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18世紀トリノのオペラ・アリア集/ステファニー・ヴァルヌラン(ソプラノ)

2024年03月15日発売18世紀トリノのオペラ・アリア集/ステファニー・ヴァルヌラン(ソプラノ)

曲目・内容1.ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):Per voi visino amabile歌劇《フラスカターナ》(1774) - ヴィオランテのアリア2.パイジェッロ:Ecco assisa al botteghino歌劇《ペテン師の帽子作りの女》(1787) - ニネッタのアリア3.フェリーチェ・アレッサンドリ(1747-1798):Placida riposa omai in lieta calma il mare歌劇《アルゲア》(1772) - リッチアルドのアリア4.ジュゼッペ・スコラーリ(1720-1744):L’amante tortorella歌劇《ラ・カッシーナ》(1755) - ラヴィニアのアリア5.スコラーリ:Con cento pastorelli歌劇《ラ・カッシーナ》(1755) - チェッカのアリア6.ジョアッキーノ・コッキ(1712-1804):D’un novello ardor歌劇《ラ・パッツォ・グロリオーソ》(1753) - エウジェニアのアリア7.コッキ:Per placar gli astri tiranni歌劇《アンドロメダ》(1755) - アンドロメダのアリア8.バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):Ogni anno passa un anno歌劇《田舎の哲学者》(1754) - レナのアリア9.ガルッピ:Una ragazza che non è pazza歌劇《田舎の哲学者》(1754) - レスビーナのアリア10.ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):Vieni al mio seno歌劇《賢い小間使い またはチェッキーナ》(1760) - チェッキーナのアリア11.ピッチンニ:Che tortora io sono歌劇《認められた奴隷、あるいは贅沢な二人》(1765) - アルミンダのアリア12.ジョヴァンニ・バッティスタ・ボルギ(1738-1796):Odo il tuono歌劇《シリアのアドリアーノ》 (1758) - ファルナスペのアリア13.ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):Dans quel trouble歌劇《脱走兵》(1769) - ルイーズのアリア14.アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(1741-1813):Air de la fauvette歌劇《ゼミールとアゾール》(1771) - ゼミールのアリアアーティスト(演奏・出演)ステファニー・ヴァルヌラン(ソプラノ)ラストレー(古楽器アンサンブル)レコーディング2023年9月8-10日Odeo del Palazzo del Circolo del Whist - Società Filarmonica di Torino(イタリア)その他の仕様など総収録時間: 65分商品番号:55566418世紀トリノのオペラ・アリア集 [ステファニー・ヴァルヌラン(ソプラノ)/ラストレー(古楽器アンサンブル)] Opera Arias (18th Century) - PAISIELLO, G. / ALESSANDRI, F. / SCOLARI, G. (Opera Arias in Turin in 18th Century) (Varnerin, L'Astrée)CD 発売日:2024年03月15日 NMLアルバム番号:555664-2 CPOトリノのアカデミア・フィラルモニカは1814年に50人のアマチュア音楽家によって設立された伝統ある教育機関で、ここには18世紀にレージョ劇場を運営していた団体が持っていた約3000冊の楽譜が所蔵されています。これらの中からレージョ劇場とカリニャーノ劇場で初演、上演された作品のアリアを選び、ステファニー・ヴァルヌランとラストレーによる生き生きとした歌唱と演奏で現代によみがえらせました。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)アレッサンドリガルッピグレトリコッキスコラーリパイジェッロピッチンニボルギモンシニ

2775 円 (税込 / 送料別)

【輸入盤】 クープラン・ファミリー / 『クープラン・ダイナスティ』 ミヒャエル・ボルグステーデ、ヤゴ・マウーゴ、マッシモ・ベルゲッラ、シモーネ・ピエリーニ(19CD) 【CD】

【輸入盤】 クープラン・ファミリー / 『クープラン・ダイナスティ』 ミヒャエル・ボルグステーデ、ヤゴ・マウーゴ、マッシモ・ベルゲッラ、シモーネ・ピエリーニ(19CD) 【CD】

出荷目安の詳細はこちら商品説明バロック前期から古典派まで網羅。新録音は非常に興味深いフォルテピアノ曲集クープランの一族(19CD)ボルクシュテーデ、マウーゴ、ベルゲッラ(チェンバロ)、ピエリーニ(フォルテピアノ)フランス最大の音楽家一族の歴史を辿れるセット代々サン・ジェルヴェ教会のオルガニストを務めながら宮廷とも深い関りをもち、趣向を凝らした小品や組曲、舞曲により、2世紀近くに渡って宮廷人などを楽しませたクープラン一族。この19枚組ボックスでは、バロック前期のルイ[1626-1661]、バロック後期のフランソワ[1686-1733]とアルマン=ルイ[1727-1789]、古典派時代のジェルヴェ=フランソワ[1759-1826]という代表的な4人の作品を収録しています。CD19のジェルヴェ=フランソワは注目の新録音今回注目されるのは、クープラン一族の最後を飾るジェルヴェ=フランソワの作品が収められていることです。フランス革命を生き延び、復古王政シャルル10世の時代まで活躍したジェルヴェ=フランソワは、サン・ジェルヴェ教会のオルガニストとして過ごす一方で、古典派スタイルの鍵盤楽曲も書いていますが、ここではまさに歴史の生き証人ともいうべき題材の作品も収録しています。ギロチン・ファッションまであった恐怖政治終焉後の過激な自由を描写「レザンコヤブル」と「レ・メルヴェイユーズ」は、どちらも恐怖政治を生き抜いた貴族やブルジョワが、生き地獄の記憶をとどめながら奇抜な服装で自由を謳歌していた社会現象を扱った曲で、「レザンコヤブル」が男性たち、「レ・メルヴェイユーズ」が女性たちの様子を描いたものです。 首にギロチン刑を示す赤いリボンを巻いたり、襟首をギロチンの刃を連想させるように張り出させたり、帽子をギロチンの刃のような形にしたり、横長のギロチンの刃のような髪飾りを後頭部に付けたり、裸同然の薄いドレスを着たりとめちゃくちゃでしたが、身内や知人が残酷に殺害された人々にとって、生き残った自由の喜びの表現は屈折していても無理はありません(もっともギロチンネタは一時的なもので、その後は気楽なおふざけコスプレ的な展開となっていき、フランス・ファッションの隆盛にも繋がって行きます)。「R」の発音をめぐる混乱また、平民への憎悪からか、平民の多くがまだ巻き舌で発音していた「R」を、まったく発音しないだけでなく、書かないものまで現れるなど、言葉の面でもなかなかの混乱状態に陥っています。当時の上流階級の若者同士の挨拶言葉「Incroyable !」は、「生き残ったのが信じられない!」という意味が込められたものですが、発音の際には「R」を抜いて「アンクロヤブル!」のところを「アンコヤブル!」としていたため、ここでは定冠詞「Les」付きの曲名を「レザンコヤブル」と訳しておきます。革命歌による変奏曲も作曲一方でジェルヴェ=フランソワは、革命時に平民の間で流行っていた革命歌「ああ! うまくいくさ!」による変奏曲と、同じく革命下で流行した「ベアルヌ風哀歌」による変奏曲も革命時に作曲していますが、その後、職場のサン・ジェルヴェ教会も略奪されているので、ジェルヴェ=フランソワの気持ちは「アンコヤブル!」側にいってしまったかもしれません。ソナタとロンドにはベート-ヴェンの雰囲気も2曲のピアノ・ソナタとロンドはベート-ヴェンを思わせるような雰囲気もある作品で、チェンバロ的な語法とのミックスもおもしろくなかなかの聴きごたえです。 使用楽器はウィーンのヨハン・ハーゼルマンによる1800~1810年頃のオリジナルで、巧みなレストアのおかげかとても心地よい音がします。▶ Brilliant Classics 検索 収録概容【フランソワ・クープラン 1668-1733 】(CD l~11)◆演奏:ミヒャエル・ボルクシュテーデ(ドイツ)◆使用チェンバロ:ルッカース1638年モデル(ティトゥス・クライネン製作レプリカ)、エムシュ1754年モデル(ティトゥス・クライネン製作レプリカ)◆録音:2004~2005年、ユトレヒト、マリア・ミノール教会、スヒーダム、ヴェストフェスト教会、ローン、ヘルフォルムデ教会(オランダ)◆単品:BRL93082 (11CD)【アルマン・ルイ・クープラン 1727-1789 】(CD 12~13)◆演奏:ジャーゴ・マウーゴ(スペイン)◆使用チェンバロ:タスカン1769年モデル(キース・ヒル製作レプリカ)◆ピッチ:A=415Hz◆録音:2020年、マドリード、ミラドール・デ・ラ・シエラ(スペイン)◆単品:BRL95459 (2CD)【ルイ・クープラン 1626-1661 】(CD 14~18)◆演奏:マッシモ・ベルゲッラ(イタリア)◆使用チェンバロ:ヴァンサン・ティボー1681年モデル(アンドレア・ディ・マイオ製作レプリカ)◆ピッチ:A=392Hz◆録音:2021~2022年、ヴィテールボ、カネピーナ(イタリア)◆単品:BRL96238 (5CD)【ジェルヴェ=フランソワ・クープラン 1759-1826 】(CD 19)◆演奏:シモーネ・ピエリーニ(イタリア)◆使用フォルテピアノ:ヨハン・ハーゼルマン(1800~1810年頃のオリジナル)◆ピッチ:A=430Hz◆録音:2023年、モンテ・コンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ(イタリア)◆単品:未発売 演奏者情報◆ ミヒャエル・ボルクシュテーデ(チェンバロ)1976年12月2日、西ドイツ北西部、ニーダーザクセン州のオランダ国境に近いトゥイネに誕生。ドイツ在住のスペイン人チェンバロ奏者で音楽学者のエステル・モラレス=カニャーダスの指導を受けた後、ハーグ王立音楽院でジャック・オッホに師事。ヨーク古楽コンクールで優勝し、ソリストおよび古楽アンサンブル「ムジカ・アド・レーヌム」のメンバーとして国際的に活動するほか、ケルン音楽舞踊大学でチェンバロと通奏低音の教授を務めています。フランソワ・クープラン全集は英グラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選ばれ、ヘンデルのチェンバロ組曲集は独フォノ・フォルム誌で絶賛されるなど、レコーディングでも高い評価を受けています。◆ ジャーゴ・マウーゴ(チェンバロ)1976年、マドリードに誕生。フライブルク音楽大学で歴史的鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン)の学位を取得し、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団から奨学金を獲得。ロバート・ヒル、クリストフ・ルセ、ケネス・ギルバート、マルコム・ビルソンらの指導も受けています。第35回ブダペスト国際クラヴィーア・コンクールと、第13回ブルージュ・クラヴィーア・コンクールで受賞後、ソリスト、指揮者、室内楽奏者として活動するほか、マドリード王立音楽院で教授を務めており、セビリア高等音楽院でもチェンバロの教授として働いています。◆ マッシモ・ベルゲッラ(チェンバロ)イタリアのチェンバロ奏者。ザルツブルクのモーツァルテウムとシエナのアカデミア・キジアーナでケネス・ギルバートらに師事したほか、トン・コープマン、アラン・カーティスらの教えも受け、以後、主にイタリアで演奏と教育の両面で活動してきました。 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。◆ シモーネ・ピエリーニ(フォルテピアノ)1996年、ローマで誕生。フル・ネームは、シモーネ・エル・ウーフィル・ピエリーニ。8歳でピアノを始め、18歳で高校を卒業後、ローマ聖チェチーリア音楽院でマウラ・パンシーニに師事してピアノのディプロマを取得。その後、フィエーゾレ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事し、ボリス・ベルマン、ニコライ・デミジェンコ、パーヴェル・ギリロフらのマスタークラスにも参加。 その後、アレクセイ・リュビモフ、アンドレアス・シュタイアー、トビアス・コッホ、コスタンティーノ・マストロプリミアーノ、ステファノ・フィウッツィの講座やマスタークラスに参加したほか、FIMA(イタリア古楽財団)で、アンドレア・コーエンにチェンバロと歴史的鍵盤楽器奏法を、ジョヴァンニ・トーニに通奏低音を師事。 CDは、Brilliant Classicsからケルビーニのフォルテピアノ・ソナタ集、ティナッツォリの鍵盤楽器作品全集、Da Vinci Classicsからメンデルスゾーンのヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ全集がリリースされていました。 作曲者情報準備中 クープラン一族の職業音楽家を中心とした年表作業中参照資料:「クープラン」(松前紀男)、「Les Couperin」(Charles Bouvet)、「François Couperin」(Phillippe Beaussant)、「The New Grove French Baroque masters」、「François Couperin and the French classical tradition」(Wilfrid Mellers)、「L'art pendant la révolution, beaux-arts, arts décoratifs」(Spire Blondel)、「The lure of perfection : fashion and ballet, 1780-1830」(Judith Chazin-Bennahum)、など。主要作曲家の4名とサン・ジェルヴェ教会は太字。同名のシャルルとフランソワは生年順に(1)と(2)で区別。 1569年◆ マチュラン[c.1569-1640]誕生。器楽演奏家で、おそらく商人、公証人、地主。子供:シャルル(1)[c.1595-1654]、ドゥニ[1602-1656]。 1586年◆ マチュラン[c.1569-1640]器楽演奏家の資格を取得。 1595年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]誕生。器楽演奏家。父親:マチュラン[c.1569-1640]。子供:ルイ[1626-1661]、フランソワ(1)[1631-1701]、エリザベート[1636-1705]、シャルル(2)[1638-1679]。 1602年◆ ドゥニ[1602-1656]誕生。器楽演奏家。公証人。父親:マチュラン[c.1569-1640]。 1621年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]ショーム=アン=ブリーに転居。 1626年◆ ルイ[1626-1661]誕生。作曲家、器楽演奏家(チェンバロ、オルガン、高音ヴィオール、テオルボなど)。父親:シャルル(1)[c.1595-1654]。 1631年◆ フランソワ(1)[1631-1701]誕生。器楽演奏家。父親:シャルル(1)[c.1595-1654]。 子供:マリー=アンヌ[1677-?]、マルグリート=ルイーズ[1676-1728]、ニコラ[1680-1748]。 1632年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]母アンヌの死によりボーヴォワール近くの約8千m2の地所「クルイイー」の土地を相続。クープラン家代々の憩いの場となり、フランソワ(2)[1668-1733]がのちに「クルイイ またはクープラン嬢」という曲を作曲。娘マルグリート=アントワネットら家族で過ごした思い出を描いたと推測されています(CD4 トラック9)。…

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