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穀物の世界史 小麦をめぐる大国の興亡 [ スコット・レイノルズ・ネルソン ]

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小麦をめぐる大国の興亡 スコット・レイノルズ・ネルソン 山岡由美 日経BP 日本経済新聞出版コクモツノセカイシ スコット レイノルズ ネルソン ヤマオカ ユミ 発行年月:2023年10月17日 ページ数:432p サイズ:単行本 ISBN:9784296115358 ネルソン,スコット・レイノルズ(Nelson,Scott Reynolds)(ネルソン,スコットレイノルズ) ジョージア大学歴史学部教授、ジョージア大学アスレティック・アソシエーション歴史学教授。ニューベリー図書館(シカゴ)やハーバード大学の研究員などを経て現職。2019~2020年グッゲンハイム・フェロー。マール・カーティ社会史賞(Merle Curti Social History Award)、全米芸術表現賞(National Award for Arts Writing)を受賞したSteel Drivin’ Man:John Henry,the Untold Story of an American Legendなど5点の著書がある。米国ジョージア州アセンズ在住 山岡由美(ヤマオカユミ) 翻訳家。出版社勤務を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 黒い道ー紀元前1万年~紀元前800年/第2章 コンスタンティノープルの門ー紀元前800年~紀元1758年/第3章 重農主義的な膨張ー1760年~1844年/第4章 ジャガイモ疫病菌と自由貿易の誕生ー1845年~1852年/第5章 資本主義と奴隷制ー1853年~1863年/第6章 アメリカの穀物神ー1861年~1865年/第7章 爆発音と大変化ー1866年/第8章 何をなすべきかー1866年~1871年/第9章 穀物の大危機ー1873年~1883年/第10章 ヨーロッパの穀物大国ー1815年~1887年/第11章 「ロシアはヨーロッパの恥」ー1882年~1909年/第12章 オリエント急行、行動軍ー1910年~1914年/第13章 パンをめぐる世界戦争ー1914年~1917年/第14章 権力の源泉としての穀物ー1916年~1924年 歴史に登場した数々の帝国の興亡を理解するためには、穀物が通った道を、川沿い、港と港のあいだ、そして海を越えてたどる必要がある。歴史家のスコット・レイノルズ・ネルソンは本書において、こうした穀物の道を支配するための争いが、世界のパワーバランスにどのような変化をもたらしたかを明らかにしている。19世紀初頭より帝政ロシアは、ウクライナの黒海に面したオデーサの活況を呈する港を通じて、ヨーロッパの大部分に食糧を供給していた。しかし、アメリカ南北戦争の後、大量のアメリカ産小麦が大西洋を渡ってヨーロッパに押し寄せるようになり、食糧価格は急落した。安価な外国産穀物は、ドイツとイタリアの台頭、ハプスブルク家とオスマン帝国の衰退、そしてヨーロッパ各国による勢力圏の争奪戦に拍車をかけ、第1次世界大戦とロシア革命が勃発する決定的な要因となった。国家の盛衰に説得力ある新たな解釈を加えた本書は、大国同士が鎬を削るなかにあって、穀物の支配が比類のない力を示してきたことを物語っている。 本 ビジネス・経済・就職 産業 農業・畜産業

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