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サンドロ・フーガ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番-第3番

2014年7月23日発売サンドロ・フーガ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番-第3番

曲目・内容1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番(1938-1939)I. Molto tranquillo, con semplicita ed espressioneII. Molto allegroIII. Sostenuto espressivo4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第2番(1972)[世界初録音]I. Moderatamente mosso, ma tranquilloII. Molto adagioIII. Presto con slancio7-9.ヴァイオリン・ソナタ 第3番(1989)I. Mosso, amabileII. Berceuse: AndantinoIII. VivoIV. Assai lento, a piacere molto espressivoアーティスト(演奏・出演)マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)…1-3アレッサンドロ・ミラーニ(ヴァイオリン)…4-6セルジオ・ランベルト(ヴァイオリン)…7-10ジャコモ・フーガ(ピアノ)レコーディング2013年2月1-2日イタリア ポリテクニコ・オブ・トゥリン、アウラ・マーナ。ジョヴァンニ・アネッリ商品番号:8.573142フーガ(1906-1994):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 - 第3番 [トルトレッリ/ミラーニ/ランベルト] FUGA, S.: Violin Sonatas Nos. 1-3 (Tortorelli, Milani, Lamberto, G. Fuga)CD ■器楽曲(ヴァイオリン)発売日:2014年07月23日 NMLアルバム番号:8.573142 NAXOS[8.573...]NAXOSのCDを聴く喜びの一つに「これまで名前すら知らなかった作曲家の作品と出会える」ことがあります。このサンドラ・フーガ(1906-1994)のヴァイオリン・ソナタ集もそんな1枚。音楽辞書どころか、日本語のWIKIでもこの人の名前を検索することはできません。かろうじてイタリアのWIKIに簡単な解説があり、それによると「トリノ音楽院でアルファーノとゲティーニにピアノ、オルガン、作曲を学び、その作品は国際的に認められた」とあり、その最後には「1995年に家族によって彼の名前を関した組合が設立された」とも書いてありました。イタリア国内でもこの程度の知名度しかない作曲家ですが、彼の作品はなかなか聴き応えのあるものです。ヴァイオリン・ソナタ第1番は、当時世界を覆っていた戦争の暗い影を伴う悲哀に満ちたもの。そして彼の友人のために書かれた第2番は、一層穏やかで悲しさを帯びたエレジーで始まり、永久に続くかのような第2楽章を経て、激しい第3楽章へと続いていきます。第3番はバランスの取れたスタイルで書かれており、繊細さと流麗さはまるでドビュッシーやフォーレ作品を思い起こさせます。この3つの作品を「時代に即していない」と捉えるか、それとも「美しいメロディは永遠に滅ぶことない」と捉えるかは、聴き手の感性に委ねられるのかも知れません。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)フーガ

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