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CD てぃだぬふぁ~太陽の子 / 音楽センター

CD てぃだぬふぁ~太陽の子 / 音楽センター

CD・カセット【詳細情報】・JANコード:4523810000399【収録曲】・芭蕉布作詩 吉川安一/作曲 普久原恒勇/演奏 垣花暁子・てぃだぬふぁ作詩 宮城ちえ/作曲 中村透/演奏 大友宣子・安里屋ゆんた作詩作曲 八重山民謡/演奏 みやぎよしみつ、なびぃ・てぃんさぐぬ花作詩作曲 本島わらべうた/演奏 嵯峨美雅子・ユイユイ作詩 坂田英世/作曲 知名定男/演奏 大友宣子・三村節作詩作曲 本島わらべうた/演奏 垣花暁子・花作詩作曲 喜納昌吉/演奏 みやぎよしみつ、なびぃ・さとうきび畑作詩作曲 寺島尚彦/演奏 大友宣子・タンポポ作詩 狩俣繁久・小森香子/作曲 大西進/演奏 大友宣子・じんじん作詩作曲 那覇わらべうた/演奏 嵯峨美雅子・ちんぬくじゅうしい作詩 朝比呂志/作曲 三田信一/演奏 嵯峨美雅子・赤田首里殿内作詩作曲 首里地方のわらべうた/演奏 なびぃ・うむっしゃ作詩 小濱裕・平田大一/作曲 小濱裕/演奏 M.O.R.S.H・唐船ドーイ てんよー作詩作曲 本島民謡/演奏 なびぃ・えんどうの花作詩 金城栄治/作曲 宮良長包/演奏 垣花暁子※収録順は、掲載順と異なる場合がございます。【島村管理コード:15120220522】

2619 円 (税込 / 送料別)

みやざきエッセイスト・クラブ作品集27『記憶の手ざわり』

人生はどこを切り取ってもエッセイになるー17名22篇、人生に寄り添うことばみやざきエッセイスト・クラブ作品集27『記憶の手ざわり』

みやざきエッセイスト・クラブ 四六判/並製/152ページ 2022年11月19日初版発行 発見と共感の22篇 「持ち上げたらその重みには長い歳月と思い出がつまっていて、表紙は時が刻まれた手ざわりがするに違いない」(表題作より) 〈目次〉 伊野啓三郎/夢は果てしなく 岩田英男/料理男子の本懐 須河信子/虹の橋を渡る 鈴木康之/縁は異なもの 高木真弓/孫と遊ぶ新船フェリーが旅にいざなう 谷口二郎/ひまわりとBLUE/父の形見/手紙の整理/スクランブル交差点 戸田淳子/夏木立/輝け未来都市 中武寛/最終章、静寂に終わる 中村薫/「シンセン」な家族旅行 中村浩/宮崎国際会議場 野田一穂/記憶の手ざわり 福田稔/想い出のカンニング 丸山康幸/勇者は寡黙なり 森和風/守護神は覇気 森本雍子/幻のシルクロード 米岡光子/手紙は恋しさの贈り物 渡辺綱纜/岡本太郎さんと宮崎、そして私 会員プロフィール あとがき はじめに みやざきエッセイスト・クラブ会長 福田稔 新型コロナ禍となって、やがて三年が経つ。外出時に必ずマスクをつけているし、日に何度も手洗いとうがいを続けている。だが、それでも私は濃厚接触者となってしまった。四歳の次男が新型コロナに感染したからだ。実は、正直なところ、「濃厚接触」という用語を私は心の中で小馬鹿にしていた。なんとも艶かしい響きがあるこの用語をニュースで初めて聞いたときには、妙な表現だと感じずにはいられなかった。『日本国語大辞典』(小学館)には、「濃厚接触」という用語はない。ただ、「濃厚」の意味として、「濃くあついさま」と、「男女の仲のきわめて情熱的なさま」がある。医学的な使い方とは無縁だし、インターネットの医学用語辞典を調べても、この用語は見当たらなかった。しかし、当事者になるとなぜか、「濃厚接触」に親近感を抱くようになった。 新型コロナ禍になって、馴染みのなかった用語が使われ始めたと感じることが多い。例えば、片仮名の「クラスター」や「ソーシャル・ディスタンス」などがあるが、漢字も負けていない。「不要不急」や(もちろん)「濃厚接触」も大活躍である。これらの用語は、本当に新型コロナ感染流行がきっかけとなって、使われるようになったのだろうか。 そこで、『宮崎日日新聞』のデータベースサービスで調べてみた。各用語の直ぐ下の数字が二〇〇一年四月一日から二〇一九年十二月三一日までの約十八年間の記事の件数で、その次の数字が(新型コロナが報道し始められた)二〇二〇年一月一日から今年八月三一日までの二年八ヶ月の記事の件数である。 「クラスター」 三四四、一五一一 「ソーシャル・ディスタンス」 〇、一〇六 「不要不急」 一六一、五七〇 「濃厚接触」 四六、一〇六九 確かに、新型コロナの発生が頻度に影響していることがわかる。特に、「ソーシャル・ディスタンス」は、そもそもコロナ禍以前には存在していなかったのである。次は、私と密な関係にある「濃厚接触」である。これは英語のclosecontactの訳語であるらしい(それなら、「近密接触」でも良かったと思うが)。そこで、英語のデータ集を使ってこれも調べてみた。すると、「濃厚接触」と全く同じ傾向があることが判明したのである。二〇一九年までは、closecontactは頻出表現ではなかったが、二〇二〇年に入ると大変化が生じていた。例えば、世界二〇カ国の英語ニュースのデータ集によると、十倍以上も使われ始めたのである。『宮日』では、二〇〇三年五月一八日のSARS(重症急性呼吸器症候群)の報道で「濃厚接触」が登場している。「濃厚接触」には先例があったのである。そして、二〇二〇年になると、一月と二月だけで四八件の記事で使われており、二〇一九年までの四六件をこの二ヶ月だけで越している。 さて、この三年間のみやざきエッセイスト・クラブの活動を振り返ると、作品集の刊行を通して、会員間の「心の三密」を維持してきた。二七冊目となる本作品集も、表紙として作品を提供して下さった田中等様、鉱脈社の皆様、そして、会員の皆様の協力と支援の賜物である。心より感謝申し上げたい。そろそろ一歩踏み出して、対面での活動に戻る時期に来ているとも感じられる。感染防止策は充分周知されているし、何より交流したいという心の欲求がある。この作品集の刊行を機に、Withコロナ時代における、私たちの「濃厚活動」が再開できればと思う。 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた、宮崎に根ざした出版社です。「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

1320 円 (税込 / 送料別)

牧水研究 第26号

旅と酒を愛した歌人・若山牧水をあらゆる角度から味わう雑誌の第26号。今号のテーマは「牧水の再発見」。評論、レレポート、一首鑑賞など充実。牧水研究 第26号

A5判/並製/172ページ 2022年12月25日発行 牧水を再発見する試みは新しくて古く、古くて新しい。 なぜか。 それは、牧水自身が再発見を繰り返していたからだ。 再発見する牧水を通じて 私たちも自分自身を再発見している。 〈目次〉 「牧水の再発見」 [評 論] 若山牧水をどう読み、考えるか―若山牧水賞選考委員の牧水観 伊藤 一彦 第一歌集『海の聲』再読―牧水の原点と心酔  中村 佳文 牧水の海とル・クレジオの海―『海の聲』と他ジャンルとの比較 鷺沼あかね 牧水文字の魅力―『若山牧水の書』(大悟法利雄編著)を鑑賞する 片山佳代子 若山牧水の朝鮮の旅(中編) ―京城― 吉川 宏志 喜志子の歌 四 ―『死か芸術か』三首から― 伊藤一彦 矛盾と生きる 能勢 優子 『山桜の歌』に読む「分かろうとする」気持ち 那須結衣子 [レポート] 広辞苑と若山牧水―沼津・千本松原時代の牧水(その4)― 長嶺 元久白雪の積めるがままに坑木は 九鬼 勉 延岡と牧水歌碑を紹介 羽牟 昇次 [一首鑑賞] 牧水のうた  荻原桂子/小塩卓哉/山本陽一/羽牟昇次/堀越照代/見尾久美恵/時任勝正 編集後記 先日、久しぶりに坪谷を訪ねました。街は次から次に景色を変えていくのに、坪谷は坪谷として、初めて坪谷を訪れたときと同じく、変わらずそこに在りました。「変わらぬ景色」などと私たちはつい言ってしまいますが、そこには、変わらぬ景色を守るために、見えないところで日々を支えてくれている人たちがいるものです。そういった人たちは、あまり目立つところでは仕事をしません。その人たちのおかげで、私たちはいつも変わらない「ふるさと」を感じることができるのですが……。それを忘れないようにしたいものだと思いました。 第二十六号をお届けします。今号のテーマは「牧水の再発見」。あらためてスポットを当てるまでもなく、いつでも牧水は再発見されているのですが、考えてみれば、牧水自身が再発見したものを、私たちはその歌や言葉を通して逆に受け取っているとも言えますね。人や自然を再発見し、それを歌や言葉に変換してくれた牧水がいるからこそ、いつであっても牧水を読むと、豊かな時間を受け取ることができるような気がします。 ここ最近、あたりまえの日常のよさを再発見する機会が多いですね。悲しみやつらさを経ないとそのすばらしさに気づけない自分がここにいますが、こんな時代だからこそ、自分で何かを再発見する人でありたいと思います。みなさまからのご感想をお待ちしております。(興梠) 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた、宮崎に根ざした出版社です。「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

2420 円 (税込 / 送料別)

牧水研究 第27号

旅と酒を愛した歌人・若山牧水をあらゆる角度から味わう雑誌の第27号。今号の特集は「牧水没後95年」。評論、レポート、一首鑑賞など充実。牧水研究 第27号

A5判/並製/204ページ 2023年12月24日発行 牧水を語るとどうしても感覚・身体について触れざるをえない。牧水の歌や言葉そのものが「感覚」であり「身体」であるのと同時に、今の時代が私たちに牧水に触れろと要請しているのではないかと思います。 没後一〇〇年まであと五年。この五年で感じ得られるものを、確かな手応えとして感じたい。そう思います。 〈目次〉 英文四行詩の牧水 ―本多平八郎『英譯若山牧水歌集』の方法論 本多 稜 『若山牧水―近代日本の杜甫・李白』について 財前 謙 「若山牧水―近代日本の杜甫・李白」プロジェクト ―?パネルディスカッション報告 乃上あつこ 書道専門書に見る牧水 片山佳代子 牧水の色彩―分離と統合の観点から― 乃上あつこ 恋は水色 ―喜志子のうたをシャンソンとともに― 鷺沼あかね 若山牧水語録 伊藤一彦 牧水の歩いた東京【その1】 文京区(小石川区)大塚窪町二十番地 中村佳文 [レポート]なつかしき城山の鐘鳴り出でぬ ―沼津・千本松原時代の牧水(その5)― 九鬼 勉 牧水の九州めぐり旅と門下生が寄せた思い出 ―沼津から大阪、岡山、山口を経て九州一周の旅― 羽牟昇次 [一首鑑賞]牧水のうた 小塩卓哉/山本陽一/見尾久美恵/長嶺元久 編集後記 ▼伊藤会長から今号のテーマ「牧水没後九十五年」を提案された時、「没後一〇〇年のその前五年」にスポットを当てるのはおもしろい! と思いました。一〇〇年まであと五年、ということで、五年という時間は何かいろいろ試せる時間なのではないかと考えたのです。令和四年は、森鴎外が没後一〇〇年、北原白秋と与謝野晶子が没後八〇年だったということです。没後周年に関係するイベントがいくつも開かれ、人びとの交流も活発化したとのこと。五年後の牧水没後一〇〇年にむけて、いま何ができるかな…などと思いを巡らします。 ▼今号のラインナップを括弧にくくってみますと、そこに「感覚・身体」が共通因子として立ち現れてくるように思いました。変化が目まぐるしく、あらゆるものごとの価値や意味をあらためて問い直してみようという風が、不安と希望を纏いつつもやまず吹き続けている今。身体の細胞が内側から何かに触れようとしているのではないかと考えると、興味深い一冊になったのではないかと思います。いつの間にか世間に定着しつつあった「酒と旅の歌人・若山牧水」という一面に、別の角度で新しい光を当てようとしてきたこれまでの足跡を振り返り、五年後にやってくる没後一〇〇年には、私たちのそれぞれが新しいキャッチフレーズを牧水に冠してあげられるようにしたいものだと思っているところです。 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた、宮崎に根ざした出版社です。「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

2640 円 (税込 / 送料別)

宮崎の自然と環境No.8◎鉱脈社

宮崎県の動植物やそれをとりまく環境について、各会員の研究や成果をまとめた貴重な一冊。宮崎の自然と環境No.8◎鉱脈社

編集 宮崎県の自然と環境協会 A4判|並製|オールカラー100ページ|本体価格2600円 写真で見る宮崎の自然 宮崎県のキケマン属の植物 斉藤政美 宮崎自然休養林―加江田渓谷の魅力― 松田健一 事故に遭った御崎馬について 秋田 優 子供のニホンザル(アカンボウ)の春季の死亡事例 岩切康二 「小松川見守り隊」の活動から 渡辺純子ほか アカメ1号の死期とそれを悟った仲間たちの行動 浜田洋輔・日高謙次 センサーカメラによるニホンカモシカの生息状況調査 古中隆裕・長谷川信美 宮崎県におけるワラビの分布 赤木 康 新種記載された「キリシマギンリョウソウ」について 黒木秀一 九州渓流魚シンポジウム2022in串間 岩槻幸雄ほか 新燃岳噴火活動の推移(2011―2023年) 高谷精二 宮崎県沿岸におけるアカメ(スズキ目魚類)の出現記録およびモニタリング方法の再検討 緒方悠輝也・村瀬敦宣 祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの陸産貝類調査を終えて 西 邦雄 加江田渓谷(宮崎市)におけるキバナノホトトギスの個体数変動 八ツ橋寛子 ミヤザキサンショウウオとその調査・研究史 末吉豊文 QGISを使用した宮崎県見立鉱山の坑口・坑道と地質の関係 河野文美ほか 加久藤カルデラの推移 白池図 アキマルニワゼキショウとニワゼキショウの仲間 八ツ橋寛子 キマユホオジロの宮崎県内初観察記録 井上伸之 トピックス 2022年度MRT環境大賞 「竹林を資源に 笹サイレージが導く地域振興」MRT宮崎放送・大和フロンティア株式会社 フィールド案内 中村 豊 宮崎の自然 1年の話題 私たちがつくっています! 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた宮崎に根ざした出版社です。 「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。 雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。 私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

2860 円 (税込 / 送料別)

スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄/澤宮優【3000円以上送料無料】

集英社文庫 さ60-2スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄/澤宮優【3000円以上送料無料】

著者澤宮優(著)出版社集英社発売日2019年03月ISBN9784087458510ページ数294Pキーワードすつぽんのかわさんひとおみぬくでんせつ スツポンノカワサンヒトオミヌクデンセツ さわみや ゆう サワミヤ ユウ9784087458510内容紹介江夏豊、川藤幸三、掛布雅之、阿波野秀幸、野茂英雄、中村紀洋、福留孝介…今でも燦然と輝く記録と記憶を残した名選手たちを獲得した伝説のスカウトマン河西俊雄。最大の決め手は誠意。探し、交渉し、引退後も見守る。その粘り強い交渉術を見て、人は彼のことを「スッポンの河さん」と呼んだ。現代のビジネスマンにも通ずる、人を動かす極意がそこに。この男を抜きにしてプロ野球史は語れない。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 東京六大学のスター選手/第2章 ホークスの韋駄天/第3章 タイガースのスカウトに/第4章 掘り出し物を次々と獲得/第5章 パ・リーグの在阪球団近鉄へ/第6章 近鉄最後の優勝の基盤を作る/第7章 二十一世紀のプロ野球のスカウトは今/エピローグ 名スカウト河西俊雄が残したもの

693 円 (税込 / 送料別)

スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄/澤宮優【1000円以上送料無料】

集英社文庫 さ60-2スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄/澤宮優【1000円以上送料無料】

著者澤宮優(著)出版社集英社発売日2019年03月ISBN9784087458510ページ数294Pキーワードすつぽんのかわさんひとおみぬくでんせつ スツポンノカワサンヒトオミヌクデンセツ さわみや ゆう サワミヤ ユウ9784087458510内容紹介江夏豊、川藤幸三、掛布雅之、阿波野秀幸、野茂英雄、中村紀洋、福留孝介…今でも燦然と輝く記録と記憶を残した名選手たちを獲得した伝説のスカウトマン河西俊雄。最大の決め手は誠意。探し、交渉し、引退後も見守る。その粘り強い交渉術を見て、人は彼のことを「スッポンの河さん」と呼んだ。現代のビジネスマンにも通ずる、人を動かす極意がそこに。この男を抜きにしてプロ野球史は語れない。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 東京六大学のスター選手/第2章 ホークスの韋駄天/第3章 タイガースのスカウトに/第4章 掘り出し物を次々と獲得/第5章 パ・リーグの在阪球団近鉄へ/第6章 近鉄最後の優勝の基盤を作る/第7章 二十一世紀のプロ野球のスカウトは今/エピローグ 名スカウト河西俊雄が残したもの

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老いて歌おう2023全国版第22集◎鉱脈社

感謝や愛情・ユーモア、日常にある詩あわせを再確認。1884名の思いを31文字にのせて。老いて歌おう2023全国版第22集◎鉱脈社

編集 伊藤一彦 編集協力 シルバーケア短歌会「空の会」 A5判/並製/216ページ/本体価格1800円 応募作品に寄せて 伊藤 一彦 今年も全国から、そして海外からも、数多くの短歌作品が寄せられた。要介護・要支援の高齢者、その家族、施設の職員、ボランティアの人びとや学生・生徒たちの作品である。応募者全員の作品を収めたこの『老いて歌おう』に目を通していただくと、それぞれの短歌に深い想いがこめられていることに感動されるにちがいない。特に高齢者の短歌には、一首の背後に分厚い人生の重みと豊かさを感じられると思う。初めの宮崎県大会から二十七年、全国大会になってから二十二年のこの大会、作品を応募されてきた皆さんの熱意が長く持続させ、発展させてきた。各種の短歌大会が全国各地で開かれているが、要介護・要支援の高齢者、その家族、施設職員の作品を中心とする本大会は、全国唯一の大会である。 まず、「要介護・要支援高齢者の部」の入賞作品にふれたい。 親が決め時代遅れの見合婚今こそ言おう好きだよ千恵子 長倉 幸夫(97歳 宮崎県) かつては結婚といえば、親が段取りして見合をさせ男女を夫婦にするのが当り前の風潮だった。現代の人からすれば何と無茶なと思われるだろうか。いま九十七歳になる作者も見合結婚だったようだ。「今こそ言おう好きだよ千恵子」の下の句の実感をこめた言葉が感動的である。これまでも好きだったが、今こそ好きだよの熱い告白、結びに「千恵子」の名を入れたのも若々しく素敵である。 この想いきかせる君はあの世から我を見下ろしキスもくれない 木村 米子(88歳 宮崎県) 夫を恋する歌である。悲しいかな夫はあの世に旅立ってしまった。どうして先に行ってしまったのという悲しさと無念さを「我を見下ろしキスもくれない」と歌った。天上からはさすがに投げキッスも届かないか。切ない恋心である。 夫れ夫れに事情がありて寄り集う老人ホームの仄かな灯火 阿部 光美(88歳 宮城県) 愛犬の小さき骨壺抱きしめて一人ぼっちではない施設の暮し 佐々木稲子(94歳 茨城県) 老後とは誰も思っていやしないデイで老後の未来を話す 大山アキ子(82歳 宮崎県) 施設で暮らしている高齢者の作品である。一首目、「夫れ夫れに事情がありて寄り集う老人ホーム」とは簡潔で、しかも愛情と優しさのある表現だ。そして、下の句の「仄かな灯火」が胸に迫る。そのほのかなあかりは幸せのあかりなのか、寂しいあかりなのか。きっと両方だろう。 二首目、「一人ぼっちではない」と言っているが、孤独の辛さが伝わる歌である。愛犬の小さい骨壺を抱きしめている作者を想像すると涙がこぼれそうになる。 三首目、デイケアでの会話らしい。「老後」とはいつからだろうか。八十二歳の作者やほぼ同年齢のデイケアの仲間はまだ「老後」ではないのだ。熱心に「老後の未来」を語りあう姿は、介護の若いスタッフを圧倒するほどかもしれない。 卒寿だが思いながらも着てゆきし五十年前の若き日の服 阿部 花子(92歳 徳島県) 新聞に義理人情の大見出ししっかり読めば経理と人事 浅川とみこ(85歳 埼玉県) 一首目、外出の機会があったのだろう。「五十年前の若き日の服」を着ていったというのがすばらしい。もちろん、気持の若さも感じられるが、五十年前の服が今でも似合ってきっと颯爽としたたたずまいなのがすばらしい。 二首目、新聞を毎朝きちんと読む作者である。外の世界への関心をしっかり持っている。「経理と人事」を「義理人情」と読みまちがえたというのが面白い。作者の心には常に「義理人情」があるのか。 若い頃不気味に見えたおばあちゃん今の私はもっと年上 中村ユキ子(94歳 滋賀県) 脳トレに挑戦してるその時も少し呆けてるかわいいわたし 岩切 恭子(95歳 宮崎県) 二首ともに微笑を誘って楽しい。「不気味」どころか「かわいい」今のおばあちゃんである。 「あんた誰」呆けた振りして子供らにギャグと判って ほら大目玉 浦田 和視(97歳 長崎県) また出そうデイの利用者が笑い出す弱い体で屁だけは元気 山下順一郎(91歳 宮崎県) この二首は読者を大笑いさせる。したたかな元気じるしの二人で、臆面もなく歌ってかえってすがすがしい。 続いて「介護者の部」の作品にふれたい。 涙するヤングケアラーの記事読みてシニアケアラー頑張れ我も 山田 敏代(74歳 宮崎県) 五年後は考えまいぞと暗黙の了解している老々介護 田中 朝子(77歳 熊本県) 一首目、ヤングケアラーの苦労に涙しながら「シニアケアラー」の自分を激励している歌である。結句が「我も頑張れ」ではなく「頑張れ我も」と倒置して表現し「我」を終りにおいて強調しているのが印象に残る。 二首目、「五年後は考えまいぞ」の「ぞ」で強調した言い方に作者の気持が出ている。将来に対する不安を共に胸に抱きつつ、その日その日の介護に全力を尽くしている作者の姿が目に浮かぶ。 パーカーの胸にはCHAMPIONとあり歩行リハビリ王の足取り 野口 沙紀(31歳 群馬県) 祖母とするじゃんけん全て予想済み笑い溢れる盆と正月 椿 茜寿(19歳 宮崎県) 一首目、施設の職員さんの歌だろう。入所者のパーカーの胸の「CHAMPION」の文字にその心を読み、「歩行リハビリ王」と尊敬をこめて歌ったのがさすがである。言葉のセンスに感心した歌である。 二首目、祖母をまじえてのお盆と正月の家族団欒の姿を楽しく歌っている。「祖母とするじゃんけん全て予想済み」の具体的表現が生きている。飾り気のない若い人の言葉が新鮮である。 「要介護・要支援の高齢者の部」「介護者の部」ともに、佳作の短歌は入賞作品に勝るとも劣らず優れていた。いや、すべての応募作品に深く心がこめられていた。 この『老いて歌おう』の作品が、多くの人にすみずみまで読まれることを心から願っている。 私たちがつくっています! 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた宮崎に根ざした出版社です。 「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。 雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。 私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

1980 円 (税込 / 送料別)

みやざきエッセイスト・クラブ作品集28『パスカルの微笑』

共感×発見×刺激=エッセイの効能∞ー宮崎を代表する15人のエッセイスト、“いま”を活写する珠玉の30篇みやざきエッセイスト・クラブ作品集28『パスカルの微笑』

みやざきエッセイスト・クラブ 四六判/並製/132ページ 2023年11月26日初版発行 〈目次〉 収録作品 伊野啓三郎/明日への祈り 岩田英男/パスカルの微笑 鈴木康之/民主国家の防人 谷口二郎/自転車に乗って/時間・仲間・空間/夫婦のお店/シェーのポーズ/コーヒータイム/待つということ/歩く大切さを実感/家内は大切/一緒に時を過ごす 戸田淳子/海峡暮色/魔法のじゅうたん 中武寛/摩天楼の屋上にて 中村薫/忘れもの/アイロン・マスター/赤とんぼ 中村浩/おとうと(-弟-宗生のこと) 野田一穂/震えた話をしようと思う―恐怖・感動・発見 福田稔/バスルームの神器たち 森和風/七巡りの卯寿/後編―戦の最中に飛び込んで― 森本雍子/柔らかな日差しの中で/幻の五厘橋 夢 人/消えたP3(ドン・ペリ) 米岡光子/シンプルな暮らしに 渡辺綱纜/汗ボタボタの池内淳子さんと私 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、2022年に50周年を迎えた、宮崎に根ざした出版社です。「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

1320 円 (税込 / 送料別)

楽譜 新曲歌謡ヒット速報 VOL.159/2019 05・06月号(73451)

楽譜 新曲歌謡ヒット速報 VOL.159/2019 05・06月号(73451)

出版社:シンコー・ミュージックジャンル:メロディー譜サイズ:A5ページ数:112初版日:2019年04月23日ISBNコード:9784401734511JANコード:499793873451973451収載内容:≪演歌コーナー≫花は苦労の風に咲く(杜 このみ)大丈夫(氷川きよし)凛(島津亜矢)高遠さくら路(水森かおり)唇スカーレット(山内惠介)萩しぐれ(原田悠里)わすれ酒(中村美律子)出世街道旅がらす(朝花美穂)酒供養?縁歌バーション?(石川さゆり)さみだれ(冠 二郎)茜色の恋(中澤卓也)暁(伍代夏子)恋の終わり三軒茶屋(岩佐美咲)噂のふたり(竹島 宏)長良川舟歌(鏡 五郎)暗夜の恋(上杉香緒里)女の源氏物語(森若里子)おもかげ(和田青児)夜の雨(秋岡秀治)三年椿(竹川美子)京の夜嵐(水沢明美)だいじょうぶ(八代亜紀 with みやぞん)みちのく恋唄(水城なつみ)月草の宿(黒川真一朗)北のさすらい(藤原 浩)みちのく望郷歌(門松みゆき)涙の鏡(竹村こずえ)夢路の宿(野村美菜)北海じゃんじゃん節(モングン)一世一代(池田輝郎)おかんの呼ぶ声(円 広志)海峡冬つばめ(西川ひとみ)愛の一滴(杉 良太郎)哀愁峠(二見颯一)キメテ!(斬波)いのちの愛(麗珠)ケ・セラ・セラ?魔法の言葉(北山みつき)罪の川(若原りょう)残り火海峡おんな唄(石橋美彩)酒と流浪(桂 竜士)串本おんな節(高橋キヨ子)あなた雨(大木あつし)親不孝(六本木ヒロシ)樽太鼓(俵伝次郎)≪リクエストコーナー≫鴨川の月(市川由紀乃)能登は冬色(丘 みどり)酒は男の隠れ宿(福田こうへい)酒場の噂(三山ひろし)≪ポップスコーナー≫黒い羊(欅坂46)

1100 円 (税込 / 送料別)

人間・野上弥生子 『野上弥生子日記』から/中村智子【1000円以上送料無料】

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著者中村智子(著)出版社思想の科学社発売日1994年05月ISBN9784783601111ページ数204Pキーワードにんげんのがみやえこのがみやえこにつきから ニンゲンノガミヤエコノガミヤエコニツキカラ なかむら ともこ ナカムラ トモコ9784783601111

2200 円 (税込 / 送料込)

未来への航跡 宮本憲一先生卒寿記念 環境と自治の政治経済学を求めて/宮本背広ゼミナール【1000円以上送料無料】

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著者宮本背広ゼミナール(編)出版社かもがわ出版発売日2021年08月ISBN9784780311716ページ数333Pキーワードみらいえのこうせきみやもとけんいちせんせいそつじゆ ミライエノコウセキミヤモトケンイチセンセイソツジユ みやもと/せびろ/ぜみな-る ミヤモト/セビロ/ゼミナ-ル9784780311716内容紹介宮本憲一先生卒寿記念卒寿を迎えた今も環境と経済の最先端で発言を続ける宮本憲一氏の業績を引き継ぐために。インタビュー、2000項目に及ぶ業績目録、ブックガイド。寺西俊一・中村剛治郎・諸富徹・森裕之ら世代を超えた10数名の論稿。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 社会資本・都市・国家・環境をめぐって(“宮本経済学”をどう受け継ぐか-先生の社会的貢献を中心に/「共同社会的条件の政治経済学」とは何か-宮本経済学の現代的意義と方法論的検討/現代資本主義解明のコーナーストーン-『社会資本論』の今日的意義/「社会資本論」の新しい課題/経済学大系の変革と都市の生き方-『都市経済論』をめぐって/市場と政府を超えて-宮本憲一の国家論・財政学/公害史から学ぶ教訓/「地域問題」を手放さない)/第2部 人間像-足もとを掘れ、そこに泉涌く(教育者・師匠としての宮本憲一先生/宮本先生に学んだこと-信州宮本塾の29年/What’s in a Zemi?(「ゼミ」の中にあるもの)/成長し続ける「宮本文庫」/社会的災害と闘う苛烈な観察者の精神)

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電力発生工学/宮地巖/中村光一【1000円以上送料無料】

電気・電子工学大系 58電力発生工学/宮地巖/中村光一【1000円以上送料無料】

著者宮地巖(著) 中村光一(著)出版社コロナ社発売日1988年02月ISBN9784339003376ページ数250Pキーワードでんりよくはつせいこうがくでんきでんしこうがくたい デンリヨクハツセイコウガクデンキデンシコウガクタイ みやち いわお なかむら こう ミヤチ イワオ ナカムラ コウ9784339003376

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地球を壊す人、救う人々 戦争と環境破壊連鎖の危機/宮田律【1000円以上送料無料】

地球を壊す人、救う人々 戦争と環境破壊連鎖の危機/宮田律【1000円以上送料無料】

著者宮田律(著)出版社薫風社発売日2023年03月ISBN9784902055436ページ数173Pキーワードちきゆうおこわすひとすくうひとびとせんそう チキユウオコワスヒトスクウヒトビトセンソウ みやた おさむ ミヤタ オサム9784902055436内容紹介戦争は最大の環境破壊をもたらし、地球環境の悪化は紛争やテロを生み出す。戦争や暴力を克服して平和に至るために、環境問題がいかに政治や社会の安定に密接に深く関連するかを、現在の紛争地の例などを踏まえて明らかにする。また、アフガニスタンで用水路の建設などの支援活動を行なっていた中村哲医師をはじめとして、日本の先人には環境問題に取り組んできた人々が数多くいる。彼らの先駆的な活動を紹介しながら、困難に直面しながらも地球規模の問題に取り組んだ気概やバイタリティー、そして彼らの目指したところに迫る。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 中村哲医師がアフガニスタンで気づいた気候変動(水と食料の提供で暴力の抑制を目指した中村哲医師/気候変動を克服する道は用水路にあり ほか)/第2章 対テロ戦争の失敗をもたらした環境問題(米国が撤退したアフガニスタンの混迷/諸外国の思惑に翻弄され続けたアフガニスタンの近現代史 ほか)/第3章 世界の環境を破壊する戦争(なぜ、人間社会は戦争をしてはいけないのか/戦争は未来に大きな爪痕を残す ほか)/第4章 砂漠の緑化に取り組み平和を構想した日本人たち(狭量なナショナリズムを克服する環境問題への取り組み/フィリピンの環境改善に努めた元日本兵-土居潤一郎 ほか)/第5章 芸術は気候変動への警鐘を鳴らし戦争反対の声を上げる(芸術が訴える世界の矛盾と平和への祈り/中村哲医師を称えるルーミーの詩 ほか)

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修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編/中村文人/宮澤やすみ【1000円以上送料無料】

修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 京都編/中村文人/宮澤やすみ【1000円以上送料無料】

著者中村文人(著) 宮澤やすみ(監修)出版社くもん出版発売日2021年01月ISBN9784774331805ページ数47Pキーワードプレゼント ギフト 誕生日 子供 クリスマス 子ども こども しゆうがくりよこうがたのしくなるぶつぞうここ シユウガクリヨコウガタノシクナルブツゾウココ なかむら もんど みやざわ や ナカムラ モンド ミヤザワ ヤ9784774331805内容紹介せっかくの修学旅行なのに、ちっともおもしろくない寺社見学。人気の仏像の“注目ポイント”を「ここ見て!」と紹介し、楽しみの喚起と、歴史や文化への理解促進を図ります。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次仏像の基本(京都の仏像の特徴/仏像のキャラクター1 如来 ほか)/京都に来たら見逃せない仏像たち(三十三間堂 千手観音菩薩とは/三十三間堂 千手観音坐像 ほか)/この仏像も見てほしい(東寺 講堂 立体曼荼羅/東寺 講堂 五智如来 ほか)/ちょっと変わった仏像(蛸楽師堂 蛸薬師如来/誓願寺 阿弥陀如来坐像 ほか)

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修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 奈良編/中村文人/宮澤やすみ【1000円以上送料無料】

修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 奈良編/中村文人/宮澤やすみ【1000円以上送料無料】

著者中村文人(著) 宮澤やすみ(監修)出版社くもん出版発売日2021年02月ISBN9784774331782ページ数47Pキーワードプレゼント ギフト 誕生日 子供 クリスマス 子ども こども しゆうがくりよこうがたのしくなるぶつぞうここ シユウガクリヨコウガタノシクナルブツゾウココ なかむら もんど みやざわ や ナカムラ モンド ミヤザワ ヤ9784774331782内容紹介せっかくの修学旅行なのに、ちっともおもしろくない寺社見学。人気の仏像の“注目ポイント”を「ここ見て!」と紹介し、楽しみの喚起と、歴史や文化への理解促進を図ります。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次仏像の基本(奈良の仏像の特徴/仏像のキャラクター1 如来 ほか)/奈良で見逃せない仏像たち(東大寺大仏殿 毘盧遮那如来/東大寺大仏殿 広目天 ほか)/この仏像も見ておこう!(薬師寺金堂 薬師三尊像/薬師寺金堂 日光菩薩・月光菩薩 ほか)/聖徳太子ゆかりの地で見る仏像(法隆寺金堂 釈迦三尊像/法隆寺金堂 四天王像 ほか)

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土神と狐/宮沢賢治/中村道雄/子供/絵本【3000円以上送料無料】

日本の童話名作選土神と狐/宮沢賢治/中村道雄/子供/絵本【3000円以上送料無料】

著者宮沢賢治(著) 中村道雄(画)出版社偕成社発売日1994年12月ISBN9784039636409ページ数35Pキーワードえほん 絵本 プレゼント ギフト 誕生日 子供 クリスマス 子ども こども つちがみときつねにほんのどうわめいさくせん ツチガミトキツネニホンノドウワメイサクセン みやざわ けんじ なかむら み ミヤザワ ケンジ ナカムラ ミ9784039636409

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地球を壊す人、救う人々 戦争と環境破壊連鎖の危機/宮田律【3000円以上送料無料】

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著者宮田律(著)出版社薫風社発売日2023年03月ISBN9784902055436ページ数173Pキーワードちきゆうおこわすひとすくうひとびとせんそう チキユウオコワスヒトスクウヒトビトセンソウ みやた おさむ ミヤタ オサム9784902055436内容紹介戦争は最大の環境破壊をもたらし、地球環境の悪化は紛争やテロを生み出す。戦争や暴力を克服して平和に至るために、環境問題がいかに政治や社会の安定に密接に深く関連するかを、現在の紛争地の例などを踏まえて明らかにする。また、アフガニスタンで用水路の建設などの支援活動を行なっていた中村哲医師をはじめとして、日本の先人には環境問題に取り組んできた人々が数多くいる。彼らの先駆的な活動を紹介しながら、困難に直面しながらも地球規模の問題に取り組んだ気概やバイタリティー、そして彼らの目指したところに迫る。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 中村哲医師がアフガニスタンで気づいた気候変動(水と食料の提供で暴力の抑制を目指した中村哲医師/気候変動を克服する道は用水路にあり ほか)/第2章 対テロ戦争の失敗をもたらした環境問題(米国が撤退したアフガニスタンの混迷/諸外国の思惑に翻弄され続けたアフガニスタンの近現代史 ほか)/第3章 世界の環境を破壊する戦争(なぜ、人間社会は戦争をしてはいけないのか/戦争は未来に大きな爪痕を残す ほか)/第4章 砂漠の緑化に取り組み平和を構想した日本人たち(狭量なナショナリズムを克服する環境問題への取り組み/フィリピンの環境改善に努めた元日本兵-土居潤一郎 ほか)/第5章 芸術は気候変動への警鐘を鳴らし戦争反対の声を上げる(芸術が訴える世界の矛盾と平和への祈り/中村哲医師を称えるルーミーの詩 ほか)

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修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊 奈良編/中村文人/宮澤やすみ【3000円以上送料無料】

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著者中村文人(著) 宮澤やすみ(監修)出版社くもん出版発売日2021年02月ISBN9784774331782ページ数47Pキーワードプレゼント ギフト 誕生日 子供 クリスマス 子ども こども しゆうがくりよこうがたのしくなるぶつぞうここ シユウガクリヨコウガタノシクナルブツゾウココ なかむら もんど みやざわ や ナカムラ モンド ミヤザワ ヤ9784774331782内容紹介せっかくの修学旅行なのに、ちっともおもしろくない寺社見学。人気の仏像の“注目ポイント”を「ここ見て!」と紹介し、楽しみの喚起と、歴史や文化への理解促進を図ります。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次仏像の基本(奈良の仏像の特徴/仏像のキャラクター1 如来 ほか)/奈良で見逃せない仏像たち(東大寺大仏殿 毘盧遮那如来/東大寺大仏殿 広目天 ほか)/この仏像も見ておこう!(薬師寺金堂 薬師三尊像/薬師寺金堂 日光菩薩・月光菩薩 ほか)/聖徳太子ゆかりの地で見る仏像(法隆寺金堂 釈迦三尊像/法隆寺金堂 四天王像 ほか)

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人間・野上弥生子 『野上弥生子日記』から/中村智子【3000円以上送料無料】

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著者中村智子(著)出版社思想の科学社発売日1994年05月ISBN9784783601111ページ数204Pキーワードにんげんのがみやえこのがみやえこにつきから ニンゲンノガミヤエコノガミヤエコニツキカラ なかむら ともこ ナカムラ トモコ9784783601111

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電力発生工学/宮地巖/中村光一【3000円以上送料無料】

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著者宮地巖(著) 中村光一(著)出版社コロナ社発売日1988年02月ISBN9784339003376ページ数250Pキーワードでんりよくはつせいこうがくでんきでんしこうがくたい デンリヨクハツセイコウガクデンキデンシコウガクタイ みやち いわお なかむら こう ミヤチ イワオ ナカムラ コウ9784339003376

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中村佳文 牧水の聲~短歌(うた)の朗誦性と愛誦性◎鉱脈社

牧水はどんな聲で詠んだのだろうー歌はかつて声高らかに詠われていた。朗誦の伝統を発掘し、「聲」(身体性)の復権へ。気鋭の注目の論考集。中村佳文 牧水の聲~短歌(うた)の朗誦性と愛誦性◎鉱脈社

定価本体2000円+税 四六判 並製 236ページ みやざき文庫153 2023年9月17日 初版発行 私たちは「声」を失っているのではないか。 宮崎大学教授の中村佳文氏の本書『牧水の聲』を読むとあらためてそう思う。 中村氏は和漢比較文学の専門家で、 また 『声で思考する国語教育』の著書をもつ音声表現の専門家でもある。 そんな氏による牧水論は斬新で注目に値する。牧水短歌の朗詠性と愛誦性に着目して精緻に論じる論考は「声の歌人 牧水」をよみがえらせると同時に、現代において「声」のもつ文化をみなおすアクチュアリティをもっている。 牧水愛好者はもちろん、 詩歌や音声表現の関心ある読者にぜひ手に取っていただきたい一冊である。  歌人、 若山牧水記念文学館館長 伊藤一彦(本書オビ文より) 目次 序章 牧水の朗誦性と明治という近代 一、牧水の朗誦性と時代 二、 近代読者と音読・黙読 三、「国語」の成立と五七調・七五調の問題 四、牧水の「力動」を読む 五、おわりに 第一章 牧水の聲―「朗詠」ができた最後の歌人 一、牧水の聲が聴きたい 二、同時代の人々が聴いた牧水の朗詠 三、朗詠が歌に適するのか? 歌が聲にかたち創られるのか? 四、近代歌人の朗詠と朗読―「詠う」から「読む」へ 五、牧水の聲すなわち短歌 第二章 牧水の耳―渓の響き「日の光きこゆ」「鳥よなほ啼け」 一、はじめに―「耳をすませば」 二、渓の響きと独り言「寂しさの終てなむ国」 三、湯桧曽から谷川へ ⑴「日の光きこゆ」 四、湯桧曽から谷川へ ⑵「鳥よなほ啼け」 五、牧水の耳と『古今和歌集』の宇宙 六、むすび「眼を開くな、眼を瞑ぢよ。」 第三章 明治四十三年の邂逅―牧水と啄木の交流と断章と 一、解けぬひとつの不可思議の 二、ながめつつ君の死にゆきにけり 三、自然主義と牧水・啄木の調べ 四、漢文脈・言文一致と牧水・啄木 第四章 牧水短歌の「姿(さま)」と和漢の共鳴―「木の葉のすがたわが文にあれよ」 一、「ちひさきは小さきままに」 二、「怪しい嗚咽の声」 三、破調歌「恐怖」の要素 四、啄木「手間暇のいらない歌が一番便利なのだ」 五、「木々の雫にか」―「調とは則ち姿なり」 第五章 牧水の学び―香川景樹『桂園一枝』と坪内逍遥「文学談」 一、牧水が受けた教育 二、香川景樹『桂園一枝』の和歌の影響 三、坪内逍遥博士の「文学談」 四、牧水の学び 第六章 「しびれわたりしはらわたに」―和歌・短歌と朗誦・朗読 一、牧水のうたは声なり 二、音読と国語、短歌と朗読 三、和歌・短歌それぞれの百五十年 四、「短歌県みやざき」に向けて 第七章 牧水短歌を愛誦するための覚書―歌の「拍節」を視点に 一、はじめに 二、牧水の歌が声でよまれる際の疑問 三、愛誦歌の「拍節」―『サラダ記念日』の秘密 四、牧水歌の拍節再考 五、むすび 終 章 「牧水短歌の力動を読む」伊藤一彦×中村佳文 第六十九回牧水祭 対談 二〇一九年九月十七日・於:日向市東郷町坪谷牧水公園「ふるさとの家」 著者プロフィール 中村 佳文(なかむら よしふみ) 宮崎大学教育学部教授:博士(学術) 1964年(昭和39)東京都北区田端に生まれる 1986年(昭和61)早稲田大学を卒業後、都内中高一貫校の教員となる 2000年(平成12)早稲田大学大学院修士課程修了 2006年(平成18)早稲田大学大学院博士後期課程修了 2013年(平成25)宮崎大学教育文化学部准教授 2018年(平成30)より現職 竹柏会心の花会員・牧水研究会会員(編集) 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、創業50年を超える宮崎に根ざした出版社です。「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

2200 円 (税込 / 送料別)

安西一夫著 高知尾の名字1~姓氏の由来にみる西臼杵の歴史をたどる◎鉱脈社

高千穂郷18ヵ村は、九州の真ん中にあって古代より交流の中心であった。先祖はどのようにこの地を開拓し、生きてきたのだろう?第1巻では27の名字を収録する。安西一夫著 高知尾の名字1~姓氏の由来にみる西臼杵の歴史をたどる◎鉱脈社

みやざき文庫152 定価本体2200円+税 2420円 四六判 352ページ 『高知尾の名字』発刊にあたって JA高千穂地区組合長 佐藤友則 この度、安在一夫氏が、長年JA高千穂地区広報紙「かるめご」に連載されていました「西臼杵の姓氏」が、大幅に改稿して新たな装いで編集され、『高知尾の名字』と題されて発刊されるにあたり、心よりお祝いを申し上げます。 執筆されました安在一夫氏が、高千穂地区農協で広報担当をされていました平成八年八月号から、退職後の令和四年五月号までの二十六年間、執筆活動を続けられ現在に至っているところです。 繁多な農協業務。そして退職後の介護施設経営の傍ら、膨大な資料の収集、取材力、そしてそれから得た情報・知識等々、唯々感嘆するとともに、毎号書きつづけられたことに感謝と敬意を表する次第であります。 高千穂郷は、古代神話の時代から、近世に至るまで九州中央部の要所としてまた、天孫降臨の神話と伝説から戦国時代そして近世まで夫々に由来した地名があります。更に二〇一五年に世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山」として認定され、その根幹をなす一八〇〇ヘクタールの棚田・五〇〇キロメートルにも及ぶ山腹用水路網等、先人が苦労して築き上げた歴史的遺産も数多くあります。 「かるめご」では姓氏の由来に加え、その時々の時代背景も書きこまれており、単なる「JA広報紙」としてではなく、歴史的価値の高い連載として組織内外より高い評価を受けております。 JA高千穂地区も平成六年に三JA合併してから本年で三十周年を迎えることもあり、安在一夫氏の快諾を受け今回出版の運びとなりました。歴史的価値の高いこの本は、三巻予定の第一巻初版となります。 結びにこの本が、後世に伝える貴重な歴史書としての価値に加え、地域・組合員の方々がこの高千穂郷に生まれ育ったことと、改めて自分の姓を「誇り」に思える根拠の一つとなることをご祈念申し上げ発刊にあたってのご挨拶と致します。 なお出版にあたっては、鉱脈社川口社長に特段のご配慮を賜り改めて御礼を申し上げます。 令和五年七月吉日 目次 第一編 神々との関わりのなかで 1の章 十社大明神との関連で 興梠・興呂木[こうろき・こうろぎ]氏 始めに山の氏・興呂木氏ありき 市野[いちの]氏 「いちの」という名乗りは何処から?地名かあるいは神孫の末裔だから? 緒方・尾賀田[おがた]氏 恐ろしき者の末、祖母岳大明神の子 あかがり大太の長子が高千穂を支配 極殿[ごくでん]氏 神に供えるお米を栽培した御供田の管理者 2の章 阿蘇神との関わり 今村[いまむら]氏 高知尾を出発したわずかな主従は南阿蘇で大族に 田上[たのうえ]氏 神孫の末裔は広大な知保野を拓き、狩猟の名手は観音の霊験に導かれて 矢津田[やつだ]氏 謎多き希代の豪傑を祖とする延岡藩官吏。書き写した多くの文書は貴重な歴史資料 第二編 落武者の系譜 3の章 落武者の系譜1 奈須・那須[なす]氏 那須与一の伝承もあるが 椎葉を追われた十三人衆の末孫か? 坂本[さかもと]氏 荒踊の特異性は近江からの移住の証明か? 後藤[ごとう]氏 大坂の陣の落武者説も混じり、庄屋、社家、浄専寺開基と多土彩々 稲葉[いなば]氏 日露戦争旅順港封鎖作戦で名誉の戦死 稲葉秀六の先祖は伊予水軍河野氏の出 4の章 落武者の系譜2 津隈[つぐま]氏・角隅[つのくま]氏 豊後大友氏の軍師角隅石宗と同族。豊前に発祥。つきまとうキリシタンの影 山田[やまだ]氏 先祖は島原の乱一揆軍の唯一の生き残り「天草四郎の旗指物」の絵を描いた絵師 竹次[たけつぐ]氏 作左衛門は秀頼探査の隠密で薙刀の名手 島原の乱負傷の武者をみとり供養塔建立 第三編 戦国の世から幕藩体制下へ 5の章 台頭する国衆たち 押方[おしかた]氏 時勢を見て領袖を変えつつ 阿蘇氏を最後まで支えた一族 土持[つちもち]氏 岩戸土持の祖。親子二代戦野に埋る 赤星[あかぼし]氏 肥後の名族の一派。天険を利用した山城の遺構は今も残る 森田・守田[もりた]氏 森田の名字は烈婦おひや様の姓か 6の章 山の民の系譜―技能集団 小椋[おぐら]氏 惟喬親王(これたかしんのう)のお墨付きを得て山中を自在に。轆轤(ろくろ)を挽いた山の民・木地師 広島・廣島(嶋)[ひろしま]氏 その技、竹ひご一本に伝う用の美は世界を魅了する。 伊木[いき]氏 栄華を極めた山浦の鉱山(やま)。握ったのは象のシッポほど。大鉱脈が地下に眠る 芥川[あくたがわ]氏 神農(しんのう)様の居場所を探せ。芥川泥干(でいかん)の傑出の木像群 7の章 庄屋群像―藩と民の間で 河内[かわち・かわうち]氏 問題が解決したその日の夜半、悲劇は起きた。何があったのか? 岡田[おかだ]氏 山裏の逃散事件を解決した商人、三ヶ所村の庄屋として地域振興に尽力 甲田[こうだ]氏 隣村の騒動で手腕を発揮した安左衛門、五ヶ瀬川を浚渫(しゅんせつ)し積み出し倍増の嘉兵衛 中村[なかむら]氏 菜種千俵、米千俵交換詐取されるも三代かけて取り戻した中村寅五郎 都[みやこ]氏 幕末、高知尾の若者のステータスは六尺棒を操る棒術の免許皆伝であった 関係地域図―高千穂郷を中心に 主要参考文献・史料一覧 あとがき 私事で恐縮ですが、農協を退職して二十五年近くが経ちました。その節は組合員の皆様はもとより同僚の皆様に大変お世話になりました。 この度、不肖私が農協だより「かるめご」に連載させてもらっておりました「西臼杵の姓氏」を、高千穂地区農協で合併三十周年記念として本にまとめて出版していただくことになりました。大変光栄なことと感謝しております。 私は平成六年四月、郡内の農協合併で五ヶ瀬町に支所長として勤務させて頂きました。その前年の平成五年は長雨が続いた寒い夏で多くの人が初めて経験された冷夏の年であります。米は稔らず作物の大半は売り物にならない不良品でした。うって変わって翌六年は雨の降らない日照りの年となり、作物の大半は豊作でしたが今度は価格の低迷で、農家の皆さんにとって大変厳しい年が続きました。 郷土の歴史でも、このような気象災害は度々あり、食料を生産するはずの百姓が飢えに苦しみ強訴、逃散、打ち壊し、一揆等騒動に走ることもあったようです。 延岡藩政下よりもっと古い時代、はるかな古代より綱の瀬川より以西、 分水嶺あたりまでは「高知尾」「高智保」の呼び名で呼ばれ、約六五〇年間三田井氏の支配下にありました。以後、近世に至っては二七〇年間延岡藩の統治下となり近代に至っています。 耳川流域の七ツ山、家代を加え高千穂十八ヶ村が九州のど真ん中に存在した、それは神々の里と呼ばれる千年以上の歴史とロマンにあふれる土地であろうと思います。 広報紙の連載では我らのご先祖が不器用にも一生懸命暮らしてきたことを書きました。それができたのも農協職員という仕事を通じて、組合員という農家の皆さんと時には酌み交わし筵の上で語り合えたからです。そのとき聞いたご先祖のお話をまとめたものが中心です。 本にまとめるにあたって、タイトルは高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村一帯の共通の呼び名をいただき「高知尾の名字」としました。 この本を出版できたのは、ご教示頂きました郷土史家の諸先生、同志諸兄、今までの「西臼杵の姓氏」をご愛読いただきました皆様のおかげです。その多くはすでに鬼籍の門をくぐられました。この場にてご冥福をお祈りいたします。 本書は第一巻であります。 「かるめご」に掲載した名字が約九○姓あります。本書収録の名字はそのうちの三分の一に満たないものです。最終的には数巻のシリーズとなるでしょう。連載当初のページ数の不足で書き漏れなどがあり、追加したい名字もありますので、今後につきましては農協と相談しながら対処していきたいと思います。 最後になりましたが、組合員の皆様、読者の皆様有難うございました。 令和五年七月吉日 筆者 敬白 私たちが心をこめて作っています。 鉱脈社は1972年に誕生し、創業50年を超える宮崎に根ざした出版社です。 「月刊情報タウンみやざき」などの情報誌のほか、単行本やシリーズ書籍の出版、自費出版のお手伝いを手がけています。 雑誌分野ではスタッフ一丸となって足で情報をかせぎ、書籍出版分野では著者様と力を合わせて納得のいく本づくりを心がけています。 私たちが愛情込めて作った本を、ぜひ手に取ってみてください。

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