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熊野詣で

壺装束をまとい旅する、平安時代のたおやかな貴族女性。熊野詣で

壺装束をまとい旅する、平安時代のたおやかな貴族女性。 熊野詣とは紀伊国(和歌山県)の本宮、親宮、那智の熊野三山に参拝することです。熊野三山に通じる道の総称を熊野古道といいます。また、霊場や山岳修行の道でもあります。 平安の時代、熊野詣は貴族や上皇など身分の高い人々のものでした。 当時、旅には壺装束(つぼしょうぞく)と呼ばれる衣裳をまといました。平安時代以後に行われた中流階級以上の女性が身に付けていた旅行用の服です。裾の長い衣服を歩きやすいように腰でつぼ折りにしたもので、外出するときの私服にあたります。 頭には垂れ絹を垂らした市女笠を被ります。顔を隠すための布ですが、虫除けにもなります。 こちらのお人形は半透明の布の間から、顔を覗かせている女性です。 笠には布のほかに飾り紐もつけて可愛らしく仕上げました。 壺装束も丁寧に再現しました。着物の内側はもちろんのこと、つぼ折りにしてたくし上げた布の下に纏っている着物もしっかりと木目込んでいます。足には草履を履かせました。女性らしい優しさを感じられる衣裳です。 片足を前に踏み出し、遠い旅路の先を見つめるまなざし。旅する女性の雰囲気を盛り立てています。 セット内容 セット 人形、飾り台、作札 仕様 サイズ 間口21cm×奥行18cm×高さ23.5cm

56100 円 (税込 / 送料別)