがまさにそれ。 アキコズ・キュヴェもやはりその旨みの豊かさに反してウェイトを感じさせない造りがあるものの、よりふくよかなアキコズ・キュヴェに対してグロリアはピュアな印象。 ただしそれが薄さとして、或いは小ぶりに感じることは一切ありません。 アキコズ・キュヴェが横への広がりなら、グロリアは大人のトーンを深く深く沈降させていくことの出来る果てしない縦の奥行きを感じます。 醸造家エド・カーツマン&副醸造家アキコ・フリーマン…という肩書きは過去のもの。現在ではアキコさんが醸造責任者に就いており、それを本当に誇らしく感じる、感激のピノ・ノワールです。 ◎エレガント系カリ・ピノがお好みであれば、損はさせません…是非一度。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌94ポイント(ワイナリー年間No.1) ■ヴィノス93ポイント
10318 円 (税込 / 送料別)
≪正規蔵出し品≫ ●ケラー エステート ピノ ノワール "ラ クルーズ ヴィンヤード" ソノマ コースト (正規品) Keller Estaet Pinot Noir La Cruz [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
9878 円 (税込 / 送料別)
≪ファーストよりも貴重なセカンド格≫ ●アストン ピノ ノワール "ホワイト ラベル" ソノマ コースト [2020] (正規品) Aston Pinot Noir White Label [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ソノマ][750ml]
[本邦] 初公開!! ◎Wow…アストンが7,980円(別)で飲める!? シュレイダーからの派生ピノとして誕生した『アストン』と『ボアーズ・ヴュー』。 前者の定価は14,500円、後者になると35,000円と、誕生した母体に加え、手掛けるはトーマス・ブラウンとあって、やはり決してお安くない価格が最大のネック。 …だったわけですが、なんとアストンのピノが税別とはいえ7,000円台…という、破格のサプライズ・ボトルを入手! それがこちらの『ホワイト・ラベル』。その名の通り、アストンのトレード・マークである真紅のXが見られず、ラベルからは"エステート"の表記も消えています。 このピノは一体…!? ▼ 普通じゃないAVA版。 このホワイト・ラベル、実はアストンが前作’18年に初リリースを行った新たなAVA版…いわばセカンド格。 ただ、ラベルからエステートの文字が消えたとは言え、決して外部からの果実調達を行っているわけではありません。 中身は『上級エステート版』のための樽選別を行ったあと、それに使用しなかったものを用いているだけで、こちらも100%自社畑のエステート物! 一般的に、AVA版とは、リザーヴやシングルのための畑からの果実を使用すると割高になってしまうことから、安値の外部フルーツを調達してブレンドします。 つまり味わい的な意味でも、コンセプト的な意味でも、「本来のエキスを薄める代わりに価格を優先させる」わけですが、このホワイト・ラベルの場合、元となるエキスは同じ。 バレル・セレクションにより二分割されたものの一方なわけですから、それでこの価格差は相当お値打ちです。 ▼アストン・エステート(Aston Estate) シュレイダーの創業者、フレッド・シュレーダーは、今はなき『コルギン・シュレーダー・セラーズ』を当時の妻であったアン・コルギン(前妻)と立ち上げ、ワイン醸造に関しては思いつく限りの最強夫婦コンビであるヘレン・ターリーとジョン・ウェットローファー夫妻に任せました。 同社の成功、そしてアン・コルギンとの離別を経て、フレッドは自らの名前のみを冠したシュレーダー・セラーズを1998年に設立。トーマス・リヴァーズ・ブラウンとともに、「ニュー・ワールドでもっともホットなカベルネ・ブティック」の評価を手にしました。 そんなシュレーダー・セラーズの派生ブランドとして生まれた、ピノ・ノワールに特化したワイナリーがアストン・エステート。 もともとソノマ・コーストの中心部、アナポリスに近い場所に、>>ゴールドリッジ・ソイルの未開墾地を2001年に発見したのはトーマス・ブラウン。 直ぐにフレッド・シュレーダー、そしてチャールズ・スウィニー(ヴァイン・クリフ)の三名は協議を行い、「これぞすぐれた未開発の土地」との共通認識を持ちました。 当時米国最高峰の栽培家の一人とされた、ウリセス・ヴァルデスを招聘し、数か月のうちに土地は開墾され、ディジョン・クローン(115、667、777)が植樹されました。2021年、トーマス・ブラウンが全権を購入。現在は彼が単独オーナーとなっています。 こちらでのご案内は、上級版『エステート(Xラベル)』のセレクトを行った後のワインを使用した、セカンド的位置づけのピノ、『ホワイト・ラベル』。 ◎ホワイト・ラベル(White Label) エチケットからは「エステート」の文字が消えてはいますが、こちらも『アストン・エステート・ヴィンヤード』からの100%自社畑産。外部買付果実の使用はゼロ。 ではなぜエチケットからエステートの文字を消したのか?と思いましたが、「今後ソノマ・コーストの外部果実を使用する可能性があるから」なのだそうです。 少なくとも当’20年に関しては100%エステート。 また単なるセカンド格というだけでなく、明確なコンセプトが掲げられています。それは「フレッシュ&バランス」。 アストンの『エステート版(Xラベル)』をお飲みになられたことがある方であればお分かり頂けるかと思いますが、ここのピノは超・強烈。すべての要素が非常に強く、時間のかかるピノでもあります。 このホワイト・ラベルは、時間的にも味わい的にも飲み易いスタイルを目指しており、今すぐ調和ある美味しさを楽しめるよう設計されています。ただ、あくまでエステート版に比べ、ということであり、こちらのホワイトでも一般的なカリ・ピノに比べると遥かにパワフルです。 新樽比率、樽熟期間はエステート版同様ですが、瓶熟が二年に短縮されています。 ◎上位版よりも希少なAVA版。 『ミウラ』や『テンスレー』、『オベール』など、キュヴェや単一畑よりもAVA版のほうが後発だったり、人気がゆえ希少だったりするケースが稀にありますが、アストンも現状その一つ。 リリース直後ということもありますが、マーケットにも殆ど出回っていません。 そういった「希少系AVA版」の特徴に、ファーストとの価格差ほど味わいに格差が無い…つまりAVA版がファーストに負けないくらい旨い…という共通項がありますが、アストンも同様。 何なら、今飲むのであればこちらのホワイト・ラベルのほうが美味しく感じられるのでは?と思います。もちろんどこかのタイミングで逆転するのでしょうが、「早飲み向けコンセプト」は伊達ではありません。 ソノマ・コーストならではの「赤い果実の凝縮と秀逸な酸のバランス」がよく表現された仕上がり。 赤系ベリー、ラズベリー、クランベリーや、オレンジ、紅茶、かすかに土っぽさと出汁のニュアンス。 強いながらもフレッシュな、ラズベリー、ザクロの果肉のような赤系の甘酸っぱいさが広がり、複雑な要素が広がります。 ミネラルやスパイシーさも併せ持ち、タンニンはシルキーで細かく溶け込み、上質な酸が生き生きと感じられます。 ◎エステート版にあるディジョンクローンの濃厚さはそのままに、それを軽やかに感じさせる為のエレガンスを加味したような仕立ての妙技。それがこの価格で楽しめるのは、なんとも幸せ。 ■初回入荷ぶん完売御礼! 在庫追加いたしました。
8778 円 (税込 / 送料別)