「弦楽器 > バイオリン」の商品をご紹介します。

Satori 1/8 Violin set "Prelude" VN201 1/8 サイズ バイオリン セット
エレガントな虎目背板、巧みに彫刻されたスクロールと フィッティングにより、ケースから取り出すと注目を集める バイオリンとなっています。 より明るく大きな音を出すために厳選されたスプルース材、 美しい模様のメープル材、ゴールデンブラウンのニス、 ローズウッドのヒルスタイルのフィッティングと 黒檀の指板が装備されています。 外装はキャンバス生地で、内装はベルベット生地の長方形ケースと、 高品質の木製の馬毛弓を含むセットです。
35200 円 (税込 / 送料別)

【1952年製作ビオラ】 チェコ製16インチ(40.5cm) ヴィオラ Miloslav Prochazka 1952 ミロスラフ・プロハースカ
ミロスラフ・プロハースカ 1952年製 ヴィオラ 16インチ 製作者:Miloslav Prochazka (1952年製作、Luby u Chebu) 「ミロスラフ・プロハースカ(チェコ・チェブ郡ルビー)1952年製作」という意味になります。したがって、1952年にルビーの工房でプロハースカ自身の手で製作された楽器であることがわかります。 1952年製作のラベルを冠していますが、ほぼ新品状態です。長らくブルガリアの工房で眠っていました。 ボディ長さ:405mm アッパー: 197mm ロワー: 242mm チェコ西部のチェブ郡に位置する小都市ルビー(Luby 旧名シュネンバッハ)は、16世紀以来続くヴァイオリン(弦楽器)製作の伝統で知られる地域です。最初の製作家は17世紀前半に現れ、現存する最古の楽器は1664年製のヴィオラ(ヨハン・アダム・ポペル作)であることが確認されています。20世紀初頭には約1,500人以上の職人が働き、年間約15万丁を生産する一大工業地となりました。その品質と生産量から「オーストリアのクレモナ」とも呼ばれ、チェコ国内外で高く評価されていました。第二次大戦後もチェコ政府による工業再編が進み、1946年には約40人の職人がルビーに集まり「クレモナ協同組合」を結成、1950年までに国営化されました。このクレモナが後のストルナル社(Strunal Schönbach)の前身となり、現在でもルビーはチェコを代表する弦楽器メーカーの拠点となっています。 プロハースカ作のこの1952年製ヴィオラのスペックは、ボディ長405mm(約16インチ)で、標準的なコンサート用サイズに相当します。楽器構造は典型的なヴァイオリン族で、表板に欧州産スプルース、裏板・側板にメイプル材を使用していると推察されます。背板のメイプルには虎斑(フレイム)模様が見られ、光に当たると縞模様が浮かび上がる仕上がりです。ニスは透き通った飴色、琥珀色で、経年で深みを増したツヤ消し調に見受けられます。 ヴィオラのエフ孔(f字孔)は、曲線的な形状がきれいに彫り出されています。エフ孔の縁は内外にパフリング(飾り線)が施され、表面のウッドグレイン(木目)に沿うように丁寧にインレイされています。また、指板・ネック・スクロール(渦巻き)も全てメイプル材で作られており、スクロールの彫りはおおむね丸みを帯びた伝統的な形状です。表面のオールド仕上げや擦れはありますが、楽器としての構造はきわめてオーセンティックで、第二次大戦後のチェコスロバキア製標準モデルの様式によく沿っています。 この楽器を使って演奏した音源があるのでぜひクリックして聞いてください!
440000 円 (税込 / 送料込)