「日本酒・焼酎」の商品をご紹介します。
阿櫻 純米大吟醸 無濾過原酒 有機秋田酒こまち 日本酒
《 自然と向き合って育てた米が、やさしい甘みと香りで心をほどく 》蓋を開けると、ふわりと甘い香りが立ちのぼる。じゃがいもはほろりと崩れる柔らかさ。玉ねぎと牛肉から染み出した旨味が、煮汁にしっかりと移っていた。すっきりとした醤油とみりんの香りに、生姜が少しだけ効いている。テーブルには、その肉じゃがと、グラスに注がれた一杯の酒。瓶のラベルは再生紙の落ち着いた風合いで、「阿櫻」と力強く墨文字が踊る。その傍らに「秋田酒こまち」や「有機米使用」の文字が並ぶ。来週、友人の家に遊びに行く予定がある。お祝いの贈り物に、何か良い日本酒を探していて見つけた一本だった。純米大吟醸で無濾過原酒。しかも有機栽培米。ネットで調べた「良い酒」としての条件は申し分ない。でも、贈るからには味を確かめておきたい。ということで、まずは自分用に1本。今夜の晩ごはんと一緒に、試してみることにした。グラスに口をつける。香りはおだやかで、華やかすぎず、すっと自然に鼻を抜けていく。口に含むと、予想よりも柔らかい甘みが広がった。酸が少なくて、軽やか。でも物足りないわけではない。飲み込んだあとに、ふわっと米の香りが返ってきて、じんわりと余韻が残る。肉じゃがを一口。ほろほろのじゃがいもと牛肉のコク。そのあとに、もう一口の酒。酒の甘みと出汁の甘辛さがやさしく重なって、口の中が自然とほころぶ。「うん、これはいける。」主張しすぎず、でもきちんと存在感がある。食事に寄り添いながら、食後の余韻まで包み込んでくれるような一本。彼は迷わずスマートフォンを手に取り、オンラインショップを開いた。次は、友人の分。贈ることが、むしろちょっと楽しみになってきた。残りの酒も、少しずつゆっくり楽しもう。《 秋田酒こまちの旨味と901号酵母の香りが調和する、有機酒米100%の清らかな味わい 》秋田県横手市の老舗蔵・阿櫻酒造が手がける「阿櫻 純米大吟醸 無濾過原酒 有機秋田酒こまち」は、蔵のこだわりと技術が凝縮された一本です。使用しているのは、有機JAS認証を取得した秋田県産酒米「秋田酒こまち」。農薬や化学肥料に頼らず、丁寧に育てられた希少な米は、清らかで雑味の少ない酒を生み出します。精米歩合50%まで磨かれた酒こまちを、華やかな香りを引き出す901号酵母で丁寧に醸し、さらに濾過処理を施さない“無濾過”、加水を行わない“原酒”として瓶詰め。米の旨味や酵母由来の香りをしっかりと感じられる、厚みある仕上がりとなっています。キレのある辛口を感じさせながらも、柔らかな甘みと上品な香りが調和した設計。「素材を活かすための製法」と「酒米そのものの魅力」を、まっすぐに表現した一本と言えるでしょう。《 華やぎすぎず、控えめすぎず。秋田の有機米が生んだ、穏やかな存在感 》口に含んだ瞬間、やわらかな甘みが静かに広がり、後からスッと引き締まる辛口のキレが心地よく残ります。香りは901号酵母ならではの華やかさがありながら、派手すぎず上品。有機栽培米「秋田酒こまち」の持つ、やさしい旨味と清らかな後味が、ふんわりとした余韻として続きます。アルコール度数は17.5度と高めながら、重たさを感じさせず、繊細なバランスが光る味わいです。おすすめの飲み方は、10 15℃前後の冷酒。香りの華やかさと、米の旨味がバランスよく感じられる温度帯です。やや常温に近づけても、味に丸みが出てふくよかさが引き立ちます。冷やしすぎず、少しずつ温度を変えて飲むことで、香りと味わいの表情を楽しめるのも魅力です。料理との相性も幅広く、出汁を利かせた和食から、野菜の煮物、卵料理などのやさしい味付けの家庭料理と好相性。なかでもおすすめは、家庭の定番「肉じゃが」。牛肉と玉ねぎの甘辛さが酒の旨味と重なり、飲み口のキレが脂をほどよく切ってくれます。他にも、クリームチーズやカマンベール、かぼちゃのポタージュなど、洋の軽食にもすんなり寄り添います。《 目を細めて味わいたくなる余韻。日々の食卓に訪れる、小さな贅沢 》午後の陽が少し傾いてきた。手土産の手提げ袋を左手に下げ、電車の揺れに身を預けながら、彼は窓の外に流れる景色をぼんやりと眺めていた。彼の脳裏には、先日ひとりで肉じゃがを炊いた夜の記憶がふわりと蘇っていた。湯気の中でじゃがいもがほろりと崩れ、グラスに注いだ酒が、思っていた以上にその甘辛さに寄り添った。香りはやわらかく、口当たりはするりと軽い。それでいて、飲み込んだあとにふと戻ってくるような米の香りが印象的で、思わずひと口ごとに目を細めていた。肉じゃがの夜は、たしかに特別だった。けれど、それで終わらせるには惜しい気がして、あのあとも彼は、少しずつ料理を試していた。次の日には、冷蔵庫に残っていたかぼちゃをポタージュにした。ある日は、仕事帰りにカマンベールチーズとイチジクのジャムを買ってきた。シンプルなオムレツにも挑戦した。あの日以降、自分の食卓に楽しみが訪れたように、今日からあの家にも、この酒をきっかけに更なる楽しみを添えてあげたい。「これなら贈っても大丈夫だ」と、すとんと納得できる酒が今、手提げ袋の中にある。なぜ、数ある酒の中から「秋田酒こまち」を選んだのか。いろいろなスペックは重要だったがそれよりももっとシンプル。この酒を贈る友人と、婚約をした彼女、いや、奥さんと呼ぶべきか。二人とも、秋田県の出身だった。二人とも日本酒が好きで、ヤマダニシキだが、オマチだか、お気に入りの種類がそれぞれあることを以前に聞いていた。でも今回は、ふたりの共通点に寄せてみた。秋田で育ったふたりへ、秋田の米から生まれた酒を。盃を交わしながら「懐かしい味がする」と笑ってくれる気がした。次の駅で降りる準備をする人たちの動きが、車内に静かなざわめきを生んでいた。秋田の米で造った、静かでやさしい一本。渡すとき、どんな顔をするだろうか。そんな想像に、わずかな緊張とともに、少しだけ頬が緩んだ。《 保存・発送について 常温発送可能です 》この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。《阿櫻を造る「阿櫻酒造」とは。》かまくらで有名な雪深い秋田県横手市に明治19年に創業。代表銘柄「阿櫻あざくら」は横手市のシンボル横手城の別名、「阿櫻城 あざくらじょう」が由来。酒造りの技術職人集団(杜氏とうじ)のうち全国五大杜氏の一つが横手市が発祥の山内杜氏(さんないとうじ)。地元横手に生まれ育った現役の杜氏 照井俊男(てるいとしお)が酒造りのすべてをとりしきっています。杜氏歴30年以上の大ベテランのもと「まずはやってみよう」と積極的に斬新な酒を生み出す。寡黙であるものの内に秘めた情熱をもって酒造りに取り組んでいる東北を代表する酒蔵です。
4180 円 (税込 / 送料別)