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【楽天ブックスならいつでも送料無料】人間晩年図巻 2004-07年 [ 関川 夏央 ]

関川 夏央 岩波書店ニンゲンバンネンズカンニセンヨンカラゼロナナネン セキカワ ナツオ 発行年月：2021年11月29日 予約締切日：2021年10月10日 ページ数：264p サイズ：単行本 ISBN：9784000615068 関川夏央（セキカワナツオ） 作家。1949年、新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。『海峡を越えたホームラン』（双葉社、1984年）で第7回講談社ノンフィクション賞、『「坊っちゃん」の時代』（谷口ジローと共作、双葉社、1987ー97年）で第2回手塚治虫文化賞、2001年には、その「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により第4回司馬遼太郎賞、『昭和が明るかった頃』（文藝春秋、2002年）で第19回講談社エッセイ賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 2004年に死んだ人々（網野善彦（肺がん・76歳）ー『舞踏会の手帖』古文書版／ロナルド・レーガン（アルツハイマー、肺炎・93歳）ーアメリカが懐かしむ時代／マーロン・ブランド（呼吸不全・80歳）ー「天才俳優」は際限なく太る／フランソワーズ・サガン（心臓疾患・69歳）ー早熟という「不運」／本田靖春（多臓器不全・71歳）ー輝ける「戦後」の記憶）／2005年に死んだ人々（星ルイス（肺がん・56歳）ー「世の中に不足するもの、水とアブラとあんたの背丈」／阪田寛夫（うつ病、肺炎・79歳）ー「かわいいね」サッちゃん／岡田史子（心不全（？）・55歳）ー六〇年代的、あまりに六〇年代的／ロック岩崎（墜落による心臓破裂・53歳）ー天才戦闘機パイロットと花粉症／貴ノ花（初代）（口腔底がん・55歳）ー家族解散、家業消滅／杉浦日向子（下咽頭がん・46歳）ー「お江戸」の娘／仰木彬（肺がん・70歳）ー「パ・リーグひと筋」パンチパーマ）／2006年に死んだ人々（茨木のり子（くも膜下出血・79歳）ー「わたしが一番きれいだったとき」 ほんとうにきれいだった人／宮川泰（虚血性心不全・75歳）ー「若いってすばらしい」／今村昌平（肝臓がん・79歳）ー映画監督の人生／吉村昭（舌がん、膵臓がんの末期治療中に自死・79歳）ー「昭和」の子にして歴史小説の「化物」／ジョセフ・オツオリ（交通事故・37歳）ーケニア人駅伝選手の草分け／青島幸男（骨髄異形成症候群・74歳）ー明るいニヒリストのテレビ的人生）／2007年に死んだ人々（宮本邦彦（事故死（自殺しようとした人を助け電車にはねられ死亡）・53歳）ーある警察官の殉職／石立鉄男（動脈瘤破裂・64歳）ー多趣味貧乏／向坂ゆき（老衰・102歳）ー「大正」のお嬢さんの一世紀／ミケランジェロ・アントニオーニ（94歳）／イングマール・ベルイマン（89歳）／小田実（75歳）ーたまたま同日に亡くなった／谷口千吉（誤嚥性肺炎・95歳）ー八千草薫の夫／真部一男（大腸がんの肝臓転移・55歳）ー彼が指さなかった最後の一手） イラク日本人人質事件、「冬ソナ」、プロ野球再編問題、鳥インフルエンザ、「小泉劇場」、北朝鮮核実験、「消えた年金記録」、サブプライム住宅ローン危機ー。新自由主義の帰結として格差問題が深刻化し、「戦後レジームからの脱却」が叫ばれた二〇〇四ー〇七年を舞台とする本巻には、ロナルド・レーガン、吉村昭、青島幸男、初代貴ノ花、フランソワーズ・サガンら二十六人を収録。 本 人文・思想・社会 歴史 その他