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【DVD】四国八十八ヶ所霊場「徳島・高知・愛媛・香川」篇4巻BOX BLP-COMN-0046
レビューを書いて 緑花堂5%OFFクーポンGET!レビューを書いたらメールでお知らせくださいね四国八十八ヶ所霊場「徳島・高知・愛媛・香川」篇4巻BOX四国八十八ヶ所霊場を映像で巡るシリーズの4巻BOX。 全294分!「徳島県23霊場、高知県16霊場、愛媛県26霊場、香川県23霊場」のそれぞれをご案内する4枚のDVDがパッケージされています。 この映像は「映像で巡る四国八十ヶ所の旅」全48巻から、四国八十八ヶ所霊場のみを抜粋・編集したものです。 カラー/294分 第1番竺和山 霊山寺3分36秒 第2番日照山 極楽寺5分55秒 第3番亀光山 金泉寺 4分49秒 第4番黒厳山 大日寺 4分18秒 第5番無尽山 地蔵寺4分19秒 第6番温泉山 安楽寺4分6秒 第7番光明山 十楽寺4分36秒 第8番普明山 熊谷寺5分00秒 第9番正覚山 法輪寺2分27秒 第10番得度山 切幡寺5分12秒 第11番金剛山 藤井寺3分27秒 第12番摩廬山 焼山寺5分34秒 第13番大栗山 大日寺3分57秒 第14番延命院 常楽寺4分17秒 第15番薬王山 国分寺5分06秒 第16番光耀山 観音寺3分35秒 第17番瑠璃山 井戸寺3分52秒 第16番母養山 恩山寺4分43秒 第19番橋池山 立江寺4分20秒 第20番霊鷲山 鶴林寺6分02秒 第21番舎心山 太龍寺5分41秒 第22番白水山 平等寺4分27秒 第23番医王山 薬王寺5分45秒 第24番室戸山 最御崎寺5分4秒 第25番宝珠山 津照寺5分57秒 第26番龍頭山 金剛頂寺4分38秒 第27番竹林山 神峰寺5分58秒 第28番法界山 大日寺5分56秒 第29番摩尼山 国分寺5分5秒 第30番百々山 善楽寺4分37秒 第31番五台山 竹林寺5分14秒 第32番八葉山 禅師峰寺5分55秒 第33番高福山 雪蹊寺4分4秒 第34番本尾山 種間寺4分59秒 第35番醫王山 清滝寺4分32秒 第36番独鈷山 青龍寺5分6秒 第37番藤井山 岩本寺4分39秒 第38番蹉蛇山 金剛福寺6分3秒 第39番赤亀山 延光寺5分58秒 第40番平城山 観自在寺4分38秒 第41番稲荷山 龍光寺4分12秒 第42番一カ山 仏木寺4分42秒 第43番源光山 明石寺4分38秒 第44番菅生山 大宝寺4分32秒 第45番海岸山 岩屋寺5分19秒 第46番医王山 浄瑠璃寺5分6秒 第47番熊野山 八坂寺4分42秒 第48番清滝山 西林寺4分35秒 第49番西林山 浄土寺4分5秒 第50番東山 繁多寺5分2秒 第51番熊野山 石手寺5分40秒 第52番龍雲山 太山寺5分37秒 第53番須賀山 円明寺4分42秒 第54番近見山 延命寺3分48秒 第55番別宮山 南光坊3分40秒 第56番金輪山 泰山寺3分32秒 第57番府頭山 栄福寺3分36秒 第58番作礼山 仙遊寺4分42秒 第59番金光山 国分寺4分4秒 第60番石鉄山 横峰寺4分40秒 第61番栴檀山 香園寺4分58秒 第62番天養山 宝寿寺3分15秒 第63番密教山 吉祥寺4分2秒 第64番石鉄山 前神寺3分24秒 第65番由霊山 三角寺3分53秒 第66番巨鼇山 雲辺寺5分7秒 第67番小松尾山 大興寺4分51秒 第68番七宝山 神恵院3分1秒 第69番七宝山 観音寺3分35秒 第70番七宝山 本山寺4分51秒 第71番剣五山 弥谷寺4分47秒 第72番我拝師山 曼荼羅寺3分21秒 第73番我拝師山 出釈迦寺3分38秒 第74番医王山 甲山寺2分53秒 第75番五岳山 善通寺5分17秒 第76番鶏足山 金倉寺4分12秒 第77番桑多山 道隆寺3分32秒 第78番仏光山 郷照寺4分37秒 第79番金華山 天皇寺4分25秒 第80番白牛山 国分寺4分49秒 第81番綾松山 白峰寺5分29秒 第82番青峰山 根香寺5分37秒 第83番神毫山 一宮寺5分11秒 第84番南面山 屋島寺5分38秒 第85番五剣山 八栗寺5分18秒 第86番補陀洛山 志度寺5分29秒 第87番補陀洛山 長尾寺4分13秒 第88番医王山 大窪寺5分44秒
11000 円 (税込 / 送料込)

【DVD】四国八十八ヶ所霊場・徳島県(発心の道場)篇 BLP-COMN-001
レビューを書いて 緑花堂5%OFFクーポンGET!レビューを書いたらメールでお知らせくださいね四国八十八ヶ所霊場・徳島県(発心の道場)篇高野山開山1200年を迎え、ますます注目される四国八十八カ所霊場。 第1番霊山寺~第23番薬王寺まで、徳島県の23霊場を完全収録。第1番霊山寺~第23番薬王寺まで、徳島県の23霊場を収録。 収録時間106分で、ゆっくりとご案内します。 この映像は「映像で巡る四国八十ヶ所の旅」全48巻から、四国八十八ヶ所霊場のみを抜粋・編集したものです。 からー/106分 第1番竺和山 霊山寺3分36秒 第2番日照山 極楽寺5分55秒 第3番亀光山 金泉寺 4分49秒 第4番黒厳山 大日寺 4分18秒 第5番無尽山 地蔵寺4分19秒 第6番温泉山 安楽寺4分6秒 第7番光明山 十楽寺4分36秒 第8番普明山 熊谷寺5分00秒 第9番正覚山 法輪寺2分27秒 第10番得度山 切幡寺5分12秒 第11番金剛山 藤井寺3分27秒 第12番摩廬山 焼山寺5分34秒 第13番大栗山 大日寺3分57秒 第14番延命院 常楽寺4分17秒 第15番薬王山 国分寺5分06秒 第16番光耀山 観音寺3分35秒 第17番瑠璃山 井戸寺3分52秒 第16番母養山 恩山寺4分43秒 第19番橋池山 立江寺4分20秒 第20番霊鷲山 鶴林寺6分02秒 第21番舎心山 太龍寺5分41秒 第22番白水山 平等寺4分27秒 第23番医王山 薬王寺5分45秒
2970 円 (税込 / 送料込)

出演:石見神楽亀山社中 石見神楽 東京公演 島根2021 石見神楽東京公演in島根 DVD3枚組 表示価格は宅配便送料込み価格です
コロナ禍で実現しなかった幻の「東京公演2021」を島根で再現! 地元ならではの神楽専用劇場にて収録! 収録:2021年11月14日 このDVDは2021年11月27日よりアーカイブ配信された「石見神楽東京公演in島根」をDVD化したものです。 DVD3枚組/片面1層/カラー16:9/77分+107分+82分 著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会 【収録内容】 【DISC1】 1.儀式舞(ぎしきまい)(鈴神楽(すずかぐら)) 2.塵輪(じんりん) 3.鈴鹿山(すずかやま) 【DISC2】 1.鐘馗(しょうき) 2.大蛇(おろち) 3.頼政(よりまさ) 【DISC3】 1.儀式舞(塩祓(しおはらい)) 2.八衢(やちまた) 3.安倍晴明入唐伝(あべのせいめいにゅうとうでん) 4.フォトムービー 石見神楽は、島根県の石見地方で愛され育まれてきた伝統芸能です。豪華絢爛な衣装を着た舞手が、舞の前半は重厚にクライマックスともなればスピード感あふれる舞を繰り広げます。闘いの場面では、お互いに一歩も譲らぬ気迫に圧倒され、軽快なお囃子に思わず心が浮き立つような感じがします。 本公演は、2021年11月14日に「石見神楽東京公演 IN 島根」として、島根県江津市の「舞の座」で収録したものです。 【演目】 DISC1 1.儀式舞(鈴神楽) 厳かな雰囲気の中で神をお迎えする舞で、演目の一番最初の舞。「型」の美しさをご覧あれ! 2.塵 輪 2神2鬼で舞う石見神楽の定番演目。後の仲哀天皇と高麻呂が般若・赤鬼と闘いを繰り広げる迫力ある舞台は必見! 3.鈴鹿山 坂上田村麻呂が鈴鹿山の鬼退治に出かけ悪戦苦闘するも、みごと鬼たちを討ち取る舞。豪華絢爛な衣装を着た鬼たちが舞台狭しと大暴れ! DISC2 1.鐘 馗 鍾馗は、疫病退散の神ともいわれ唐冠を被り茅の輪と十束の宝剣を持ち、病魔を司る疫神を退治する。石見神楽の中では、特に重厚な風格を持つ舞で団体の熟練者が一番豪華な衣装を着て演じる花形演目。 2.大 蛇 須佐之男命が出雲の国、斐の川で老夫婦と出会う。夫婦の娘、奇稲田姫が大蛇に命を取られる運命にあるというのを聞き、激しい闘いの末、姫を助ける。石見神楽を代表する海外公演定番の演目。本公演では、大蛇4頭立てになる。 3.頼 政 もののけに悩まされた近衛天皇の勅命を受け、退治に向かった源頼政。恐ろしい姿形をしたヌエを見事退治し、天皇より剣を授けられる。 DISC3 1.儀式舞(塩祓) 厳かな雰囲気の中で神をお迎えする一番最初の演目。若々しい舞をご覧あれ! 2.八 衢 八衢とは、天上での天降りの途中で道が多方面に分かれている所を指している。天孫邇々芸尊(ににぎのみこと)が天降りされようとする時、道をふさぐ神があったので、天宇津女命(あめのうづめのみこと)に問わせると猿田彦神(さるたひこのかみ)で天孫を先導するために出迎えにきたという。勇ましい猿田彦神の舞と美しい姫舞は必見! 3.安倍晴明入唐伝 安倍晴明は帝の勅命を受け、大陸に渡り伯道上人より奥義を得る。晴明に恨みをもつ蘆屋道満は奥義書を盗み、晴明の命を奪ってしまう。伯道上人の術により蘇った晴明は、再び道満と対決し見事勝利する。亀山社中渾身の新作! 4.フォトムービー 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。
7700 円 (税込 / 送料別)

神楽 伝統芸能 奉納神楽 映像 石見地方 島根県 亀山 石見神楽 亀山社中 帯舞 五條橋 大蛇 岩戸 恵比寿 頼政 真榊 塵輪 八十神 黒塚DVD 2019石見神楽東京公演【メール便送料無料】※ご注文後1週間前後の発送※神楽 伝統芸能 奉納神楽 映像 石見地方 島根県 亀山 石見神楽 亀山社中 帯舞 五條橋 大蛇 岩戸 恵比寿 頼政 真榊 塵輪 八十神 黒塚
DVD 2019石見神楽東京公演 石見神楽は、室町時代の後期にはすでに舞われていたとも言われ、明治時代の「神職演武禁止令」により氏子へと受け継がれました。「石見神楽八調子」は、浜田の人々の進取闊達な気質により誕生しましたが、以来石見の地で長い歴史を刻んできました。地域の伝統芸能として、どっしりと根付いて人々の日常の中にあります。ある意味では、石見神楽は石見の地にあるからこそ、石見神楽だとも言えます。本公演は、シアターセンジュという素晴らしい劇場に相応しい演出をご用意していますが、浜田や石見地方での石見神楽も、ぜひご覧になっていただければと思います。日本には世界に誇る数々の伝統芸能がありますが、これらの伝統芸能に共通する点は、「型」です。石見神楽の舞には「型」と「所作」がありますが、時代が流れていく中で「型」の重要性が忘れられていく傾向があるように感じます。「型」を追求していくと自ずと個性がにじみ出てくると、ある能楽師の方が言われましたが、全くその通りだと思います。石見神楽は伝統芸能である前に神楽であるという認識を持った上で、「型」を活かした舞を表現することが大切だと思います。本公演では亀山社中の「型」の美しさ、品格ある舞を存分に味わっていただきますよう、ご案内いたします。 出演:石見神楽亀山社中 石見神楽亀山社中は、島根県西部の石見地方に伝承される「石見神楽八調子」を継承する神楽社中です。平成の時代を、石見神楽の伝統の継承と発展のために駆け抜け、令和という新しい時代が始まった本年、発足20年の節目を迎えました。また、この節目の年に幣頭(代表)を交代し、これまでの礎をもとに新たな気持ちで社中理念「温故知新」の精神を、時代を超えて次の世代へと継いでいきたいと考えております。社中員は10代から70代までの幅広い年代で構成されていますが、それぞれが学校や仕事を終えた後に集い、週に2回の練習に励みながら、地域が誇る伝統芸能である石見神楽八調子の伝統と舞を継承し、精進研鑽を重ねています。これからも敬神感と神楽の根本である祈りを忘れることなく、神社祭祀での奉納神楽を大切にしながら、一方で舞台での公演や県外国外での公演などを通して、石見神楽の魅力を積極的に発信し続け、地域の活性化のために貢献していく所存です。 演目 「帯舞」 衣食住の「衣」に感謝をする神楽で赤・白の帯を持って舞う。神功皇后が応神天皇をお産みになられたとき、神の御心を慰め解きほぐすため、天より降りてきた帯とされ、神の心を和らげるものである。 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五條橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上で一戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は、老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として、世界に招聘されている。 「岩戸」 弟神、須佐之男命の悪行に大御心を悩まされた天照大御神は天の岩戸にお隠れになり、世の中は常闇に。そこで兒屋根命、太玉命をはじめとする八百万の神々の神謀らいにより、宇津女命の御神楽の賑わいに少し開かれた岩戸を、手力男命が懸命に開き、世の中に再び光が戻る物語。この舞は、古事記、日本書紀を基とし、天照大御神の御神徳をたたえ、祭事および神楽の起源を語ろうとするもの。古くより石見神楽八調子の岩戸では、舞手は最後の喜舞で面(おもて)をはずし、神楽歌を歌いながら舞を舞い、その土地の平和、繁栄を祈願している。これは天照大御神を新宮へ案内してから後の喜舞で面をはずすことにより、舞っている役柄より大枠の、いち氏子として神への感謝の心を舞い、奉納するという敬神観念からの伝統です。 「恵比須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第一の皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 「真榊」 自然の神様に感謝する舞いで、衣装は烏帽子、狩衣で右手に輪鈴、左手に榊の枝を持ち東西南北、四方を舞い清める神楽。 「塵輪」 第14代天皇、帯中津日子命「仲哀天皇」が、異国より日本を我が物にせんと攻め来た数万騎の軍勢の頭、塵輪を天皇自ら家来の高麻呂を従え、天の鹿兒弓、天の羽々矢を以って退治したという神楽である。この塵輪は身に翼を背負い、色は赤く黒雲に乗って天地を自在に飛び回る大鬼だったという。 石見神楽の能舞の中では、「八幡」と並び基本の鬼舞とされ、悪い鬼が退治される善悪の明快な演目です。4人の激しい激闘はもちろんのこと、ゆったりとした天皇主従の神舞、天皇と別れ天空の鬼を探す高麻呂の舞、俊敏な白鬼、重厚な赤鬼の舞など見所が多い、石見神楽の中でも定番の演目である。 「八十神」 出雲大社のご祭神、大国主命が継兄弟の八十神たちと八上姫をめぐって争う様子を描いたもので、因幡の白うさぎの物語に続く内容が神楽化され、古くから伝えられたもの。八十神たちが八上姫に求婚するが八上姫は大国主を選ぶ。これによって八十神たちは大国主を殺害しようと計略を練り、大石を焼いて赤イノシシといって転がしたり、木の割れ目に挟んだり策略を図るが、これらの試練を乗り越えた大国主命についには滅ぼされてしまう。 この神楽は八十神(兄まあ・弟まあ)の方言丸出しのやりとりが大変おもしろく、前半のユーモラスなシーンと、後半の鬼気迫る太刀合戦が見物となっている。 「黒塚」 熊野、那智山の東光坊の高僧、阿闇梨祐慶大法印が剛力と修行の旅の途中、那須野ヶ原を通りかかり、九尾の悪狐が人々に害を与えていると聞き、人々のために、この悪狐を退治しようと出かける。そこで一夜の宿を借りるが、そこの女主人=悪狐に化かされて法印は逃げ去り、剛力は食われてしまう。それを知った弓の名人、三浦ノ介、上総ノ介により悪狐は退治される。この舞は、宿の主人と剛力や法印の方言を交えたユーモアのあるやりとりや、女が姿を変えた悪狐に2人が追われ、観客の中に入る他の舞にない魅力がある。 商品名 DVD 2019石見神楽東京公演 発売元・製作 石見公房 販売代理 有限会社ブルーピーター 撮影 2019年6月1日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 販売月 2019年7月 著作 石見神楽東京公演首都圏実行委員会 内容 DVD3枚組/カラー/3枚合計310分/リージョンフリー/16:9/片面1層 DISC.1:帯舞・五條橋・大蛇・岩戸 DISC.2:恵比須・頼政・真榊・塵輪 DISC.3:八十神・黒塚・カーテンコール/フォトムービー ご注意 この商品は、支払い方法がクレジットまたは振込みでDVD・CD・ビデオ以外の同梱がない場合、 メーカー直送となります。その際、日時指定ができませんので予めご了承下さい。 広告文責 株式会社彩華生活 03-5888-7718
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神楽 伝統芸能 奉納神楽 映像 石見地方 島根県 亀山 石見神楽 亀山社中 四剣 五條橋 恵比寿 五神 鈴神楽 道返し 大蛇 日本武尊 八衢 頼政DVD 2018石見神楽東京公演【メール便送料無料】※ご注文後1週間前後の発送※神楽 伝統芸能 奉納神楽 映像 石見地方 島根県 亀山 石見神楽 亀山社中 四剣 五條橋 恵比寿 五神 鈴神楽 道返し 大蛇 日本武尊 八衢 頼政
DVD 2018石見神楽東京公演 石見神楽は、かつては奉納神楽で舞われるだけでしたが、現在は週末ともなると、石見地方のあちらこちらで上演されるようになりました。多くの地域伝統芸能の衰退が叫ばれる中、石見神楽は、まさに現代に生き生きと息づき進化をとげているのです。一方、石見地方は過疎や高齢化が進み、人々の暮らしは厳しい状況にあります。そういうなかで「神楽があるから地元に残る」「神楽に魅せられて石見に移住する」といった人々の存在があります。彼ら多くの若者は、地域の担い手として神楽の舞人として、石見の地にどっしりと根を張り、過疎に苦しむ人々と共に今を生きています。石見を愛し、神楽をこよなく愛する亀山社中の舞を、ホール公演ならではの演出とともにお楽しみください。 出演:石見神楽亀山社中 石見神楽亀山社中は、島根県西部に伝承される八調子神楽を継承し、発足19年になる若い社中です。これまで石見神楽亀山社中としての土台を固めるために、前を見つめてひたすら精進してきましたが、発足以来、ずっと心の拠りどころとしてきたのは、社中理念である「温故知新」 の精神にこそあると言えます。伝統芸能のなかにある、時代を超えて受け継がれた本物だけが持つ力を信じ、 敬神感を忘れずに厳しい練習を重ねる日々です。亀山社中は、神社での奉納を基本としつつ、地域でのイベントやホールでの公演にも出演することで、地域住民や石見神楽ファンの皆様に喜んでいただいていると自負しております。 社中員は、10代から70代までの幅広い年代にわたり、それぞれ学校や仕事を終えてから週2 回の練習に駆けつけます。 幼い頃から神楽に親しみ、 舞や奏楽の技を磨いてきた子ども達も、今では最年少が高校生になるまでに成長しました。 最初の演目、厳かで静寂に張りつめた空気のなかでの儀式舞。鬼や大蛇が登場し石見神楽特有の軽快さ、豪快さを表現する能舞さらに古くから舞われている「頼政」においては、社中独自のアレンジで筋を再構築した、独特の世界をご覧いただけると思います。 演目 「四剣」 一名「笠」とも言う4人舞。狩衣姿で弊櫛の無い小さい幣と輪鈴、扇を採物として舞う。始めの手・中の手・三の手と歌・舞・囃子が変化する複雑な舞で、狩衣の袖をひるがえして舞う姿が大変美しい神楽である 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。 比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上でー戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「恵美須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第ーの皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である 「五神」 国常立王の子である春夏秋冬・東西南北を司る四神の間に、それを不満とする国常立王の末子である埴安大王の使いが現れ、四神と問答を交わす。所領を受け渡さない四神に対して埴安大王は怒り一大決戦となるが、決戦の真っ只中に式部の老人が現れ戦いを鎮め、埴安大王には中央を治めさせ、所領を均等に5分割する。夜明け舞の最後、「大蛇」の後に奉納される舞で「五郎の王子」ともいいます。農民の知識、哲学、倫理観、天文、暦数の説明、陰陽五行説からくる世界観、倫理道徳の教訓、神道、儒教、仏教の哲理までがよく整理されたもので石見神楽の中の最大の長編演目である。 「鈴神楽」 鈴神楽は、神楽の始まりの舞として神前で行う神事の中で、宮司の祝詞奏上の後に舞われることが多く、奉納神楽の最初に舞われる舞で、烏帽子・狩衣を着け、手には神楽鈴と扇を持って舞う。 「道返し」 常陸の国、鹿島神宮(茨城県鹿島町)の祭神である武甕槌命が、世界各地を荒し廻った大魔王を降伏させる神楽。神と鬼が幕を挟んでの言葉の戦いで始まり立ち合いとなるが、激闘の末に鬼は敗れて降参する。鬼は人を食い物とするのをやめ、九州高千穂ヘと赴き稲作に従事することとなる。石見神楽では珍しく鬼が降参し、許されるという形で終わるこの演目は、鬼を殺さずに道の途中から返すので道返しという。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として世界に招聘されている。 「日本武尊」 日本武尊の東夷征伐の神楽。九州の豪族熊襲を平らげた日本武尊は、父、景行天皇に報告するが、次は東の国を平定するよう命ぜられ、すぐに東国へ出発する。途中で伊勢の宮に参拝し、叔母君大和姫に会い「天の村雲の宝剣」を授かることとなる。駿河の国に住む兄ぎし、弟ぎしたちは、天皇の命令に従わないので征伐されると聞き兄弟を呼び集めるが、日本武尊を討つ方法を思いつかないため賊首に教えを請い、[この野には、人々に害を与える大鹿がいる。」と大鹿退治を頼み、尊をあざむく。尊が大野に入ったところを、八方より火をつけ焼き殺そうとするが、尊の宝剣が自然と抜け出て、草をなぎ払い守袋の中の火打ち石で迎え火をつけて難をのがれ、兄弟たちは退治されてしまう。この時、尊は「天の村雲の宝剣」の名を「草薙の剣」と改称した。 「八衢」 天孫降臨の神話を神楽化したもので、八衝とは天上での天降りの途中で、道が多方面に分かれた所を指している。天孫邇々芸命が天降りされようとするとき、道をふさぐ神があったので、天宇津女命に問わせると猿田彦命で、天孫を先導するために出迎えに来たと言う。問答の末、猿田彦命は天宇津女命より広矛を受け、天降りを先導し、筑紫の日向の高千穂にと天孫を誘う。大国主命の国譲りに続く物語。猿田彦(佐太の大神)は、これによって、道しるべの神として奉られている。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて、夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事、怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 商品名 DVD 2018石見神楽東京公演 発売元・製作 石見公房 販売代理 有限会社ブルーピーター 撮影 2018年4月14日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 販売月 2018年6月 著作 石見神楽東京公演首都圏実行委員会 内容 DVD3枚組/カラー/3枚合計320分/リージョンフリー/16:9/片面1層 DISC.1:四剣・五條橋・恵比須・五神 DISC.2:鈴神楽・道返し・大蛇 DISC.3:日本武尊・八衢・頼政・カーテンコール/フォトムービー ご注意 この商品は、支払い方法がクレジットまたは振込みでDVD・CD・ビデオ以外の同梱がない場合、 メーカー直送となります。その際、日時指定ができませんので予めご了承下さい。 広告文責 株式会社彩華生活 03-5888-7718
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神楽 亀山社中 儀式舞 鈴神楽 塵輪 鈴鹿山 鐘馗 大蛇 頼政 儀式舞 塩祓 八衢 安倍晴明入唐伝 フォトムービー 3枚組 伝統芸能 新作DVD 石見神楽東京公演in島根【メール便送料無料】※注文後一週間前後の発送となります※神楽 亀山社中 儀式舞 鈴神楽 塵輪 鈴鹿山 鐘馗 大蛇 頼政 儀式舞 塩祓 八衢 安倍晴明入唐伝 フォトムービー 3枚組 伝統芸能 新作
石見神楽東京公演in島根 コロナ禍で実現しなかった幻の「東京公演2021」を島根で再現! 地元ならではの神楽専用劇場にて収録! 収録:2021年11月14日 このDVDは2021年11月27日よりアーカイブ配信された「石見神楽東京公演in島根」をDVD化したものです。 演目 DISC.1 1.儀式舞(鈴神楽) 厳かな雰囲気の中で神をお迎えする舞で、演目最初の舞。「型」の美しさをご覧あれ。 2.塵輪 二神二鬼で舞う石見神楽の定番演目。後の仲哀天皇と高麻呂が般若・赤鬼と闘いを繰り広げる迫力ある舞台は必見。 3.鈴鹿山 坂上田村麻呂が鈴鹿山の鬼退治に出かけ悪戦苦闘するも、みごと鬼たちを討ち取る舞。豪華絢爛な衣装を着た鬼たちが舞台狭しと大暴れ。 DISC.2 1.鐘馗 鍾馗は、疫病退散の神ともいわれ唐冠を被り茅の輪と十束の宝剣を持ち、病魔を司る疫神を退治する。石見神楽の中では、特に重厚な風格を持つ舞で団体の熟練者が一番豪華な衣装を着て演じる花形演目。 2.大蛇 須佐之男命が出雲の国、斐の川で老夫婦と出会う。夫婦の娘、奇稲田姫が大蛇に命を取られる運命にあるというのを聞き、激しい闘いの末、姫を助ける。石見神楽を代表する海外公演定番の演目。本公演では大蛇四頭立てになる。 3.頼政 もののけに悩まされた近衛天皇の勅命を受け、退治に向かった源頼政。恐ろしい姿形をしたヌエを見事退治し、天皇より剣を授けられる。 DISC.3 1.儀式舞(塩祓) 厳かな雰囲気の中で神をお迎えする最初の演目。若々しい舞をご覧あれ。 2.八衢 八衢とは天上での天降りの途中で道が多方面に分かれている所を指している。天孫邇々芸尊(ににぎのみこと)が天降りされようとする時、道をふさぐ神があったので、天宇津女命(あめのうづめのみこと)に問わせると猿田彦神(さるたひこのかみ)で天孫を先導するために出迎えにきたという。勇ましい猿田彦神の舞と美しい姫舞は必見。 3.安倍晴明入唐伝 安倍晴明は帝の勅命を受け、大陸に渡り伯道上人より奥義を得る。晴明に恨みをもつ蘆屋道満は奥義書を盗み、晴明の命を奪ってしまう。伯道上人の術により蘇った晴明は、再び道満と対決し見事勝利する。亀山社中渾身の新作。 4.フォトムービー 鈴鹿山 頼政 商品名 DVD 石見神楽東京公演in島根 発売元 石見工房 著作 石見神楽東京公演首都圏実行委員会 販売代理 有限会社ブルーピーター 収録 2021年11月14日 内容 DVD3枚組/片面1層/カラー16:9/77分+107分+82分 DISC.1:儀式舞(鈴神楽) 塵輪 鈴鹿山 DISC.2:鐘馗 大蛇 頼政 DISC.3:儀式舞(塩祓) 八衢 安倍晴明入唐伝 フォトムービー ご注意 この商品は、支払い方法がクレジットまたは振込みでDVD・CD・ビデオ以外の同梱がない場合、 メーカー直送となります。その際、日時指定ができませんので予めご了承下さい。 広告文責 株式会社彩華生活 03-5888-7718
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誰もが知っているあの歌、この歌 心にしみる名曲選【宅配便送料込み価格】特選舞踊傑作集 第五集 DVD カセットテープ 振付歌詞カード 付 新舞踊 練習用 表示価格は宅配便送料込み価格です。
唄と踊りの新舞踊。お手本の踊りを見て踊りを学ぶ練習用DVD 誰もが知っているあの歌、この歌…、心にしみる名曲選…、見ているだけでも、自ら踊っても楽しい新舞踊集です。 【商品内容】 ■舞踊DVD1枚 ■踊り用カセットテープ ■振付歌詞カード 【収録内容】 1.白雲の城 振付・表現:藤間勘護、踊り種類:男踊り 2.川口松太郎原作「明治一代女」より お梅哀歌 振付・表現:藤間万吏也、踊り種類:女踊り 3.みだれ髪 振付・表現:花於里吟八重、踊り種類:女踊り 4.えんか坂 振付:芙蓉流 富士浩、表現:富士浩 富士克生、踊り種類:男踊り 5.鶴と亀 振付・表現:吉野都茂恵、踊り種類:男踊り 6.大川くずし(「奴さん」入り) 振付:左門左兵衛、表現:左門櫻、踊り種類:女踊り ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。
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長唄・端唄・民謡・歌謡吟詠・舞踊歌謡 全5曲入【宅配便送料込み価格】日本舞踊特選集(DVD) 価格は宅配便送料込みにて表示しています。
見て・聞いて・踊って・練習!楽しく見ながら、踊りが覚えられます。一流の舞踊家によるわかりやすい踊り方。お手本DVDで練習し、カセットを聞きながら踊ることができます。 VHSビデオにて好評発売中の「日本舞踊 特選集」をDVDにて新発売! 特に舞踊を志す方々のために企画、編集されています。ご指導や練習曲としてご使用いただけます。カセットテープ・振付歌詞カードが付いていおりご活用いただけます。 【商品内容】■1.舞踊DVD1枚 ■2.カセットテープ1本 ■3.振付歌詞カード 【収録内容】 1.長唄 鶴亀(庭の砂)(女踊り) 時間:3分29秒 振付:藤間豊之助 、表現:藤間万吏也 2.奴さん(1番:男踊り・2番:女踊り) 時間:2分53秒 振付・表現:藤間万吏也 3.おてもやん(女踊り) 時間:3分12秒 振付・表現:藤間万吏也 4.歌謡吟詠 田原坂(たばるざか)(男踊り) 時間:5分12秒 振付:藤間勘護、表現:藤間万吏也 5.日本橋から(女踊り) 時間:5分43秒 振付・表現:藤間万吏也 【備考】発売日: 2012年07月04日 企画・制作・発売元: 株式会社エムティアール ※商品発送まで2~4日ほどお時間をいただく場合がございます。
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出演:石見神楽亀山社中【宅配便送料込み価格】2019石見神楽東京公演 DVD3枚組 表示価格は宅配便送料込み価格です
撮影:2019年6月1日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 発売月2019年7月 ■DVD3枚組/カラー/3枚合計310分/リージョンフリー/16:9/片面1層 著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会 製作:石見工房 【収録内容】 ■DISC-1:帯舞・五條橋・大蛇・岩戸 ■DISC-2:恵比須・頼政・真榊・塵輪 ■DISC-3:八十神・黒塚・カーテンコール/フォトムービー 石見神楽は、室町時代の後期にはすでに舞われていたとも言われ、明治時代の「神職演武禁止令」により氏子へと受け継がれました。 「石見神楽八調子」は、浜田の人々の進取闊達な気質により誕生しましたが、以来石見の地で長い歴史を刻んできました。 地域の伝統芸能として、どっしりと根付いて人々の日常の中にあります。 ある意味では、石見神楽は石見の地にあるからこそ、石見神楽だとも言えます。本公演は、シアターセンジュという素晴らしい劇場に相応しい演出をご用意していますが、浜田や石見地方での石見神楽も、ぜひご覧になっていただければと思います。 日本には世界に誇る数々の伝統芸能がありますが、これらの伝統芸能に共通する点は、「型」です。 石見神楽の舞には「型」と「所作」がありますが、時代が流れていく中で「型」の重要性が忘れられていく傾向があるように感じます。 「型」を追求していくと自ずと個性がにじみ出てくると、ある能楽師の方が言われましたが、全くその通りだと思います。 石見神楽は伝統芸能である前に神楽であるという認識を持った上で、「型」を活かした舞を表現することが大切だと思います。 本公演では亀山社中の「型」の美しさ、品格ある舞を存分に味わっていただきますよう、ご案内いたします。 【演目】 「帯舞」 衣食住の「衣」に感謝をする神楽で赤・白の帯を持って舞う。神功皇后が応神天皇をお産みになられたとき、神の御心を慰め解きほぐすため、天より降りてきた帯とされ、神の心を和らげるものである。 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五條橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上で一戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は、老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として、世界に招聘されている。 「岩戸」 弟神、須佐之男命の悪行に大御心を悩まされた天照大御神は天の岩戸にお隠れになり、世の中は常闇に。そこで兒屋根命、太玉命をはじめとする八百万の神々の神謀らいにより、宇津女命の御神楽の賑わいに少し開かれた岩戸を、手力男命が懸命に開き、世の中に再び光が戻る物語。この舞は、古事記、日本書紀を基とし、天照大御神の御神徳をたたえ、祭事および神楽の起源を語ろうとするもの。古くより石見神楽八調子の岩戸では、舞手は最後の喜舞で面(おもて)をはずし、神楽歌を歌いながら舞を舞い、その土地の平和、繁栄を祈願している。これは天照大御神を新宮へ案内してから後の喜舞で面をはずすことにより、舞っている役柄より大枠の、いち氏子として神への感謝の心を舞い、奉納するという敬神観念からの伝統です。 「恵比須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第一の皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 「真榊」 自然の神様に感謝する舞いで、衣装は烏帽子、狩衣で右手に輪鈴、左手に榊の枝を持ち東西南北、四方を舞い清める神楽。 「塵輪」 第14代天皇、帯中津日子命「仲哀天皇」が、異国より日本を我が物にせんと攻め来た数万騎の軍勢の頭、塵輪を天皇自ら家来の高麻呂を従え、天の鹿兒弓、天の羽々矢を以って退治したという神楽である。この塵輪は身に翼を背負い、色は赤く黒雲に乗って天地を自在に飛び回る大鬼だったという。 石見神楽の能舞の中では、「八幡」と並び基本の鬼舞とされ、悪い鬼が退治される善悪の明快な演目です。4人の激しい激闘はもちろんのこと、ゆったりとした天皇主従の神舞、天皇と別れ天空の鬼を探す高麻呂の舞、俊敏な白鬼、重厚な赤鬼の舞など見所が多い、石見神楽の中でも定番の演目である。 「八十神」 出雲大社のご祭神、大国主命が継兄弟の八十神たちと八上姫をめぐって争う様子を描いたもので、因幡の白うさぎの物語に続く内容が神楽化され、古くから伝えられたもの。八十神たちが八上姫に求婚するが八上姫は大国主を選ぶ。これによって八十神たちは大国主を殺害しようと計略を練り、大石を焼いて赤イノシシといって転がしたり、木の割れ目に挟んだり策略を図るが、これらの試練を乗り越えた大国主命についには滅ぼされてしまう。 この神楽は八十神(兄まあ・弟まあ)の方言丸出しのやりとりが大変おもしろく、前半のユーモラスなシーンと、後半の鬼気迫る太刀合戦が見物となっている。 「黒塚」 熊野、那智山の東光坊の高僧、阿闇梨祐慶大法印が剛力と修行の旅の途中、那須野ヶ原を通りかかり、九尾の悪狐が人々に害を与えていると聞き、人々のために、この悪狐を退治しようと出かける。そこで一夜の宿を借りるが、そこの女主人=悪狐に化かされて法印は逃げ去り、剛力は食われてしまう。それを知った弓の名人、三浦ノ介、上総ノ介により悪狐は退治される。この舞は、宿の主人と剛力や法印の方言を交えたユーモアのあるやりとりや、女が姿を変えた悪狐に2人が追われ、観客の中に入る他の舞にない魅力がある。 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。撮影:2019年6月1日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 発売月2019年7月 ■DVD3枚組/カラー/3枚合計310分/リージョンフリー/16:9/片面1層 著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会 製作:石見工房 【収録内容】 ■DISC-1:帯舞・五條橋・大蛇・岩戸 ■DISC-2:恵比須・頼政・真榊・塵輪 ■DISC-3:八十神・黒塚・カーテンコール/フォトムービー 石見神楽は、室町時代の後期にはすでに舞われていたとも言われ、明治時代の「神職演武禁止令」により氏子へと受け継がれました。 「石見神楽八調子」は、浜田の人々の進取闊達な気質により誕生しましたが、以来石見の地で長い歴史を刻んできました。 地域の伝統芸能として、どっしりと根付いて人々の日常の中にあります。 ある意味では、石見神楽は石見の地にあるからこそ、石見神楽だとも言えます。本公演は、シアターセンジュという素晴らしい劇場に相応しい演出をご用意していますが、浜田や石見地方での石見神楽も、ぜひご覧になっていただければと思います。 日本には世界に誇る数々の伝統芸能がありますが、これらの伝統芸能に共通する点は、「型」です。 石見神楽の舞には「型」と「所作」がありますが、時代が流れていく中で「型」の重要性が忘れられていく傾向があるように感じます。 「型」を追求していくと自ずと個性がにじみ出てくると、ある能楽師の方が言われましたが、全くその通りだと思います。 石見神楽は伝統芸能である前に神楽であるという認識を持った上で、「型」を活かした舞を表現することが大切だと思います。 本公演では亀山社中の「型」の美しさ、品格ある舞を存分に味わっていただきますよう、ご案内いたします。 【演目】 「帯舞」 衣食住の「衣」に感謝をする神楽で赤・白の帯を持って舞う。神功皇后が応神天皇をお産みになられたとき、神の御心を慰め解きほぐすため、天より降りてきた帯とされ、神の心を和らげるものである。 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五條橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上で一戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は、老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として、世界に招聘されている。 「岩戸」 弟神、須佐之男命の悪行に大御心を悩まされた天照大御神は天の岩戸にお隠れになり、世の中は常闇に。そこで兒屋根命、太玉命をはじめとする八百万の神々の神謀らいにより、宇津女命の御神楽の賑わいに少し開かれた岩戸を、手力男命が懸命に開き、世の中に再び光が戻る物語。この舞は、古事記、日本書紀を基とし、天照大御神の御神徳をたたえ、祭事および神楽の起源を語ろうとするもの。古くより石見神楽八調子の岩戸では、舞手は最後の喜舞で面(おもて)をはずし、神楽歌を歌いながら舞を舞い、その土地の平和、繁栄を祈願している。これは天照大御神を新宮へ案内してから後の喜舞で面をはずすことにより、舞っている役柄より大枠の、いち氏子として神への感謝の心を舞い、奉納するという敬神観念からの伝統です。 「恵比須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第一の皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 「真榊」 自然の神様に感謝する舞いで、衣装は烏帽子、狩衣で右手に輪鈴、左手に榊の枝を持ち東西南北、四方を舞い清める神楽。 「塵輪」 第14代天皇、帯中津日子命「仲哀天皇」が、異国より日本を我が物にせんと攻め来た数万騎の軍勢の頭、塵輪を天皇自ら家来の高麻呂を従え、天の鹿兒弓、天の羽々矢を以って退治したという神楽である。この塵輪は身に翼を背負い、色は赤く黒雲に乗って天地を自在に飛び回る大鬼だったという。 石見神楽の能舞の中では、「八幡」と並び基本の鬼舞とされ、悪い鬼が退治される善悪の明快な演目です。4人の激しい激闘はもちろんのこと、ゆったりとした天皇主従の神舞、天皇と別れ天空の鬼を探す高麻呂の舞、俊敏な白鬼、重厚な赤鬼の舞など見所が多い、石見神楽の中でも定番の演目である。 「八十神」 出雲大社のご祭神、大国主命が継兄弟の八十神たちと八上姫をめぐって争う様子を描いたもので、因幡の白うさぎの物語に続く内容が神楽化され、古くから伝えられたもの。八十神たちが八上姫に求婚するが八上姫は大国主を選ぶ。これによって八十神たちは大国主を殺害しようと計略を練り、大石を焼いて赤イノシシといって転がしたり、木の割れ目に挟んだり策略を図るが、これらの試練を乗り越えた大国主命についには滅ぼされてしまう。 この神楽は八十神(兄まあ・弟まあ)の方言丸出しのやりとりが大変おもしろく、前半のユーモラスなシーンと、後半の鬼気迫る太刀合戦が見物となっている。 「黒塚」 熊野、那智山の東光坊の高僧、阿闇梨祐慶大法印が剛力と修行の旅の途中、那須野ヶ原を通りかかり、九尾の悪狐が人々に害を与えていると聞き、人々のために、この悪狐を退治しようと出かける。そこで一夜の宿を借りるが、そこの女主人=悪狐に化かされて法印は逃げ去り、剛力は食われてしまう。それを知った弓の名人、三浦ノ介、上総ノ介により悪狐は退治される。この舞は、宿の主人と剛力や法印の方言を交えたユーモアのあるやりとりや、女が姿を変えた悪狐に2人が追われ、観客の中に入る他の舞にない魅力がある。 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。
8525 円 (税込 / 送料込)

教室の和楽器 三味線(指導編・演奏編)(DVD)
初めて楽器に触れる生徒が、曲を弾けるように基本を中心に構成。現在、教育現場で指導している一流演奏家による懇切丁寧な指導。曲の分析、楽器編成等、より曲が理解し易いように解説。和楽器の特長を生かし日本の古典から洋楽、クラシック曲まで演奏。 【商品内容】DVD2枚組・楽譜 【収録内容】 ■DISC-1 指導編(指導:杵家彌七(杵家派六世家元)) 日本の代表的伝統音楽である三味線を、準備から、持ち方、弾き方等、解り易く解説し、基礎練習をしながら「さくら さくら」が弾けるよう、個人に稽古をつけるように丁寧に指導します。 ●楽器の準備 各部の名称/組み立て方/駒のかけ方/譜尺のはり方/糸の掛け方/糸の巻き方/糸巻きの止め方 ●姿勢 座り方(座奏・立奏)/バチの持ち方/三味線の位置と構え ●調弦 調弦の構え/基音の取り方と基本三調子 ●基本練習・奏法 弾き方/押さえ方 ●いろいろな技法 右手の技法/左手の技法/左右同時に弾く技法 ●楽器のしまい方 ●やさしい和楽器合奏曲 さくらさくら、お江戸日本橋、五木の子守唄 ■DISC-2 演奏編 三味線音楽の名曲を演奏。特に長唄を理解して頂くために、江戸時代から伝承されている名曲「鶴亀」を分析し、解説を加えました。また囃子を加え、完全な形で全曲通しての演奏も収録されており鑑賞用として活用出来ます。 ●勧進帳(部分) 天保11年(1840)4代目杵屋六三郎作曲 曲の最初から「海岸の浦に着きにけり」までの一部を収録しております。 ●小鍛治 天保3年(1832)杵屋勝五郎作曲 ●鶴亀 嘉永4年(1851)10代目杵屋六左衛門作曲箏 【出演者】 【備考】発売日: 2002年04月03日 発売元: ビクターエンタテインメント株式会社 販売元: ビクターエンタテインメント株式会社 ※文部科学省新学習指導要領準拠/演奏曲は「楽譜」つき/商品画像は三味線・琴・和太鼓の各セットを合わせて撮影したものです。
36300 円 (税込 / 送料込)

出演:石見神楽亀山社中【宅配便送料込み価格】2018石見神楽東京公演 DVD3枚組 表示価格は宅配便送料込み価格です
撮影:2018年4月14日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 発売月:2018年6月 ■DVD3枚組/カラー/3枚合計320分/リージョンフリー/16:9/片面1層 著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会 製作:石見工房 【収録内容】 ■DISC-1:四剣・五條橋・恵比須・五神 ■DISC-2:鈴神楽・道返し・大蛇 ■DISC-3:日本武尊・八衢・頼政・カーテンコール/フォトムービー 石見神楽は、かつては奉納神楽で舞われるだけでしたが、現在は週末ともなると、石見地方のあちらこちらで上演されるようになりました。 多くの地域伝統芸能の衰退が叫ばれる中、石見神楽は、まさに現代に生き生きと息づき進化をとげているのです。 一方、石見地方は過疎や高齢化が進み、人々の暮らしは厳しい状況にあります。 そういうなかで「神楽があるから地元に残る」「神楽に魅せられて石見に移住する」といった人々の存在があります。 彼ら多くの若者は、地域の担い手として神楽の舞人として、石見の地にどっしりと根を張り、過疎に苦しむ人々と共に今を生きています。 石見を愛し、神楽をこよなく愛する亀山社中の舞を、ホール公演ならではの演出とともにお楽しみください。 【演目】 「四剣」 一名「笠」とも言う4人舞。狩衣姿で弊櫛の無い小さい幣と輪鈴、扇を採物として舞う。始めの手・中の手・三の手と歌・舞・囃子が変化する複雑な舞で、狩衣の袖をひるがえして舞う姿が大変美しい神楽である 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。 比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上でー戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「恵美須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第ーの皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である 「五神」 国常立王の子である春夏秋冬・東西南北を司る四神の間に、それを不満とする国常立王の末子である埴安大王の使いが現れ、四神と問答を交わす。所領を受け渡さない四神に対して埴安大王は怒り一大決戦となるが、決戦の真っ只中に式部の老人が現れ戦いを鎮め、埴安大王には中央を治めさせ、所領を均等に5分割する。夜明け舞の最後、「大蛇」の後に奉納される舞で「五郎の王子」ともいいます。農民の知識、哲学、倫理観、天文、暦数の説明、陰陽五行説からくる世界観、倫理道徳の教訓、神道、儒教、仏教の哲理までがよく整理されたもので石見神楽の中の最大の長編演目である。 「鈴神楽」 鈴神楽は、神楽の始まりの舞として神前で行う神事の中で、宮司の祝詞奏上の後に舞われることが多く、奉納神楽の最初に舞われる舞で、烏帽子・狩衣を着け、手には神楽鈴と扇を持って舞う。 「道返し」 常陸の国、鹿島神宮(茨城県鹿島町)の祭神である武甕槌命が、世界各地を荒し廻った大魔王を降伏させる神楽。神と鬼が幕を挟んでの言葉の戦いで始まり立ち合いとなるが、激闘の末に鬼は敗れて降参する。鬼は人を食い物とするのをやめ、九州高千穂ヘと赴き稲作に従事することとなる。石見神楽では珍しく鬼が降参し、許されるという形で終わるこの演目は、鬼を殺さずに道の途中から返すので道返しという。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として世界に招聘されている。 「日本武尊」 日本武尊の東夷征伐の神楽。九州の豪族熊襲を平らげた日本武尊は、父、景行天皇に報告するが、次は東の国を平定するよう命ぜられ、すぐに東国へ出発する。途中で伊勢の宮に参拝し、叔母君大和姫に会い「天の村雲の宝剣」を授かることとなる。駿河の国に住む兄ぎし、弟ぎしたちは、天皇の命令に従わないので征伐されると聞き兄弟を呼び集めるが、日本武尊を討つ方法を思いつかないため賊首に教えを請い、[この野には、人々に害を与える大鹿がいる。」と大鹿退治を頼み、尊をあざむく。尊が大野に入ったところを、八方より火をつけ焼き殺そうとするが、尊の宝剣が自然と抜け出て、草をなぎ払い守袋の中の火打ち石で迎え火をつけて難をのがれ、兄弟たちは退治されてしまう。この時、尊は「天の村雲の宝剣」の名を「草薙の剣」と改称した。 「八衢」 天孫降臨の神話を神楽化したもので、八衝とは天上での天降りの途中で、道が多方面に分かれた所を指している。天孫邇々芸命が天降りされようとするとき、道をふさぐ神があったので、天宇津女命に問わせると猿田彦命で、天孫を先導するために出迎えに来たと言う。問答の末、猿田彦命は天宇津女命より広矛を受け、天降りを先導し、筑紫の日向の高千穂にと天孫を誘う。大国主命の国譲りに続く物語。猿田彦(佐太の大神)は、これによって、道しるべの神として奉られている。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて、夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事、怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。撮影:2018年4月14日(土) 東京都足立区千住 シアター1010 発売月:2018年6月 ■DVD3枚組/カラー/3枚合計320分/リージョンフリー/16:9/片面1層 著作:石見神楽東京公演首都圏実行委員会 製作:石見工房 【収録内容】 ■DISC-1:四剣・五條橋・恵比須・五神 ■DISC-2:鈴神楽・道返し・大蛇 ■DISC-3:日本武尊・八衢・頼政・カーテンコール/フォトムービー 石見神楽は、かつては奉納神楽で舞われるだけでしたが、現在は週末ともなると、石見地方のあちらこちらで上演されるようになりました。 多くの地域伝統芸能の衰退が叫ばれる中、石見神楽は、まさに現代に生き生きと息づき進化をとげているのです。 一方、石見地方は過疎や高齢化が進み、人々の暮らしは厳しい状況にあります。 そういうなかで「神楽があるから地元に残る」「神楽に魅せられて石見に移住する」といった人々の存在があります。 彼ら多くの若者は、地域の担い手として神楽の舞人として、石見の地にどっしりと根を張り、過疎に苦しむ人々と共に今を生きています。 石見を愛し、神楽をこよなく愛する亀山社中の舞を、ホール公演ならではの演出とともにお楽しみください。 【演目】 「四剣」 一名「笠」とも言う4人舞。狩衣姿で弊櫛の無い小さい幣と輪鈴、扇を採物として舞う。始めの手・中の手・三の手と歌・舞・囃子が変化する複雑な舞で、狩衣の袖をひるがえして舞う姿が大変美しい神楽である 「五條橋」 出典は義経記で、牛若丸(後の源義経)と武蔵坊弁慶の五條橋での出会いを神楽化したもの。 比叡山西塔の弁慶は、毎夜、京の都に出ては刀狩をしていた。今日で満願という日、五橋に化鳥の者が出没し通行人を悩ませているという噂を耳にした弁慶は、五條天神への参詣の道すがらこの化鳥の者を退治してやろうと思い立ち、五條橋へと赴いた。この化鳥の者の正体は、鞍馬の山を下り自分の力を試す牛若丸だった。出会うべくして出会った二人は、五條橋の上でー戦交え遂に弁慶は長刀を打ち落とされ降参する。そして永遠に主従の誓いを交わしたのであった。 「恵美須」 島根県松江市美保関町、美保神社のご祭神で漁業、商業の祖神として崇拝される八重事代主命(恵比須大神)が、美保の岬において鯛釣りを楽しむ様を舞ったものである。事代主命は、出雲大社のご祭神、大国主命の第ーの皇子で、大変釣りの好きな神様であったといわれている。恵比須の鯛釣りの場面のみの舞が舞われることが多いが、本来は旅人が美保神社を参詣し、宮人が神社の祭神の縁起を語り聞かせ、そのご神徳を述べる部分が前段にあり、福神として崇められる故を物語る風流な神楽である 「五神」 国常立王の子である春夏秋冬・東西南北を司る四神の間に、それを不満とする国常立王の末子である埴安大王の使いが現れ、四神と問答を交わす。所領を受け渡さない四神に対して埴安大王は怒り一大決戦となるが、決戦の真っ只中に式部の老人が現れ戦いを鎮め、埴安大王には中央を治めさせ、所領を均等に5分割する。夜明け舞の最後、「大蛇」の後に奉納される舞で「五郎の王子」ともいいます。農民の知識、哲学、倫理観、天文、暦数の説明、陰陽五行説からくる世界観、倫理道徳の教訓、神道、儒教、仏教の哲理までがよく整理されたもので石見神楽の中の最大の長編演目である。 「鈴神楽」 鈴神楽は、神楽の始まりの舞として神前で行う神事の中で、宮司の祝詞奏上の後に舞われることが多く、奉納神楽の最初に舞われる舞で、烏帽子・狩衣を着け、手には神楽鈴と扇を持って舞う。 「道返し」 常陸の国、鹿島神宮(茨城県鹿島町)の祭神である武甕槌命が、世界各地を荒し廻った大魔王を降伏させる神楽。神と鬼が幕を挟んでの言葉の戦いで始まり立ち合いとなるが、激闘の末に鬼は敗れて降参する。鬼は人を食い物とするのをやめ、九州高千穂ヘと赴き稲作に従事することとなる。石見神楽では珍しく鬼が降参し、許されるという形で終わるこの演目は、鬼を殺さずに道の途中から返すので道返しという。 「大蛇」 自らの悪行により高天原を追われた須佐之男命が、出雲の国斐の川にさしかかると、老夫婦に出会う。夫婦には八人の娘がいたが、毎年現れる大蛇に娘をとられ、残る奇稲田姫もやがて大蛇にとられる運命にあるという。命は老夫婦に毒酒を用意させ、それを飲み酔い臥した大蛇を見事退治する。このとき大蛇の尾から出た剣を「天の村雲の剣」と名づけ、天照大御神に献上し自らの悪行を改める。剣は後に日本武尊により「草薙の剣」と改名、三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られる。島根が舞台の神話で、石見神楽の代名詞とも言うべき神楽である。そのスケール感は他に類を見ず、浜田での提灯型蛇胴の開発により神楽界に一大革命を起こし、日本を代表する伝統芸能として世界に招聘されている。 「日本武尊」 日本武尊の東夷征伐の神楽。九州の豪族熊襲を平らげた日本武尊は、父、景行天皇に報告するが、次は東の国を平定するよう命ぜられ、すぐに東国へ出発する。途中で伊勢の宮に参拝し、叔母君大和姫に会い「天の村雲の宝剣」を授かることとなる。駿河の国に住む兄ぎし、弟ぎしたちは、天皇の命令に従わないので征伐されると聞き兄弟を呼び集めるが、日本武尊を討つ方法を思いつかないため賊首に教えを請い、[この野には、人々に害を与える大鹿がいる。」と大鹿退治を頼み、尊をあざむく。尊が大野に入ったところを、八方より火をつけ焼き殺そうとするが、尊の宝剣が自然と抜け出て、草をなぎ払い守袋の中の火打ち石で迎え火をつけて難をのがれ、兄弟たちは退治されてしまう。この時、尊は「天の村雲の宝剣」の名を「草薙の剣」と改称した。 「八衢」 天孫降臨の神話を神楽化したもので、八衝とは天上での天降りの途中で、道が多方面に分かれた所を指している。天孫邇々芸命が天降りされようとするとき、道をふさぐ神があったので、天宇津女命に問わせると猿田彦命で、天孫を先導するために出迎えに来たと言う。問答の末、猿田彦命は天宇津女命より広矛を受け、天降りを先導し、筑紫の日向の高千穂にと天孫を誘う。大国主命の国譲りに続く物語。猿田彦(佐太の大神)は、これによって、道しるべの神として奉られている。 「頼政」 平安時代の末、幼くして即位された近衛天皇のころ、天皇は毎夜丑の刻になると、もののけに悩まされた。勅命を受けた弓の名人源頼政は一族の猪早太とともに東三条の森へもののけ退治へ向かう。やがて、夜がふけ月夜を怪しい黒雲が覆った。もののけの気配を感じた頼政が「南無八幡大菩薩」と念じ弓を放つ。確かな手ごたえがあり、すかさず早太がとどめをさした。雲が晴れ月明かりに照らされた、そのもののけの姿は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇の姿をした怪物だった。また、その鳴き声は鶉に似ていたという。見事、怪物を退治した頼政は、天皇より左大臣藤原頼長を介して、剣を授けられる。「平家物語」、源三位頼政の鵡退治伝説を神楽化したものである。 【備考】 ※商品発送まで3日~5日ほどお時間をいただく場合がございます。
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万葉人の心を求めて旅し、土地土地で歌われた秀歌を味わう。万葉秀歌を旅する 中西 進(CD10枚組+テキスト)(CD)【プレゼントDVD付】
奈良の初瀬・桜井や飛鳥・山の辺の道へ、遠くは、瀬戸内海や大宰府、そして越の国、信濃、東国まで…万葉人の心を求めて旅し、土地土地で歌われた秀歌を味わう。 万葉集研究の第一人者、中西先生の語りと解説で、万葉集ゆかりの地を旅しながら、その地で歌われた秀歌とその土地のつながりを探り、万葉人の思いを捉えようとした意欲的な大型CD企画。 各巻のCDでは6~7首を取り上げ、中西先生による歌の詠みと解説、その歌が生まれた土地の風土や歴史についての先生の語りを収録しています。テキスト(72頁)には、歌の本文と現代語訳、ことばの解説、詳細な地図、カラー写真などを収載しています。 【商品内容】■CD10枚組 ■テキスト(カラー72頁) ■特製ブックケース入り ■プレゼントDVD1枚 【収録内容】 ■第一巻:初瀬・桜井・宇陀 ~大和朝廷の源流を辿る~ (58分) 万葉集第一巻の冒頭は、五世紀後半に君臨する応神王朝最後の雄略天皇の初瀬朝倉宮の歌から始まる。応神王朝とは河内に中心を置いた王朝であり、その勢力がこの地まで及んだことを物語っているのだろうか。初瀬を旅すると、緩やかな山並みの向こうに、果てしなく大和の国原が広がり、ここから大和を支配下におさめ、その勢力圏を拡大していったありさまが見てとれる。さらに東へ行くと、神武天皇伝承地や倉椅山、その奥には宇陀の安騎野が古代への夢をかきたてる。 ■第二巻:飛鳥・山の辺の道 ~古代文化のふるさと~ (59分) 大和平野のはずれの山間の僻地、飛鳥は平城京や平安京のような広大な平面を持つ都をイメージすると、何と鄙びたところかと思わせる。しかし、この山あいの地から古代文化は発祥した。ぐるりを取り巻く小丘陵の起伏とささやかな平野は、古代文化のふるさとである。 古代人はこの地を捨てて近江へ、そして藤原宮へとその政治の中心を移していく。廃墟と化した飛鳥への愛惜の情がうたわれる。 ■第三巻:生駒・葛城・吉野 ~うるわしの山々へ~ (57分) 生駒の山越えのひとつに、山頂の南に下った鞍部を越える暗峠越えがある。暗越えは今日、奈良街道といわれる道筋である。大和平野の西側に連なる生駒・葛城の連峰は、大和を温かく包む山並みであり、この山々を越えることは、大和の懐から離れることでもあった。愛する人との惜別や故郷への思いが数々の秀歌に残る。吉野はその南に連なり、大和の平野では見られないその山川の美しさは、神聖な場所として古代人の心をとらえた。 ■第四巻:奈良・山城・近江路 ~都の跡を辿る旅~ (57分) 飛鳥から佐保川を上り、奈良から山城、近江へとつづく道は、古代から遠く日本海につながる重要な街道であった。この沿道には、様々な見捨てられた都がある。奈良の都でさえも、一夜にして、都大路のにぎわいは田野に帰したという。 平城京から奈良坂を経て、木津川沿いに山城路を辿ると一時都が置かれた久邇京がある。さらに宇治川を渡ると逢坂山に出る。そこを越えると大湖が眼前に広がる。その湖南の大津宮の古都、そして蒲生野は近江朝廷の残照を今に留めている。 ■第五巻:海の回廊 ~瀬戸内海 旅のうた~ (58分) 瀬戸内海は古代の文化が往来した大動脈である。古代においては、行く手を阻む陸路よりも海路はたやすい道のりであった。しかし、穏やかな瀬戸内とはいえ、自然の猛威の前には当時の木の葉のような船は力をもたない。内海でありながら、海路は常に死と背中合わせの旅だった。まして行く手の玄界灘を越え異国へと向かう遣新羅使の船旅は困難を極めた。弱小船での頼りない海の行路に人生の悲哀が重なり、胸を打ついくたの秀歌が生まれた。 ■第六巻:南海道 ~紀伊 海と光の道~ (58分) 大和の巨勢路から宇智野を経て、黒潮の紀伊へ南海道を行く。周囲を山に囲まれた大和人は、南海への憧れを声高らかにうたいあげる。信土(まつち)の山川、妹と背の山、玉津島山、若の浦、藤白のみ坂、磐代から、熊野の浦へとつづく道程に、古代人は、黒潮と陽光への賛歌と都への惜別をうたう。 また、この地は古代の王権をめぐる血なまぐさい抗争の舞台としても知られ、人と自然の織りなす歴史のドラマに思いを馳せることができる。 ■第七巻:北陸道 ~北の王国 越への道~ (58分) 古く越の国は、都から遠く離れた鄙の王国であって、冬の訪れとともに春まで外界から閉ざされる辺境の地である。天平十八年(七四六年)大伴家持は、妻を都に残して単身越中国守として赴任する。穏やかな大和の風土にはぐくまれて育った家持の歌の世界は、この地の過酷な自然とふれあうことで深まりをみせる。 ■第八巻:伊勢・東海 ~東国 異境への旅~ (59分) 壬申の乱の折に伊勢で東国の兵力を背景に勝利した天武天皇の時代から、大和と伊勢は強く結ばれていた。高見山を越え、伊勢から海路を渡り、伊良虞(いらご)の島に着くと、その先には、尾張、美濃、遠州へとはるかな東国への道がつづいていた。そこには東歌という都人には失われた素朴な日常生活をよみ込んだ新鮮な歌の世界があった。 ■第九巻:信濃・上野・下野 ~遙かなみちのくへ~ (59分) 不破・鈴鹿両関以東は東国である。不破の峡谷部は、近江と美濃の間の国境であるだけでなく、畿内と東国との境界として古来より要衝の地だった。その東方関ヶ原は壬申の乱の「東の国の御軍」を集め、大海人皇子軍の拠点となった。 海沿いの大河川や津を船でこぎ渡る東海道よりも、東国への東山道は、日程の定かな陸路として重要視されていたのだ。不破関をさらに東に行くと信濃に出る。信濃から碓氷峠を越えて上野、下野に入り、その道はさらに北上して遙かみちのくまで延びている。 ■第十巻:大宰府・山陰 ~はてしなき官人の旅~ (61分) 九州は「遠の朝延」といわれたように、大和朝廷にとっては大陸に向かう玄関口として重要視された。現在の大宰府市には、九州全体を治めると同時に外交の拠点ともなった「大宰府」が置かれた。また、博多には筑紫館(つくしのむろつみ)がおかれ、外国からの賓客や官吏の接待宿泊にあてられた。都との往還での官人の歌、特に六十歳の老境を過ぎて、神亀四年ごろに大宰帥として赴任した大伴旅人と筑前国守山上憶良は遠い異郷で積極的にその風土にとけ込み、「筑紫歌壇」とよばれるような文化の華をさかせた。一方、柿本人麿は、荒涼たる石見(鳥取県)の地で妻と別れ、ほどなく謎にみちた死をとげている。 【出演者】 解説:中西進 【備考】 発 行:株式会社アートデイズ 発 行:株式会社ランダムハウス講談社 ※商品発送まで3~5日いただく場合がございます。 ※DVD「美しき こころの歌 抒情歌集」1枚プレゼント中!
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